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幼馴染と行く異世界転生~亜人を保護しましょう~  作者: 春風
第一章 精霊編 最強への一歩
41/121

21.………男なんてこんなもんでしょ

難産でした………(棒)


全く関係ありませんが、レイのスキル名を変更しました。


魔力眼オッドアイ

精霊眼スピリッドアイ


オッドアイと関係なさ過ぎワロタ

まぁ、名前的に良さそうなので、別スキルとして登場させます。【魔眼】的な。

 夜。


 とあるインド風の城の一角。


 二人の男が城の周りを歩いていた。



「ふぁぁぁ。ねみー」


「だからよ。マジで眠い。なんでこんな時間に巡回なんかが入るかね?」


「そりゃアレのせいだろうな」


「あぁあれね」


「まじでアンとき焦ったわ。俺寝坊して3塔に行くの遅れたんだわ」


「そりゃおめぇすげー偶然だな。3塔って言ったら飛ばされた塔じゃねぇか」


「ホントにカミサマって奴を信じたね」


「まぁ、3塔と4塔が無くなったせいで城の裏側の警備が薄くなったもんな」


「薄くなったどころか後ろ削れてるじゃねぇか」


「それなりの奴らが巻き込まれたっぽいな」


「聞いたぜ。特級クラスが一人やられたんだってな」


「まぁ、捕まえた奴らは無事だったっぽいがな」


「それは良かったじゃねぇか。俺らにも選べるかもしれないだろ?」


「でも、今の所誰にも手出せてねぇんだろ?」


「あぁ、なんか誰かスゲーのが迷い込んでいたらしいな。それのせいで何もできてないらしいぜ」


「話が違げーよな」


「それを言いに行ったら、『うるさい!じゃああいつ等自由にできたら好きなのを選んでいい!』って言ったそうじゃねぇか」


「あぁ、それ聞いて特級クラスの奴らが頑張ってるらしいぜ」


「まぁ、俺らにはどうしようも無いしな」


「それな。まぁ、そんなんだから夜中に警備に回されるんだろ」


「ほんとそれ。実際【魔力探知サーチ】バラまくだけでいいとか簡単すぎるよな」


「まぁ、俺ら何て魔力の塊みてーなもんだしな」


「実際みんなさぼってるらしいぜ」


「だろうなぁ。座ってるだけでいいしな」


「さっきの奴とか見たか?思いっきり寝てたしな」


「特級様の一人だろ?まぁ俺らは寝てたらさすがに分かんないからな」


「あぁだからこうやっ―――」


「ん?どうしt―――」



 そのまま二人の男は魔力を散らして死んだ。









「………ちょろすぎねぇか?」


「………男なんてこんなもんでしょ」


 サクッと二人を倒したリボルは、あっさりしている。





 お城の潜入方法?


 楽勝過ぎたよ。



 【魔力遮断シャットダウン】を発動するだけのお仕事だ。



 実はあんだけ悩んで悩んで、苦肉の策で【魔力遮断シャットダウン】を使ってみたらあら不思議、誰にも見えなくなってしまったのだ。


 ………リボルやラーナですらな。



 俺の盲点だったのが、『魔力の塊である精霊は、なぜ【魔力探知サーチ】を発動してなくても見えているのか』だ。


 そういうもんだと思って流していたが、冷静に考えるとなぜ魔力が見えるのかって話だよな。


 精霊の眼は『魔力を実体として捉えて、それを視界に映る物』として見ているらしい。

 この世界は精霊界と呼ばれるのは伊達じゃなく、この世界の物は総じて魔力を宿しているらしい。

 なので、『魔力を映す』という機能さえあればよくなったらしく、『実体を映す機能』はいつの間にか無くなっていたらしい。


 その結果、『魔力を体内にとどめる』【魔力遮断シャットダウン】を使うと、実体しか見えなくなり、精霊の眼からは映らなくなるらしい。



 この結果に実は俺よりもラーナやリボルの方が驚いていた。


 曰く………。


「普段から全部しっかりと見えているから、見えなくなっている事に気づかなかったわ………!」


「最初の方は魔力が無い物の方が多かったので見えていたはずなのです………」


 らしい。



 つまり侵入手段は解決したと思った。


 が、【魔力遮断シャットダウン】を使えるのが俺しかいなかった。



 DEX(器用度)ラーナならワンチャンすぐ覚える事もできたかもしれないが、(リボル)が一人いるからな。


 練習する時間が無駄って話だった。


 まぁそう言うとすごく怒ったが、『リボルは戦闘担当だろ?期待してるからな』って言って頭撫でたら、すごくご機嫌になりましたとさ。

 やった俺が言うのもなんだが、チョロ過ぎませんかリボルさん?


 まぁ、私も撫でてと言わんばかりに頭を突き出してきたラーナの相手もしながら、どうにかして自分以外に【魔力遮断シャットダウン】をかけれないかを残りの時間試していた。


 その結果、魔力量が高いリボルを抑えるのが手一杯になってしまい、ラーナの魔力を抑える事が出来なかった。

 するとラーナはカエル状態になり、俺の肩に乗った。


「へぇ。下級状態に戻れるのか」


「えぇ、可能よ!でも上級状態の姿の方が色々便利だから戻ることはほとんどないわね!」


「へぇ、初耳だわ。んで急にどうしたんだ、ラーナ?」


「ケロ」


 なんだか懐かしいカエルボイスで鳴くと、すっと存在が薄くなった気がする。


「えッ!?ラーナが消えたわッ!?」


 そう言いながら、リボルは周りをきょろきょろしだした。


「何言ってるんだ?俺の肩の上から動いてないぞ?」


「嘘ぉッ!?」


 リボルはラーナが乗る右肩を凝視する。


「………。見えないわッ!」


 すぐに諦めてしまったようだ。


「【魔力遮断シャットダウン】を一回見て聞いただけで覚えたのか。すごいな」


 そう言って俺が褒めると、ラーナは肩から降りて再度上級精霊の姿に戻った。


「まだ、下級の小さい体でしかできませんが、いつか上級でも達成して見せます」


 そう言って自分を引き締めるラーナ。

 だが、そのニヨニヨとした、緩みそうな口は誤魔化せてなかった。









 という訳で、ラーナはカエル状態で俺の肩に乗っており、俺はリボルにも【魔力遮断シャットダウン】を掛けて侵入した。


 ホントに誰にも見えてないみたいだが、足音や声などは普通に通るらしく、『透明マ〇ト』というよりは『石こ〇帽子』的な感じだ。


 で、戦闘できる俺は【魔力遮断シャットダウン】のコントロールで手一杯なので敵に攻撃できない。

 リボルの魔力荒々しすぎる………。

 その為、リボルが攻撃役となっている。



 今は城の監視役を少しずつ削りながら進んでいる。


 監視が死んだ際に、魔力が消失するので監視が集まってくるが、その精霊達からも俺らは見えていないので、リボルが背面から監視達に一人ずつ【雷撃サンダー】を叩き込んで倒している。

 精霊が増え過ぎたら、隅っこに座ってひっそりと隠れる。


 こんな感じで、城内を進んでいる。



 侵入から2時間ほど。


「隠れたりして思いの外時間がかかったが、今からは城の中枢エリアになる。倒すのは最小限にするぞ」


「わかったわ」


「ケロ」


 三人で声を潜めて話す。



 ここからはまずは、捕まっている精霊達の所に向かう。

 さっきの監視の話だと、味方になれば助かるかもしれない精霊がいるらしいしな。



 第二ラウンドと行こうじゃないか。

次回、人質救出編!

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