第59話 首都グランドツール
武闘大会の方を選択
訂正)
武闘大会の参加者五十万人→武闘大会の参加者十万人に変更しています。
ディーネさんから渡された賢者の一族が使う赤色のローブを着て回復する現場にいます。
賢者の一族というのは「賢者アレク様を慕う一族」の略で賢者アレク様の血縁や縁者の集まりのことではないそうです。
賢者研究会という二つ名のような別名もあるのだとか・・・。
聖女へとクラスチェンジした私の姿が、知らない人が見れば聖女を思わせる恰好なので都合が悪いそうです。
だから、賢者の一族の象徴である赤色のローブを着て、賢者育成中の回復魔法を使える者として参加するのだとか。
特に神々しいローブと光り輝く杖はクラスチェンジ時の謎の発光現象は無くなったものの「なりきり衣装 聖者の法衣」と酷似しているので知る者が見たら一目で聖女の衣装だと分かるそうです。
緑の勇者様の召喚が知れ渡っているので、この場に聖女の存在が噂されるのさえも不味いそうです。
神の恩恵(ステータス)で初期クラスが補助魔法使い、または補助魔法スキルを持つ者は各地にある教会を通じてアズアン聖神国に保護され、次代の聖女アンズ様への修行が開始されます。
次代の聖女の育成・保護の為に全ての国の全ての村に教会を設置し、いち早く次代の聖女候補を探し出し保護することが目的なのだとか。
補助魔法のスキルを持つ者が必ずしも補助魔法使いのクラスに就いているとは限りません。
回復魔法使いのクラスで補助魔法のスキルを持つ者のように二つ以上のスキルを持つ者がいるからです。
誰にも言えないですが、本当の聖女は私(カスミール)なのです。
私以外は聖女のクラスには就けないと聖女アンズ様から教えて貰ったことなので間違いないでしょう。
聖女に近いクラス(たぶん、司祭のクラス?)の女性が今代の聖女アンズ様に選ばれているのでしょうね。
その人の立場ってのもあるし、聖女の存在が隠されていた事実も不味いそうです。
実際には聖女アンズ様が隠してた訳ですが、そんなことを言っても信じて貰える訳もないですし、聖女の力の発覚したら直ぐにも申し出ていないので余計に不味いです。
私たちに用意された部屋には、椅子が十~二十客ぐらい用意されていて、その椅子に回復魔法を受ける患者さんが座っていきます。
患者さんが十人座る→私が回復魔法で治す→患者さんが出て行く→次の患者さんが十人入って来るの流れ作業で怪我した患者さんが治療されていきます。
私が担当する患者さんは自分で動ける軽傷な場合に限られていて、酷い怪我で動けない人とかはアズアン聖神国から招いた司祭の方々が対応し治療していきます。
それでも、治療対象となる患者が一番多いのは軽傷の人とここで回復魔法で治療が行われると知って各地から集まって来た人の割合が多いです。
それに範囲上級回復魔法一回で十人ぐらいは完治するので入れ替わり立ち代わりで怪我した患者さんは治療されていきます。
ー回復魔法や回復魔術ー
回復→中級回復→上級回復は回復魔法レベル10までに覚える単体回復魔法です。単体=一人にしか使えない回復魔法です。上級回復になると回復効果が良くなります。
範囲回復→範囲中級回復→範囲上級回復は回復魔術レベル10までに覚える範囲回復魔法です。
魔法の効果範囲は約20ぐらいの広さの部屋ぐらいなら十分に効果があります。熟練度稼ぎなら範囲回復ですが(;^_^A
こんな感じで軽傷の怪我人を私に用意された部屋で治療していきます。
一日で百人以上の人の治療にあたるそうです。
四~五日ぐらいの予定だとしても最低四百人とかの怪我人がいる訳ですし、私以外にも治療を担当する人いる訳で軽く千人は超えるってどれだけ怪我人が出るような武闘大会なのだろうか気にはなります。
武闘大会ですが、まだ予選の段階だそうです。
参加者は約十万人ぐらいいるそうで、連日の予選でたくさんの怪我人が出ます。
その怪我の治療のお手伝いに賢者の一族に声掛けがあり、私がそれに参加しているって訳です。
十万人もの人が戦うのではなくても、百人規模の戦闘だけでもかなりの人数の怪我人が出るので連日回復役が必要な理由も理解出来ます。
武闘大会はソロ部門とパーティー部門があって、予選なのでソロ部門とパーティー部門の同時に開催されているかと思っていました。
ソロとパーティーのどちらにも参加する人がそれだと参加出来ないので、ソロ部門の予選が終了後にパーティー部門の予選が開催されるなど日程の調整は行われています。
武闘大会は、グランドツール共和国にはお祭り騒ぎです。
大会参加者だけでも約十万もの人が集る訳ですし、参加者の食事や宿泊所なども考えると凄くなるはずです。その上に観戦のためにとか治療を目的とした人とかも含めると凄い人数になります。
私の武闘大会の参加は却下されました。
興味本位で参加するのはアリか? なんてことをディーネさんに聞くとこの大会では攻撃魔法は使ってはいけないので魔法を封じて上位クラスなどを相手にするのは無理だと断言されました。
ディーネさんならどれぐらいまで行けそうか? と聞くと「もし、参加出来るなら優勝」と言われました。
ディーネさんは過去に優勝した経験があるそうで、優勝した年から何年も参加していません。
参加すると優勝してしまうと興行が面白くならないから参加を認めて貰えないみたいです。
強すぎて相手にならないから参加出来ないって本当にあるんだと思いました。
ちなみに、ディーネさんには「魔剣」や「魔剣のディーネ」という二つ名があるそうです。
魔法剣士系のクラスという意味からか魔法と剣を使うからという意味から付けられた名とは思いますが・・・真相は不明です。
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ーリメイク情報ー
終焉の起源をリメイクしています。
こちらの作品も宜しくお願いしますmm




