第53話 力の継承 聖女アンズと賢者アレク ※
ステータス表示
修正)ステータス表示の変更
上部と下部を入れ替えました。
冒険者ギルドカードにスキルが表示されないという不具合の修正です。
ーステータスの対外向け(今までの表示)ー
カスミール
レベル37
年齢:15歳
性別:女性
クラス:聖女
力:2,600
知恵:2,600
防御:2,600
早さ:2,600
運:2,600
魔力:2,600
生命:2,600
スキル:クラスチェンジ、鑑定、聖なる癒しの力、祝福
(武技スキル)
斧術レベル8:(0/80) 剣術レベル6:(3/60)
槍術レベル6:(3/60) 盾術レベル5:(0/50)
刀術レベル2:(5/20) 短剣術レベル1:(0/10)
槌術レベル1:(0/10) 杖術レベル1:(0/10)
鎌術レベル1:(5/10) 弓術レベル1:(0/10)
投擲レベル1:(0/10) 魔法剣レベル1:(0/10)
格闘術レベル1:(0/10)
(魔法スキル)
火魔法レベル6:(5/60) 水魔法レベル6:(5/60)
風魔法レベル6:(5/60) 土魔法レベル6:(5/60)
光魔法レベル6:(5/60) 闇魔法レベル6:(5/60)
回復魔法レベル5:(0/50)
(その他)
気配遮断レベル4:(0/40) 隠密レベル4:(0/40)
身体強化レベル4:(0/40) 忍び足レベル4:(0/40)
暗殺レベル4:(0/40) 罠レベル1:(0/10)
( )が付いた項目は他の人には見えません。
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ーステータス(カスミール用)の表示ー
カスミール
レベル37
年齢:15歳
クラス:聖女
スキル:クラスチェンジ、鑑定、聖なる癒しの力、祝福
※クラスチェンジ候補:
武闘職)剣士、斧士、槍士、盾士、戦士、魔法剣士、魔法戦士
弓使い、短剣使い、刀使い、杖使い、槌使い、鎌使い、格闘家
魔法職)火魔法士、水魔法士、風魔法士、土魔法士、光魔法士、闇魔法士
魔法士、回復魔法士、
特別職)盗賊見習い、聖女、勇者、賢者
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賢者アレク:
こんな感じで良かろう。
お主の知識にはゲームという物があったからの。
どうじゃ? これで分かりやすくなったじゃろ。
これこそが天眼の成せる技じゃな。
カスミ:
これは私が今まで知りたかった内容です。
ありがとうございます。
ここから出る方法とかは?
賢者アレク:
ここは儂の力が消えると自然と元の世界に戻る。
カスミ:
領都イナフルに戻るってことですか?
賢者アレク:
申し訳ないが、領都イナフルではないな。
グランドツール共和国にある儂の屋敷じゃ。
儂の部屋と呼んでいる特殊な空間は、入り口は何処にでも作れるが出口は一か所にしか作れないんじゃ。
グランドツール共和国にある儂の屋敷にしか出口はないからの。
どうしてもそこに出てしまうからの。
カスミ:
グランドツール共和国ってどんな所ですか?
賢者アレク:
エルフの作る自治区、獣人の作る自治区、ドワーフの作る自治区、人が作る自治区、竜人(ドラゴニュート)が作る自治区の五つの自治区から成る国家じゃな。
お主にはドーナツと言えば分かるかもしれんな。
それぞれの自治区が中央自治区を守るように配置されておる。
中央自治区の中心には、城下町と呼ばれる都市がある。
城下町は、王都や首都や帝都と同じぐらいの規模がある都市じゃ。
城下町に中心には城もあるぞ。
青の勇者が面白がりながら作ったとか言っていたから、おそらくは黒歴史なんじゃろうな。
エルフの自治区に儂の屋敷がある。そこは自由に使っても大丈夫だ。
屋敷を利用する時は賢者のクラスで利用してくれ。
お主の姿を見て、屋敷を管理する者たちが賢者の弟子か何かと勘違いするからな。
中央自治区から転移門を使うと他国へと行ける。
魔石と代金は必要なのは何処でも同じだぞ。
まぁ、詳細は屋敷を管理する者にでも聞いておくれ。
カスミ:
勇者パーティーの方ってどのぐらい長生きだったのですか?
聖女アンズ:
それを聞いちゃいますか。
魔王ガリア様は五百歳ぐらいだったはずですわ。
私たちと合流した時点で二百五十歳を超えていたと聞いたことがありますわ。
大戦後、二百年後ぐらいに亡くなったと思われますわ。
剣神ジョアは大戦後直ぐに亡くなりましたわ。
確か、六十歳ぐらい。人ですもの仕方ありませんわ。
賢者アレクは・・・
賢者アレク:
青の勇者様が召喚される以前から儂は亡くなっておると思う。
儂の魂とマジックアイテムは同一化したんじゃ。
首のネックレスが本体と言えば分かるかな。
青の勇者様は大戦後百年ぐらい生きた。
聖女アンズ姫も大戦後直ぐに亡くなった。
人だからな。長生きは出来んて、確か・・・
聖女アンズ:
女性の年齢を気軽に言うものではありませんわ。
私はh・・・ぐらいで亡くなりましたわ。
賢者アレク:
儂が使った禁呪で皆が肉体を持たぬが生きてはおる。
お主の力の源となることで、儂らも漸く眠ることが出来るんじゃ。
聖女アンズ:
そろそろ質問はお終いにしますか?
カスミ:
はい。次で最後の質問とします。
世界の脅威に関する私が知っても問題ない内容を全て教えて下さい。
封印の仕方、どんな存在だから封印しか出来なかったのかなどなど
聖女アンズ:
今回は世界の脅威の封印は出来ないでしょうね。
彼の予想通りだとすると神が同じ結果を求めないからですわ。
彼は世界の脅威は、邪神ではないかと言っていましたわ。
この世界の神でも手に負えない存在で、神により封印され封印が解けるタイミングで青の勇者である彼が召喚されたんじゃないかと言っていましたわ。
カスミ:
どうして彼が言っていたとかって話になるのですか?
実際に聖女アンズ様や賢者アレク様は世界の脅威と戦われたのですよね?
聖女アンズ:
私たちは何も覚えていないのですわ。
世界の脅威に関する情報や青の勇者様の姿や声や性格も覚えていませんわ。
もう一度会えば直ぐに分かるのに、離れてしまうと忘れてしまうという不思議なことが起りますわ
この世界の記録に残っている青の勇者の情報と同じぐらいの情報しか手元にはありませんわ。
それと彼が語った内容ぐらいしか覚えていないのですわ。
これは私たちの想像ですが、新たに誕生する次代の勇者に神は一切の情報を与えることなく世界の脅威を倒せと言っているのではないかと思いましたわ。
だからこそ、そんな神に一泡吹かせようと考えた結果が、勇者の力をも超えた存在を作り上げることなのですわ。
今は私聖女アンズの力と賢者アレクの力しか与えられませんが、世界の脅威を討伐しこの世界に安寧をお願い致しますわね。
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ーリメイク情報ー
終焉の起源をリメイクしています。
こちらの作品も宜しくお願いしますmm




