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新たなる帝国  作者: ぷろしあ
2/2

チャプター1/転移

それは突然の事であった。

ベルリンは突如として霧に包まれたのだ。

霧は1時間程で収まった。

そして霧が晴れた時、ベルリンにあったドイツ人、ドイツ人による建造物が全て消えていたという。


──────────────────────


私は激しく混乱した。

霧が出てきて、晴れたと思ったらさっきまで攻めてきていた連合軍の兵士が1人もいないのだ。砲弾も銃声も聞こえてこないのだ。霧がかかった間にどこかに隠れたかと思ったが、ヤツらに隠れる通りはないはずだ。念のため、索敵をしてみたが全く見当たらなかった。


1時間ほど探しても見当たらなかったが、ベルリン守備隊の1部隊と合流することが出来た。

部隊の方も敵がおらず途方に暮れていたらしい。

このことから今は情報を探ることが優先であろう。この場で最も階級が高い私が指揮を執る事となった。


「情報が必要だ。だれか何か分かってることを教えてくれ。なんでもいい」


すると部隊の1人が


「ヘーノアー通りに戦車隊がいたようです。」


「へーノアー通り。よしではその戦車隊を目指し探索を始めよう」


こうして探索は始まった。

40分程で戦車隊を発見することが出来た。


「人間が我々以外にもいて安心しました。」


戦車隊は安堵の表情をこぼしていた。やはり彼らも我々と同じような状況にあったのだろう。

そこで我々が知りうる現状を伝えた。


「とりあえず今、知ってることを教えてくれ?」


「我々は物凄い事を発見してしまいました。」

「現象後、異常に気づいた我々はベルリン郊外へ向かうことにした。」

「そして、ベルリンの外には何もなくなっていたんだ。」


「は?」


「ベルリンから外が平原になっていたんです。」

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