第31話 ランクEの攻略の成果 ※
リザルト回です。
数が多いので数字にしています。
ランクEダンジョン攻略の成果
六階までの成果
・スライムの魔石10個=銅貨10枚(銅貨1枚x10)
・ゴブリンの魔石65個=金貨3枚、銀貨3枚、銅貨5枚(銅貨5枚x65)
・ゴブリンの棍棒20本=金貨2枚(銀貨1枚x20)
・ゴブリンリーダーの魔石6個=金貨3枚(銀貨5枚x6)
・ゴブリンメイジの魔石4個=金貨2枚(銀貨5枚x4)
・ゴブリンソード18本=金貨180枚(金貨10枚x18)
・ゴブリンキングの魔石1個=金貨100枚(金貨100枚x1)
・ゴブリンエースの魔石22個=金貨110枚(金貨5枚x22)
・キングの剣1本:金貨200枚(金貨200枚x1)
合計 600万3、500ゴールド
(金貨590枚、銀貨70枚、銅貨335枚)
七階~十階までの成果
・オークの魔石100個=金貨20枚(銀貨2枚x100)
・オーク肉40個=金貨160枚(金貨4枚x40)
・オークキングの魔石1個=金貨150枚(金貨150枚x1)
・オークキングの剣1本=金貨200枚(金貨200枚x1)
・オークリーダーの魔石20個=金貨10枚(銀貨5枚x20)
・オークスピア10本=金貨100枚(金貨10枚x10)
合計 630万ゴールド
(金貨610枚、銀貨200枚)
ランクE攻略 成果
合計 1,230万3,500ゴールド
(金貨1200枚、銀貨270枚、銅貨335枚)
この金額からレンタルマジックバッグ(武器用、魔石用、それ以外)の三個分の代金五日分の五十万ゴールドの支払いがあります。
ダンジョン街では、ソロ冒険者や冒険者パーティーがダンジョン探索を有利に進めるようにマジックバッグのレンタルをしています。
主にドロップアイテムは貴重で高額な物も多いので、持ち帰れなく残念な思いをしないようにという配慮だそうです。
ダンジョン街はダンジョン探索する冒険者の活動するから成り立っている町です。その冒険者が高価で貴重なドロップアイテムを売ると町に利益が手に入ります。
食料などの消耗品を購入したり宿屋に宿泊しても利益が手に入ります。
冒険者が散財するから町が儲ける。
冒険者が儲けやすい環境を作ることがマジックバッグのレンタルする商いが始まった理由だそうです。
冒険者が持ち帰ったドロップアイテムが売られなくてもレンタル費用で儲けることが出来るし、ドロップアイテムを売ればレンタル費用+アイテムから得る利益が手に入るという冒険者を利用した商いです。
マジックバッグのレンタルは、ダンジョン管理局の受付で手続きを行います。
一日十万ゴールドですが、武器用、魔石用、それ以外を入れられるように三個がセットで貸し出されます。
一度、ダンジョン探索を始めるといつ戻って来るのか分からないので代金の精算は後払いだそうです。
マジックバッグの収納量は無限です。
ただし、時間経過は起こるそうで日持ちのしない物(お弁当など)をそれ以外に入れて腐らせたりしないようにと言われます。
大量の食糧を持ち込めることで長い期間ダンジョンの中で活動し冒険者が稼いでくるからです。
こんな便利なマジックバッグも私物化出来ないような工夫が施されています。
ダンジョン管理局が管理する建物の中かダンジョンの中以外に持ち運ぶと中身の重さが加わり、その後に中身が全て排出されるそうです。
この現象はマジックバッグに使われている魔法の効果が失われて普通のバッグに戻るから起こるそうです。
普通のバッグですから中身の重さを感じますし、袋の容量を超えてまで物を入れることは出来ません。
限界容量を超えたバッグは物が入り切らなくなってバッグから排出される(破れてしまう)そうです。
決められた場所以外にはマジックバッグを持ち出せないから、私物を持ち込み詰め込む作業をするしかないそうです。
長期に渡るダンジョン探索に必要な大量の食糧も準備し、ダンジョン管理局まで持ち運んで来なければなりません。その上にマジックバッグに詰め込む作業も必要になって来ます。
冒険者パーティーにとって必要ない無駄な作業と思いました。
カスミール
レベル35
年齢:15歳
性別:女性
クラス:聖女
力:1,700
知恵:1,700
防御:1,700
早さ:1,700
運:1,700
魔力:1,700
生命:1,700
スキル:クラスチェンジ、鑑定、聖なる癒しの力、祝福
クラスチェンジ候補:剣士、斧士、槍士、盾士、戦士、火魔法士、水魔法士、風魔法士、土魔法士、光魔法士、闇魔法士、魔法士、魔法剣士、魔法戦士、回復魔法使い、聖女、勇者
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カスミール
レベル35
年齢:15歳
性別:女性
クラス:魔法戦士
力:350
知恵:150
防御:350
早さ:190
運:350
魔力:200
生命:350
スキル:剣術レベル6、槍術レベル6、斧術レベル7、盾術レベル5、初級魔法レベル5
※クラスチェンジ、鑑定
※クラスチェンジ候補:剣士、斧士、槍士、盾士、戦士、火魔法士、水魔法士、風魔法士、土魔法士、光魔法士、闇魔法士、魔法士、魔法剣士、魔法戦士、回復魔法使い、聖女、勇者
※が付いた項目は他の人には見えません。
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聖女の神の恩恵(ステータス)をじっくり見るのは初めてな気がします。
魔法戦士と比べてみても能力値に大きく差があり過ぎていました。
これでは、ゴブリンキングやオークキングも簡単に倒せるはずです。
聖女の力の源は、スキル:聖なる癒しの力以外にも何かありそうです。
魔法は、身体強化や防御や結界とそれ以外にも回復魔法が使えます。
時間制限がありますが、私が勝手に【聖女の力】と呼んでいる神々しいローブや光り輝く杖と言った装備品は何処からともなく出現し、聖女の力が失われると同時に消えて行きます。
剣術など武器を使うためのスキルは見当たらないので、一般人と同じレベルにしか武器は使えないのでしょう。
能力値が飛び抜けています。魔法戦士のクラスの最大値を持つ能力値の四倍です。それも何処かが突出した能力値でもなく平均した能力値なのです。
聖女がここまで異常なクラスなのに、神の恩恵(ステータス)を確認出来ていない勇者って聖女よりもやばいクラスではないでしょうか。
普段から聖女で行動すれば問題なくダンジョンを攻略出来て行くでしょう。
それでは、カスミールという存在が意味を持たなくなります。
カスミールと聖女の私。
どちらも同一人物ですが、おそらく役割が異なるのでしょう。
・戦闘時のサポートや人々の癒しが全般の聖女
・攻撃こそ最大の防御を地で行く攻撃全般を受け持つ勇者
二つのクラスにはこんな感じの役割が決まっていて、カスミールという存在は勇者や聖女の自力を上げる存在。
将来、カスミールという存在が覚えたスキルがきっと役に立つ時が来ると私は考えます。
もし、そうじゃなければカスミールという存在そのものが必要ないですからね。
私が聖女として生まれるか。勇者として生まれるかして、クラスチェンジで聖女と勇者を使い分けるだけで解決出来る出来事ですからね。
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ーリメイク情報ー
終焉の起源をリメイクしています。
こちらの作品も宜しくお願いしますmm




