第一話 異世界へ・・・・
ども。
っていっても今日二話目の投稿ですが・・・・。
本当なら毎日投稿すべきなんでしょうが、
私にはそんな計画性ってものがないので。
っていうかその類の能力はカスいので。
覚えているうちに投稿したいと思います。
「知らない天井だ。」
俺はテンプレ的な台詞を言ってみる。
が、何もおきない。
ヤバイ・・・・寂しくて死んでしまいそうだ。
・・・・・・あー、その・・・あれだ。
もう死んでるから死ぬことはないが・・・・・。
例えだから細かいことは気にしないでくれ。
「それにしてもここは・・・・・・?」
白白白・・・・・・黒?
・・・・・・・・一つなんか違う色が入ったが気にしない。
「あ、誰か来た~。」
いや。
今のは俺じゃないぞ。
大体そんな高い声は出ない。
そう思っていると黒の中から人が出てきた。
あ。
あの黒いのって建造物だったのか。
「ようこそ。僕の神殿へ。」
神殿?
「そうだよ~。ここは神の世界の一部。」
へぇ~。
死んだらその瞬間あっちの世界に行くわけじゃないんだ。
「君の言うあっちの世界ってのは黄泉の国?」
「あぁ。」
「君はあっちにいかなくてもいいんだよ。」
「へ?」
わけが分からない。
俺はさっき刺されて死んだ。
そしたら黄泉じゃなくて?
「君は生前に結構命を助けたことがあったでしょ~。」
主に動物のな。
家は2、3年前まで獣医だったからな。
それも親父がもうやめちまったが。
理由は妹が病弱だったからで。
今はもう元気だがな。
えっ?どれくらいかって?
それはもう・・・・・。
気持ちよく寝ている兄の腹にハードなヘッドバンキングしたり・・・・。
腹の上で情熱的なサンバのリズムを刻んだりとさまざまだ。
とにかく元気ってことは伝わったろ?
おっと、話がそれちまったな。
「終わったかい?」
「気付いてんなら止めろよ!」
まあいいけどさ。
「で、黄泉にはいかなくてもいいとはどういうことだ?」
「君にはもう一度人生を楽しむ権利が与えられたんだよ~。」
もう一度人生を楽しむ権利?
「うん。」
でも俺の体はもう。
「異世界での・・・・・・。」
今異世界って言ったか・・・・?
「だから異世界で第二の人生を謳歌する権利。」
おお・・・・・ファンタスティック・・・・・。
「ちなみに顔や体は変わるけど君の意思はそのままだよ。」
・・・・・は?
「つまり、転生というよりは肉体が変わるトリップだね。」
・・・・・うん。
・・・・・・・さっぱり分かんない。
「魔法、魔物、錬金術、剣なんでもアリ。」
すごい世界!
っていうか、なんてテンプレ!
「だから、君には出来る限りの後押しをさせてもらうことにするよ。」
例えば・・・・?
って聞くまでもないか。
「どんな能力でも付けようじゃないか。」
やっぱり・・・・。
「さあどうぞ。付けられる範囲で言ってみて?」
「じゃあ、魔力無尽蔵。」
「つけたよ。」
「身体および体力スキル上昇。」
「つけたよ。他には?」
「主人公体質付与。」
「元からついてるよ。」
「そっか」
「うん。」
「じゃねぇよ!」
何でもとからついてんだよ!?
まあいっか。
「特殊スキル。」
「元からついてるようなもんだけど。もっと増やしとくね。」
「体にあと何か付けといて。」
「了解。」
こんなもんか?
「最後につけたヤツは最初、自分の意思では使えないよ。」
ふーん。
「準備はいいらしいから、じゃあいってらっしゃい!」
「まだいいって言ってねぇだろ!」
「はっ!問答無用!」
いかん急にゴツいおっさんに見えてきた!
あれが本当の姿か!
声に惑わされて気付かなかったとは不覚!
「てめぇ!いつか覚えていやがれ!」
そこで俺は下から神を眺めつつ意識を失った。
作:死ぬかと思ったよ。
氷:あれで死ななかったのか・・・・・。
作:何があったかはグロくていえない・・・・。だから自分で判断してね。
神:おっはよー!
作&氷:もう昼だ!
神:二人掛りで突っ込まなくてもいいのに・・・・・。
氷:おっさんがそんな声出すな気持ち悪い。
神:僕だって好きでこんな声してるんじゃないわ!
作&氷:・・・・・・・・・。
神:なんで二人とも黙っちゃうの?
作:しゃべり方も気持ち悪い・・・・。
神:己のせいじゃろうが!!
氷:そんなこと作者に言ってもなぁ~。
神:もういいわ!
神は泣きながらログアウトしました。
氷:やっと帰ったか。
作:めんどいなぁ~。
氷:次回の予告はいらねぇな。
作:そうだね。
氷:この後、か〇ぱ寿司でも行くか?
作:いいね。かっ〇寿司。
作&氷:というわけでさよ~なら~。