第65話
海産店日が近づくに連れて援軍組の方が出入りして作業を教えていく。
またも王様が煽り気味の宣伝を出したが今回はこちらも準備万端だ。
魔道コンロ6台、魔道ジャー5台体制だからな!
今回は俺はお手伝いポジションなのでルカとサージャがリーダーとしてやっていく。
『さて準備も完了しましたし明日にむけて今日は終わりましょう』
ルカの号令の下片付けを済ませて解散となった。
夕食を終えて少しの談笑。
『今回は前回を経験してることもあって万全体勢ですしすこし気楽ですね』
『うんうん』
ルカ&サージャがそう言ってくる。
確かに今回は時間も決めているし、援軍もいるから料理担当も決まってて前回ほど慌ただしくないとは思う。
ただなー、時間を決めてる分大量のお客を素早く捌かないといけないから結構しんどいと思うんだけどな~。
まあ考え過ぎかな?明日に備えて早めに眠るとしよう。
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朝8時に起きて援軍組を迎え入れアサリご飯などを作って行く。
ザワザワ
9時になるごろには何か外で騒がしく感じる。
そこにはいつもより多い人で行きかっていてすでに並び始めた人もおり兵士さんが列をつくるよう指示している。
もういるのか・・・・しかし普段よりなんか人おおいような・・・。
店内へもどりそのことを話してみると、キショウが何かに気づいたようだ。
『んーたぶんここが目的なんだと思う、前回ので噂が広まってこの第一都市だけじゃなく外からもひとが来たんだと思う。2日前あたりから宿泊施設がほんぼ埋まったって聞いてたんだけどこれのせいだったかー・・・』
キショウさん・・・その情報はもっと早く知りたかったですよ・・・。
アサリご飯が炊きあがり良い匂いが漂い始めるころにはすでに全開を超える人でごった返している。
ルカとサージャは予想を超えてたのかてんぱり気味だ・・・これはマズい・・・兵士さんがもうやばい感じだ。
俺は援軍に来てたメイドさんにすぐ城へ兵士の増援を頼みに行かせた。
開店時間が近づいてきたのでルカ達に激を入れ再稼働してもらう。
『ルカ、サージャ今日はお前たちが仕切るんだぞ!いつまでもボケっとしてないで指令を出していけ!』
再起動して援軍組と一緒に揚げ物を開始していく。
『キショウ少し受け渡しは変更しよう、注文をしたら注文した内容紙を持たせて店内客席へ受け入れてくれ。カウンターで料理を貰ったら向こう側のドアから出て行ってもらおう、それなら料理の移動時間も減って楽になるはずだ』
まあ日本などであたりまえのファストフード店みたいなシステムかな?
さあ・・・頑張ろう。
今回はコンロ&料理人も増えたので初めからフライと天ぷら両方取り扱う。
そして今回から金額は全品300円均一だ。
だというのに全注文ばっかりだ・・・・前日の悪い予想は大当たりでまったく休む暇がない。
俺、タエさん、ルカ、サージャ、援軍4人の8人体制なので揚げ物係と出来上がったものを容器に詰めてメイドさんに受け渡す係をローテーションでやっていく。
最初はバタついたものの落ち着いてからはスムーズになっていき、兵士の援軍も来たので何も問題なく進んでいた。
昼を過ぎあと少し頑張れば昼の部終了だなと思ってると
ガヤガヤ、ザワザワ
なんだ・・・また何か起きるるのか・・・?と恐れていると
『はじめー、お客様だよ・・・』
キショウが困ったような感じで言ってくる。
客席の方へ行くとそこには、王妃様、ビャク、白丸、ジンさん、兵士2人がおりジンさんは俺を見るなりすまなそうな顔をして頭を下げている。
あーこの人達の事忘れちゃってたよ・・・前回の事思えば今回は絶対来たかったんだろうな。
しかし少しは変装でも・・・・いや白丸連れてる時点で無意味か?
『すごく賑わってるわね』
『うむ、たくさんの人なのだ』
『はい、どうやら噂が広まったからか他の都市からもやって来ているようで、前回より多く感じます』
『そう、こうやって活性化するのは国にとっても良い事ね』
と笑顔で頷いている。
あーこの人も王妃様ってことだな、色々抜けてるように感じる事あるけどちゃんと考えてるって事なのかね~。
王妃様一行の注文品が出来たのでそれを受け渡すと食べるのが楽しみねと言い帰って行った。
もう少しで13時となる為、申し訳ないが兵士さんに頼んで列に並んでる20人までで締め切らせて、夕方は17時から20時までですと説明をし解散してもらった。




