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Dear 狂愛  作者: みの
4/30

3話 現状の把握!え?死亡フラグ!?

 

 Dearというゲームは、私が当時高校1年の時にフルコンプリートした乙女ゲームだ。


 もしも、夢を見るにしても、トリップする乙女ゲームがあるにしても、私は、絶対に、このDearというゲームは選ばない。なぜなら、姉から借りた、このゲームの趣旨が“狂愛されたい”だった。選択肢を選び、進んでいくうちに攻略対象キャラクターが、高確率で病んでいく。各キャラクターのトゥルーエンド以外は、主人公が死亡するという結末。高校1年の、純粋な私には、かなり、ショッキングだった。

 

 鏡を睨み付けて、今の自分の姿を、目に焼き付ける――――夢だとしても、死にたくない。


「絶対、生き残ってみせる!」


 自分に喝を入れ、風呂に入り、自分の部屋に行く。

風呂場を探すついでに無駄に広い家を歩き回って、部屋の配置を確認して自分の部屋を見つけたから完璧だ。これからDearの主人公ヒロインとして生活しないといけないのだから記憶の整理と、情報収集をしなくちゃ! 攻略対象達のLOVE度を上げなければイベントは起きないしね。


 目指すは死亡フラグを総回避!


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