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第05話

嬉しそうに案内約を務めるビャクの後ろを白丸とついて行く。


『ぐうー』


お腹が盛大になってしまった。

そういえばどれぐらいの時間食べてなかったんだろう?

ボックスに入れてたアレでも食べようかな。


『ビャク、ちょっと待ってくれるか?』


『わかったー』


連結してゴムバンドで縛って背負っていたボックスを降ろし、中から食べ物を取り出す。

俺は釣りに行くときいつもこれを入れている。

3~4本に束ねられた魚肉ソーセージだ。


『ワフ!』

『それは何なのだ?』


『魚肉ソーセージっていう加工食品、まあ食べ物だよ、食べてみるか?』


『うん、食べる』


興味津々だな。

外側のビニールを外し、釣り具ナイフで軽く切り目を入れて渡してやる。


『上の所をもって下へ剥がすように外して中身を食べるんだ』


教えた事を実践し中身にかぶりつくビャク。


『もにゅもにゅ、うま、もにゅ、うま』


『落ち着いて食べな』


二人で食べてると白丸が自分の周りをウロウロと。

そういえばボックスに興味示してたし、さっき出した時も吠えてたな。

これに反応してたのか?


『白丸もこれ食べるか?』


『ワフワフ!』


頭を擦り付けてくる。

内心、ツノが怖いと思いつつもそのおねだりはかわいいものだ。

ビニールを全て剥がして渡してやった。


『ガフガフ、ガフ、ワオン♪』


めっちゃ嬉しそうだな。

魚が好きなのかな~?


『ビャク、ここらではこういった魚肉を加工した食べ物とかないのか?』


『はじめて食べたのだ!』


うーむ、結構簡単につくれるんだけどな~。

合わせて10分ぐらい歩いたぐらいだろうか何か遠くへ見えてきた。


『あれって・・・城壁やお城じゃね・・・』


『お城をやっぱり知ってるのか?あの大きいお城に鬼族の王様が住んでるんだぞ』


やっぱりっていう事は渡り人関連なんだろうなー。

何かわかればいいんだがな。


そこからさらに5分ぐらい歩いていった。

城壁にかなり近づいておもったが、これめっちゃ広く囲んでるんじゃないのか?

左右どちらみても途切れが見えないんだが・・・。

俺がボヘーと思ってると


『ビャク様、戻られたのか』

『ん、おいそこの人族は・・・』


どうやらきづいてなかったが門が近くにあり門番さん?が来たようだ。

なにかあまりいい感情を持ってないような気がする。

手に槍のような武器を構えている、めっちゃ怖い。


『ただいまなのだ、ふふふ、はじめにいちゃんは開祖と同じ渡り人なのだ!』

『ワフン』


あかん、脈絡も何もないどストレートな説明だ。


『『は??』』


やっぱりそういう反応だわな。


『えーとすいません、私もよくわかってないのですが、このようなことがあってですね・・・』


色々あった事を説明してみた。

最初の超警戒な雰囲気から若干緩んだようだ。


『それで詳しく話を聞けないかと思いビャクに案内してもらったところです』


『なるほど、言ってることは分かった、ただそれを信じて人族を勝手にいれるのはな、ちょっと待っててくれるか、上の物へ相談してくるので』


『わかりました、ここで待たせてもらいます』


一人が門番へ戻りもう一人はどこかへ行ったようだ。

さっきの反応や話から察するとどうも人族は歓迎されてないようだ。


『ビャク、ひょっとして鬼族と人族って仲が悪いのか?』


『うーん、良く知らないのだ、ここに住んでるのは鬼族以外だとドワーフ族とエルフ族ぐらいなのだ、人族は外の世界へ旅行へ行ったとき見たぐらいなのだ』


おう、ファンタジー映画の王道のドワーフとエルフがいるのか。

ドワーフといえば鍛冶職人、釣り具作ってくれるかな~?

とアホな思考をしていると、さきほどどこかへいった門番が人を連れて戻ってきた。


『はじめまして、私はこの町の警備隊長をしているナギと言う。』


『どうも、私ははじめと言います。』


『うむ、はじめ殿、長老様がお会いするとの事なので私が案内いたします。ビャク様もご一緒に行きましょう。』


ん、ビャク様?もしかしてビャクってお偉いさんの子なのかな?


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