第86話
俺は今正座して説教を受けている。
おかしいな・・・こんな予定じゃなかったんだ・・・・。
・・・・・・・・・・・
やはり大物釣りは面白い。
先日ユキさんといったコブダイ釣りの手ごたえはたまらなかったな。
船が出来たら沖に出て大物とファイトするのが楽しみだ。
『さて今日はどうしようかな?ショアラバで真鯛とか狙ってみるかな~』
本日の釣り予定を決め準備している時だった。
『はじめさん、いらっしゃいますかー?』
外から俺を呼ぶ声が聞こえる。
覗いてみるとジンさんが来ていた。
あーこれはまた呼び出しかな?と思い聞いてみるとやはりそうだった。
今日はなんだろうな?と城へ向かう途中でジンさんに聞いてみると、どうやら今回は王妃様からの呼び出しらしい。
城へ着き、王妃様の元へ通される。
そこには笑顔だが何故か圧を感じる王妃様とふくれっ面のビャクがいた。
えーっと何事?と思いつつ聞いてみる。
『何か御用という事で来たんですが何かありましたか?』
『先日はユキちゃ、ユキ女王を釣りへ連れて行ったそうね』
『ずるいのだ』ボソ
ん?
『ユキ女王が大変楽しそうにその事を教えてくれたの』
『ずるいのだ』ボソ
ん?
『なんでもとても大きい魚を釣ったそうね』
『ずるいのだ』ボソ
『えーと、そうですね、コブダイという最大1mあたりの魚でユキさんが釣ったのは74cmほどでしたね』
ピク!
あれ?なにかオーラが・・・・
『そんな大きな魚を釣る楽しいイベントに何故呼んでくれなかったのかしら?』
『ずるいのだ!』
あれ、これはひょっとして釣りのお誘いしなかっのでお怒りなのか?
『ユキちゃんがそれはもう熱弁するのよ!!引きずり込まれそうになるほどの引き込みに耐えながらの魚との攻防を・・・ペラペラ』
どうやらユキさんがあの後王妃様たちに釣りの事で語りまくったらしい。
そしてそんな大物釣りに呼ばれなかったことでお怒りらしい。
最初はとりつくろってユキ女王と言ってたが今ではユキちゃん呼びだ。
ちょいとヒートアップした王妃様&ビャクの前で正座させられグチグチと説教がはじまってしまった。
・・・・・・30分後・・・・・・・・
『なので私たちにも何か楽しめる釣りを所望します!』
『なのだ!』
ふう・・・長かった・・・ようやく要望が出てきた。
んー何がいいかなー?目新しい釣り・・・・んー・・・・
あっ!アレが釣れたら面白いかも!
『でしたら一つ思い浮かんだのがあるんですが、まだ近辺で釣れるかか試してないので試して釣れるようなら後日にでも』
『行きます』
『すぐいくのだ!』
あーもう我慢ならってやつかな。
んー待ちの釣りだから試しておきたかったんだけどなー。
『あとその釣りは日が沈んでからの夜釣り・』
『行きます』
『いくのだ』
あーもう決定ですね。
平和で安全な国なんだろうが夜釣りに王妃親子が釣りに行っていいもんなのかと思い苦笑いしてしまう。
『それじゃあ、帰ってエサの準備などしていきますので、日が落ち始めて赤暗くなったあたりに集合って事でいいですか』
コクリとうなずく親子。
そして廻りを見る余裕がでて見渡すとドアの向こうから手を合わせてスマンといってるような王様が見える。
いたなら助けてくださいよ・・・・。
さてと夜釣りに向けてエサにするサバやイカなどを分けてもらいに行きますかね~と行動にうつした。
やっと復帰できました。
文章の書き方など何か以前と違うような気がしてしまう。
違和感あるかもですが応援よろしくです。




