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赤の勇者 ~ちっちゃい聖女は伝説の勇者様?~  作者: エグP
第三章 旅路 アズアン聖神国

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閑話 緑の勇者と旅の仲間の選出

緑の勇者の続編(緑の勇者 二話目)です

 私の名前は、もり らんです。

異世界に転生したら十八歳に若返って緑の勇者と呼ばれるようになっていました。


 勇者の装備品として与えられた指輪を装備すると無色透明だった指輪に付いてた宝石が緑色になったから緑の勇者と呼ばれるようになりました。

 緑色は青の勇者の時代におられた聖女様のお気に入りの色だそうで、アズアン聖神国というこの国では大変有難い色だとか。


 以前の勇者は、青の勇者と呼ばれた男性だそうです。創世と建国の時代に活躍した人物です。

 具体的な年数までは記録されていないそうで、今から千年~二千年前に活躍した人物と伝わっています。


 勇者の装備品として受け取った無色透明な宝石の付いた指輪の宝石が青色になったことから青の勇者と呼ばれるようになったみたいです。

 宝石の色が緑色だから緑の勇者、青色だから青の勇者というのも単純過ぎますね。


 (千年や二千年前だから私が知りたい情報なんて残っていなさそう)


 世界の脅威と戦った勇者パーティーは、「青の勇者タイチ様」「聖女アンズ様」「剣神ジョア様」「魔王ガリア様」「賢者アレク様」の五人です。

 私の感覚では勇者と魔王が同じパーティーっておかしいなと思いました。


 聖女アンズ様所縁のここアズアン聖神国では何代目か分からないですが、聖女アンズの名を継いだ人物が勇者様が召喚されると勇者パーティーに加われるよう待機されているそうです。


 初代聖女アンズ様とは血縁関係はありませんが、回復魔術、補助魔術、状態異常回復魔術に長けてる女性だけが聖女アンズの名を受け継ぎ勇者様に同行することが出来るそうです。


 (落語家や歌舞伎役者のように代々受け継いだ名を襲名するってことかな)


 クラスはゲームでいう所のジョブや職業

ジョブチェンジや転職はクラスチェンジというそうだ。


 今代聖女アンズさんは司祭のクラスでした。

きっと聖女アンズ様が司祭のクラスであることは対外的には秘密の事情でしょう。

 私も秘密にすることにします。


 司祭はスキルレベルが高い回復魔術、補助魔術、状態異常回復魔術が使える者が就けるクラスです。

 回復魔術、補助魔術、状態異常回復魔術が使えてもスキルレベルが高くないと司祭のクラスには就けないそうです。


 聖女のクラスに就く方法は失われており、初代聖女様の記録を元に司祭のクラスが一番聖女アンズ様のイメージに近く、司祭のクラスに就ける女性が次代の聖女アンズ様になるべく修行が行われてるそうです。


 きっと初代聖女様は回復魔術、補助魔術、状態異常回復魔術に長けていたのでしょうね。


 この世界の人は十歳になると神の恩恵(ステータス)を授かります。

その神の恩恵(ステータス)で補助魔法レベル1を授かった者だけが将来司祭のクラスに就くことが出来るそうです。


 補助魔法スキルや補助魔術スキルを覚える方法も失われており、生まれながらに持つ神の恩恵(ステータス)で授かるスキル(補助魔法レベル1)に頼るしかなかったのでしょうね。


 剣神、賢者、魔王と呼ばれるクラスも就く方法も失われているそうです。

千年か二千年前の当時は聖女、剣神、賢者、魔王と呼ばれるクラスや補助魔法のスキルの情報が知れ渡っていたのではないかと思います。


 長い月日の影響で現在は失われてしまったのでしょうね。

魔王のクラスに関しては本当にそんなクラスが存在したのか怪しいそうです。


 アズアン聖神国は初代聖女アンズ様所縁の国なので今代聖女アンズさんが仲間に加わります。

 他の勇者パーティーの仲間所縁の地は現在存在しておりません。 


 グランドール帝国からは上級クラスの魔術師よりも更に上のクラスである魔導士の方が仲間に加われるそうです。

 グランドツール共和国からは剣聖と武術王のクラスを持つ者が加われるそうです。


 グランホーク王国からは剣聖と司祭というクラスを持つ者が加われるそうです。

青の勇者様が召喚されたグランドワール王国から剣聖と盾王というクラスを持つ者が加われるそうです。


 魔導士のクラスはあらゆる攻撃魔術が使えるスペシャリスト。

 武術王のクラスは素手で戦うクラスの上級クラス。

 盾王のクラスはタンクとして活躍するクラスで盾職の上級クラス。

 司祭のクラスは男性も就けます。

 

 聖神国の女性司祭の中から聖女アンズの名を継げます。

聖神国以外で司祭に就いている女性もいますが、聖女アンズの名を継げるのは聖神国の女性司祭だけのようです。


 聞くところによると、上級クラスは青の勇者様の頃の伝説と言われるクラスに比べると大したことはないクラスだそうです。

 その中でも魔導士のクラスを持つ方は仲間にした方が良いと言われますが、各国がどのような所かも知りたいし、その人物の人となりを知らないとお互いに命を預かる預けられる関係にはなれないと思う。


 女の私が見ず知らずの男性ばかりとパーティーを組むのだから、命以外の危険も考えないといけませんしね。

 聖女アンズさんは連れて行きますよ。


 各国から参入出来る武術王、盾王は上級クラス。

剣聖、司祭、魔導士のクラスは上級クラスよりも上のクラスです。


 青の勇者の頃と比べると力不足と言われても仕方ないのかも。

当時は全員は上級クラスよりも上のクラスだったそうですからね。


 上級クラスの上のクラス名や公開されていないクラス名などは特定の条件を充たさないと何を言っているのか分からないそうで私にも分かるような言葉を使っているそうです。

 剣聖も上級クラスの上のクラスなので本来なら分からない言葉になるそうですが公開されている情報なので剣聖と普通に聞こえるそうです。


 (公式に公開されている情報なら私にも伝わるみたいです)


 余談ですが


 青の勇者様が召喚された国、聖女アンズ様の故郷は滅んでいました。

青の勇者様がグランドワール王国を、聖女アンズ様がアズアン聖神国を建国されています。


 グランドール帝国やグランドツール共和国に関しては当時の歴史に記録されていませんでした。

 剣神様、賢者様、魔王様の所縁の地に建国された訳ではないようです。

 

 一説では現在の五大国家は建国と創世の時代に作られたのではないかと言われています。

 グランドワール王国、アズアン聖神国、グランドール帝国、グランドツール共和国、グランホーク王国が五大国家と呼ばれています。

評価やブックマークをしていただけると励みになります。


ーリメイク情報ー

終焉の起源をリメイクしています。

こちらの作品も宜しくお願いしますmm

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