表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幼馴染と行く異世界転生~亜人を保護しましょう~  作者: 春風
第一章 精霊編 最強への一歩
47/121

27.食らえッ!

少し短めです。

「ふ、ふざけるなよぉ!?」


 俺の言葉にラグニは激怒する。


 まぁ思いっきり馬鹿にしたしな。

 コイツみたいなタイプなら思い通りに動かない俺にイラつくだろう。

 予定通りだ。


「お前が精霊な事に変わりは無いんだよ!そしてお前が精霊なら俺に勝ち目は無いんだよッ!」


 ラグニは怒りを隠そうともせず、俺を指さしながら叫ぶ。


「そうかいな。なら、試してみなよ」


 俺はそう呟くと、ラグニに向かって真っすぐ駆け出す。


「ハッ!遂に気が狂ったか!」


 正面から突っ込む俺を見て、ラグニはそう言いながら右腕を前に向ける。


「お前の攻撃が効かないとはいえ、真っすぐ向かってくるお前を通すと思ったか!?」


 そして、右腕から俺に向かって緑色の光が飛び出す。

 その光は、レーザーの様な見た目を持って俺に向かって伸びる。


「【魔力弾バレット】」


 走りながら右手を拳銃の形にし、光と交差するように撃つ。


 そして光と【魔力弾バレット】が互いに掠り合った瞬間。



 ゴゥ!



 その光は、小規模ながらも威力のありそうな爆発を起こす。


「どうだ見たかッ!?これが『爆発精霊』の爆発を精霊王の力で改造した俺専用の魔法だ!」


 自慢げに言うラグニ。


 それも残念、俺もオリジナル魔法いっぱい持ってるんだ。


「これでお前は俺に近寄れないだろう!」


「確かに普通に真っすぐ進むのは無理だな」



 普通に、はな。



「【縮地カットイン】」


 オリジナル魔法の御返しの意味も込めて、スキルを使い奴の前に飛び込む。


「なッ!?何だそのスキルは!?」


「俺のオリジナル魔法だ。後、これはおまけ………」


 驚くラグニを見据え、右腕を引く。

 さっきのミナ姉のお返しだッ!



「だよッ!」



 そして、全力で右ストレートを放つ。


 腰をしっかりと捻り、上から叩き付けるように振りぬく。


 完全に拳に俺のフルパワーを乗せる。


「ハッ!それは効かな―――」


 自分のスキルを信じ切ってるのか、ラグニは防御の構えも取らずに受けようとする。


 あーあ、しっかり落ち着いて見たら気づいただろうにな。



 俺の右腕の(・・・)魔力が(・・・)消えて(・・・)いる(・・)事に。



 インパクトを込める瞬間、左足でラグニの足を巻き込みながら踏み込む。

 そして、渾身の右はラグニの顔面を正面から捉える。


「なッ、グガァッ!?」


 自分のスキルが発動しない事に驚き、そして驚く暇も与えずに顔面を殴られて思いっきり後ろにぶっ倒れる。

 俺が足を踏んでいるから、後ろに吹っ飛んで衝撃を逃がす事すら許さない。


 ラグニは後ろにひっくり返り、地面に頭を強打する。

 だが、精霊界の地面には魔力が込められてる為、ダメージは無いだろう。



 俺の目の前でノーガードになるがな。



「な、なぶぇずぎるがぎがないんどぅあ」


 フルパワーで顔面を殴られた為、ラグニはまともに話せなくなっている。


 『何故スキルが効かないんだ!?』って感じかな。


「簡単だよ。俺が魔力を体に抑え込んだから、魔力無しの物理攻撃になってたんだよ」


 城に来てから大活躍の【魔力遮断シャットダウン】先生のお陰だ。


 こいつは人間だ。

 だからこそ【魔力遮断シャットダウン】を使っても、リボル達みたいに俺の右腕が見えなくなる事は無い。

 だから、気づけなかった。


 そして、俺の体は人間寄りだ。

 だからこそ、しっかりと殴る事が出来たのだ。



「自分の好きな様に生きて、周りの事を疎かにする。貴様は『悪』だ」


 目の前で痛みに悶えるラグニを見下ろす。


 ラグニはこれからどうなるか分かっているんだろう。

 怯えた顔で座り込んだまま後ろに下がる。


「『悪』にはヒーローが勝つのが相場だ」


 朝のヒーロー達のお約束だ。


「というより、異世界で自分の為だけに周りの考えず好き勝手すると、民衆の為に立ち上がる勇者にやられるのもお約束だな」


 俺のセリフに驚くラグニ。


「ま、まざか、おばえも………!」


 確かに元は同じ世界の人間なんだろうな。


 だが、俺は一度死んだ事で、俺の中での命の重さは変わった。

 強制的に考えさせられた。



 仲間の命は元の世界以上に重く。


 敵の命は気にも留めないほどに軽く。



「お前は俺の『敵』だ。俺の仲間を害する『悪』だ」



 たとえ相手が同じ日本人だったとしても。



「それなら俺は遠慮や躊躇はしない」



 俺は再度ラグニに向かって飛び出す。



 奴に与えたのはたった一撃だが、その一撃は確実にラグニの致命傷になったはずだ。


 この世界でのHPは、その持ち主の弱点に攻撃できれば、その弱点の弱さに準じたダメージを与える。

 HPが残っているからって、首を切られた人間が生きていられるのはおかしいもんな。


 だからこそ、精霊だったら知らないが、人間である以上頭は何よりも弱点だ。



「ま、まっでくr―――」



 思いっきりジャンプして、空中で態勢を整えながらラグニに攻撃する。

 飛び蹴りの構えで。



 いわゆる、ラ〇ダーキックを意識して。



「食らえッ!」












『特例事項多発により、スキルガイダンスを送信します





 精霊王ラグニの撃破達成により、職業を『特級精霊』から『精霊王』に変更します。



 称号【精霊の王(フェアリーキング)】を取得。



 称号【精霊の王(フェアリーキング)】の取得により、称号【王の血統(キングブラッド)】が変化しました。



 称号【王の系譜(レイ)】を取得。



 称号【王の系譜】を取得により、スキル【魔力武装オーラファイト】が変化しました。



 スキル【王覇(オーラ)】を取得しました。



 称号【精霊の王(フェアリーキング)】の取得により、称号【女群集(ハーレム)(おいわい)】が変化しました。



 称号【女群集の王(ハーレムキング)】を取得しました。




 引き続きスキルガイダンスをお送りします』

次回で精霊界編を終わらせ、現世に戻ります。


あ、あとこの先悩んだ結果、やっぱハーレムします。

します!(決断)


そうなると、メインヒロインが夕莉よりも母さんのほうが(殴

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ