第90話
感謝の気持ちを
この作品は約3年間放置してたのですが、再開してみると同日に投稿した私の作品の中ではダントツ一番の訪問PV数を稼いでいました
そして待ってましたというありがたいお言葉もいただけました
本当に嬉しかったです
投稿頻度を上げれるよう頑張りますので引き続き応援お願いします
王妃とビャクはアナゴをヘビとして怖がりなかなか近寄ってこずに遠目にたも網でウニョウニョしてるアナゴを見ている。
長さは30cmほどで普通サイズだがエサを豊富に食べているのだろう。
丸々と太っており腹側は黄金色でとても脂が乗っておいしそうだ。
ビャク【はじめにーちゃん、本当に、本当にそれはヘビじゃないのだ?】
一【すごく似てるけど別物だよー】
ビャク【噛まないの?】
一【んー噛むこともあるけどそこはきをつけてもらうしかないかな、噛まれても毒とかは大丈夫だよ】
んーんーと悩んでたが覚悟をきめたビャクが近づいて来てアナゴを観察する。
ビャク【どうみてもヘビなのだ・・・・】
まあ・・・ヘビに似てるよなー。
一【ビャク、よく観察してごらん、ヘビとの違いがわかるから】
しかし一度ヘビと認識してしまったせいかなかなかおもいつかないみたいで腕を組んでうーん、うーんと悩んでいる。
仕方ない、ヘビとの相違点を述べて行ってみるかね。
一【そうだね、まずは体をよく見てごらん、ヘビにはウロコがビッシリだけどこのアナゴにはウロコがないでしょ】
ビャクがハッっとした顔をこちらへ向け
ビャク【ないのだ!】
うんうん、興味を持ってくれたぞ、この調子で畳み込もう。
俺はアナゴの頭近くをタオルですべらないように掴み口にかかってる針を利用して口を開ける
一【ヘビのようなチロチロする舌もないし毒蛇に必要な眺めの牙とかもないだろ?】
ビャク【それもないのだ!】
【はじめにーちゃん・・・・こいつは魚なのだ?】
一【そうだよ、これはアナゴという魚なんだ、そして料理方法にもよるがフワフワの身で美味しいぞ】
ビャク【おいしいのだ!それなら頑張ってもっと釣るのだ!】
ビャクさん・・・・簡単に釣れたよ。
王妃はまだ疑心暗鬼なのか悩んでるみたいだがビャクが元気に釣り再開したので自身も釣り再開したようだ。
再開後すぐにリンリンとまた鈴がなる。
俺のではないなと横を見ればまたビャクの竿がクンクンと惹かれ鈴が鳴っている。
もうさきほどレクチャーしたからビャクは慌てずにエサをがっつり食べるのを待っている。
そして少し待てば竿先がグーっと引き込まれ鈴が激しくなり
ビャク【いまなのだ!】
ビャクが良いタイミングで合わせを入れると竿がひん曲がる。
どうやらさっきのアナゴより型が良さそうだ。
竿を見るとグーーーグーーーと特有の引きをし抵抗してるのがわかる、護衛達はすでにフォーメーション隊形になっているのでまあ大丈夫だろう。
美水面にあがっていたアナゴはさっきのとくらべるとやはり良型だ。
たも網で救って近くへもっていってやると今度は逃げずにサイズアップがうれしいのかムフ~と満足気だ。
40cmはないけど30後半でさっきの動揺丸々とよく太っている。
ビャク【ふふふ、食べるのが楽しみなのだ!】
そしてまた再開したのだが・・・・王妃からプレッシャーが・・・。
何やら竿を見てこっちをジーーと見てと・・・。
一【王妃様、エサを交換してみましょう、匂いが薄れているかもしれませんし】
俺のアドバイスを速攻に実行する王妃様。
エサを付け替え再度足元とチョイ投げをしアタリを待つ。
そして再度竿をジーーと観察する王妃様。
頼むアナゴよ・・・王妃様の所へ行ってくれ・・・・。
そして鈴がリリンと鳴った。
俺の竿ではない・・・・頼むぞ!と横を向くとシュバっと自分の竿前へ動き竿先をジーーと見ている王妃様。
どうやらアタリがきたのは王妃様らしい。
クンクンとしてた竿がグッと引き込むのに変わったところで
王妃【せい!】
良いタイミングで合わせをいれフッキングさせる。
竿から見える抵抗感にこれもサイズが良さそうだ。
さっきのビャク同等サイズのアナゴが海面に浮かんできたのでたも網で掬い見事アナゴゲットだ。
ビャクほど警戒心が薄れたとは言えないので少し離れ気味にアナゴを見てたが、やっと釣れたことで感情が爆発したのかピョンピョン跳ねて喜んでいる。
王妃【やりました!さあ、まだまだ釣りますよ!】
ふう、これで少しは落ち着いてくれたかなと安心する俺だった。
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