表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

プロローグ

「こんな紋章見たことない…!」

「これは本当に紋章なのか…?それ以上のものに見えるぞ…?」


地下、暗闇、苔の匂い。石造りの地下牢に何人もの男が集まっている。


(ああ、クソ…一度は仁義の道に足を踏み入れたってのに何だこの醜態は…)


男は手足を拘束されたうえで上半身をひん剥かれ、寝台へと()()()()()寝かされていた。周りの学者のような格好をした連中は男の背中を嘗め回すように観察している。


「ここまでハッキリと紋様をみれる紋章は前例がない…!いったい何の加護を受けているというのだ…!」

「聖レヴィン様の紋様に似ているか…?」


抵抗しようとしても口にも枷がつけられ言葉を発することができない。


(モンショーだか知らねえけどよ…俺の背中はそんなもんじゃねえよ…)


学者たちの関心の対象は男の背中…に描かれた()()。というよりもむしろ、()()に近い。そう、学者たちが一心に調べているものその正体は。


(これは()()なんだっての…!)


閑谷浩也、27歳。指定暴力団体黒田親忠会に所属していた彼は今、自らの刺青のために異世界で囚われていた…!

読んでいただきありがとうございました。

高評価・感想などもらえると励みになります。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ