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#4 龍王?なにそれおいしいの?

本日1本目

会話多めです。

本日2本投稿です。


「伯爵が逃げ出した?」


「はい、左様でございます」


急に王の使者が現れたと思ったら、そんなことを言ってきた。


「で、なぜそれを俺に?」


「おそらく伯爵はタケル様に強い恨みを抱いているはずです。

タケル様なら大丈夫だとは思いますが、一応気を付けてほしいとのことでタケル様に伝えにきました。」


「ま、それもそうか。」


あいつが俺に復讐をしに来ないわけがないからな。

一応気を付けておくか。


「ご苦労だった。もう帰っていいぞ。」


「はっ」


俺は兵士を帰らせてから少し考えた。

あいつはどうやって逃げ出した?

そもそもあいつにそんな力があるわけがない。

となると何かが取りついたとか?

いや、あそこの牢には対悪霊結界があるはずだ。

俺の中でいろいろな思考が巡っていく。


「考えてては何も始まらないな。」


「ま! 来たら来たで、叩き潰せばいいからね!」


そういって、俺は宿の1階に降りた。

もうみんなは下に集まっていた。


「タケル、今度はどうするんだ?」


べネクトが問う。


「うーん、、じゃあつぎは、龍人の里まで行ってみようか。」


「龍人の里? それはどこなの?」


「ああ、それは、この大陸のずっと西、グーラの森にある集落だ。」


「グーラ? 聞いたことあるぞ! はるか昔龍神が作ったとされる森のことだ!」


「ベネクト、正解だ。今からそこの王に報告をしに行く。」


「龍人のの王てことは龍王か! なんだか怖いねえ。」


「大丈夫だぞ? なかなかいいやつだから。」


「まあ行ったらわかるんじゃねえか?」


「よし、じゃあ行くか。それと、、、ノル!」


「なんでしょう、マスター」


「お前はここで伯爵の動きを監視しといてくれ。」


「分かりました。マスター、」


「あ、あと何かあったらこれで連絡してくれ。」


俺はノルに魔力可動式の通話機を渡す。


「よし! じゃあ出発しよう!」


「でもどうやって? 前みたいに転移とはいかないでしょう。」


「ああ、それに関しては大丈夫だ。来い! パール!」


すると、どこからともなく、けたましい鳴き声が聞こえ、そいつはやってきた。

大きな体は俺たちの前に着陸した。


「こいつの名前はパールと言って、俺の使い魔だ。」


「お久しぶりです、わが主よ、今日は何の用事で?」


「で、こいつは何者なの?」


「ああ、すべての竜の頂点に立つ、、、、、龍王だ。」



「「「「「えー!!!」」」」」


************************************************************


なんでだろう? ごく腑に落ちない。こいつは昔っからの使い魔だ。

なのに、なのになんで俺がこんなに説教されるんだ。


「もう! タケルさんはいつもそうなんだから!」


「もういいだろ? 早く行こう?」


「しょうがないですね。パールさん、龍王なのにすいませんね。」


「いえいえ、私は主様を心から尊敬しております。こんなこと当然でございますよ。

ささ、早く乗ってください。出発しますよ。」


皆が次々とパールの背中に乗り込んでいく。

乗り心地はいいんだけどなあ。


「じゃあ行きますよ。みなさんつかまっててくださいね!」


パールの体が空へと舞い上がる。

空の旅の始まりだ!


******************************************************************

1日後

「ねーねーマダー?」


「うーん、まだあと5時間はかかるな。」


みんなの目の色がどんどん変わっていく、絶望の色だ。


「ていうかなんでタケルは平気なのさ!」


「うーん、慣れてるから?」


「これを慣れるのはどう考えても無理だよ!」


「しょうがないな。ちょっと待ってろ。」


そういって俺は人○ゲームを出した。

ルールを教えてやると、すぐに理解して

楽しく遊び始めた。


*******************************************************************

数時間後


「おっ、見えたぞ!」


「やっとだな!」


「じゃあ、降りますから、みなさんしっかりつかまっててください。」


そして俺らは、グーラの森の中心部に降り立った。


*******************************************************************







「何なんだ、この力は?」


自意識過剰と思われるかもしれないが、実際牢をけ破ることができた。


「われの力を少し分け与えた。この力は人を食うたびに強くなる。」


「よし、では手始めにここの監視のものを食ってこい。」


「はい。分かりました。」


今、ゆっくりと、狂人は歩み始めた。

活動報告でも書いた通り大幅な改稿を行いました。

もう見た人でも設定がかなり変わっているので、もう1回読むことをお勧めします。


頑張りますのでアドバイス、誤字脱字報告、感想お願いします。


ブクマや評価貰えると嬉しいです。



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