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部活動体験2

「では、まずは自己紹介ということで。私は副部長代理日神 月日。四年生だよ。属性は銀髪だけど日の家の混属児だよ。」

ニコニコというが、センシティブな話題なので触れにくい。少し気まずそうな雰囲気を感じたのか先輩は目線で隣に合図を送る。

「前回も会ったよな、星野 冬弥だ。」

前回、私に扉をぶつけた水色の髪人だ。そして聞きたかった怒りと共に湧いてきた疑問を聞く。

「あの、もしかして夢奈のお兄さんですか?」

「そうだけど、ああ夢奈の紹介か後で報酬渡さないとな」

「報酬?」

「あいつと約束したんだよ、紹介したやつが部活動に入ったら約束として…、これは本人に聞いてくれ」

次、というように手をひらひらと揺らす。正直顔が全く似ていないので兄弟には見えないが、表情や雰囲気が夢奈とそっくりだ。

「はい不知火 茜、二先生です。会計を担当しています。」

前回怒っていた人だ。オレンジがかった赤髪が綺麗に映えている。二年生で会計とは珍しい、もっと高学年が担当しているイメージがあった。


三人からの目線を感じ自己紹介する。

「水野 くじらです。よろしくおねがいします。好物は魚介類全般です。」

前回も自己紹介をした気がするがしょうがない。しかし、前回は体験会だったとしても三人しかいないのは余りにも少ない。説明では十人はいるはずだが。訝しんでいるのに気づいたのか日神先輩が口を開く。

「兼部している人が多くてね、今日は四人しかいないんだ。」

「前回いた護は歴史研究部の方に行ってるよ」

ついでに星野先輩が説明してくれる。

 四人?、嫌入る時に出会った先輩がいた。というか、この部活でまだ部長にも副部長にも出会っていない。どちらかも兼部


「あの、部長さんは?それか副部長さんは」

気のせいだろうか一瞬、一瞬だけ部室の空気が冷えた気がした。


「副部長ならそこにいるよ」

 先程の空気をなかったことにするように、星野先輩が指を指す。その先には前回は見かけなかった茶色い扉が出現していた。


「ああ、そうだあの人も紹介しないとか」

少し面倒くさそうに腰を上げ日神先輩が茶色い扉を荒々しく開けた。


「せんぱーい、自己紹介してください。一応副部長でしょ」

「面倒だ、まだ入部するか確定していないのだろう。確定してからでも遅くないだろう」

「遅いから呼んでんだよ」

予想通り先ほど扉の前で聞いた声がする。日神先輩は一応先輩と呼んでいるが一切の尊敬の意を感じない。


無理やり出された副部長?は本当に面倒くさそうにこちらを見た。


pixivの方でブックサンタの企画に参加しています。よかったら見つけてみてください。今後pixivの方には短編を乗せるかもしれないかもです。

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