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幼馴染と行く異世界転生~亜人を保護しましょう~  作者: 春風
第一章 精霊編 最強への一歩
30/121

10.あぁもう、お前は可愛いなぁ!

ブクマが一つ変わる増減に一喜一憂していましたが、気が付けばPtが100を超えていました!

ありがとうございます!


細々とではありますがこれからも続けてきますので、よろしくお願いします!

「おわっ!?」


 下にいたゴーレムが消え、【二重噴火ツインバーナー】の浮力で浮かんでいたので、止めた瞬間下に落ちる。


 ろくに受け身も取れずに尻から落ちる。


「締まりが悪りぃなぁ………」


 残ったギリギリの魔力を使い、【軽回復ライトヒール】を掛ける。



 残りMP残量5。



 かなりギリギリだった。


 だが、早い段階で決断していなければ、おそらくジリ貧になっていただろう。

 あの出力はあの段階じゃないと出せなかった。

 だから、即断した。


 だが、それでもMPは持たなかった。


 でも、俺の声が聞こえた瞬間、出力が戻った。

 というより、まるでもう一発放ったような感じだった。


「なぁラーナ?」


「ケロっ?」


 戦いが終わり、再度肩に乗り直したラーナに問う。


「さっきのはお前の【再生ロード】だよな?」


「ケロケロ」


 首を横に振るラーナ。


「えっ、違うのか?」


 【再生ロード】じゃないのか?


「ケロ」


 頷く。


 だが、スキルは前に確認した【録音レコード】と【再生ロード】だったはずだ。


「もしや眷属化の際にもらったスキルか?」


「ケロケロッ!」


 そうそう!、と何度も頷くラーナ。


「スキルはどんな名前だ?」


 すると、ラーナはジェスチャーで伝えようとする。



 リズムに乗りながら右手を振る。



 ラーナは音響精霊。

 音関係のスキルだろう。


 音楽で、あの動作は………?


「指揮者?」


「ケロ、ケロケロ!」


 一度頷いた後、首を振る。

 ジェスチャーは合ってるらしいが、スキル名は違うらしい。



 するとラーナは右手を降る先を指さす。



 指揮者が振る先は………。


「演奏者か?」


「ケロ!」


 全力で頷くラーナ。


「だけど、スキルを二重にするようなスキル名が演奏者?」


「『二重』『奏』『スキル名』」


 ラーナが【再生ロード】を使って喋る。


「二重奏?デュエットか?」


「ケロケロォ!」


 説明を聞き出す。





 全略





 さて、スキルの効果を聞き出しました。



  【二重奏デュエット】:【録音レコード】で保存してある音声を再生する。



 これだと【再生ロード】と変わらない。


 だが真骨頂はこれからだ。



  その際、『魔法』を唱えている音声を再生すると、周囲の微精霊の力を借りて再生された『魔法』を録音時と同等の状態で使用できる。ただし、一度【二重奏デュエット】で使用されたボイスは強制削除される。



 これがラーナが【二重噴火ツインバーナー】を唱えられた理由だ。


 俺が唱えたスキル名を【録音レコード】で保存し、それを【二重奏デュエット】で唱えたという事らしい。



 これはなかなかのチートだ。


 つまり、魔法を五個ストックできるという事であり、ストックできる魔法は選べるのだ。


 更に、あのカエルから【二重噴火ツインバーナー】みたいな技が放たれるのだ。


 初見殺しもいい所だろう。



「はぁ~………。お前のスキルスゲーなぁ」


「ケロケロォ!」


 俺に褒められて嬉しそうに胸を張るラーナ。


「よし、これからはできる限り強いスキルをストックしてくれ。それを自分を守るために使いな」


「ケロケロッ」


 首を左右に振るラーナ。


「ケロッ!」


 そして俺を指さす。



『主様と共に、そして、主様の助けになる力を』



 あの空間でラーナの言ってた言葉を思い出す。


 つまり俺を助ける為に使いたいと………。


「あぁもう、お前は可愛いなぁ!」


「ケ、ケロォ!?」


 衝動的に抱きしめ、撫で回す。


「なら、これからもずっと俺と一緒にいろ。それならお前も守ってやれるからな」


 そう言って笑ってやる。


「ケ、ケロォ………!」


 心なしかウルウルとした目で俺を見るラーナ。



 この世界に来て、守ると決めたものが増えたと思う。

 俺が、そう思う人を簡単に決めてるからなんだろうなぁ。


 でも、それは本心だ。


 この世界ではやはり簡単に命が飛ぶ。


 自分がそうだったのだ。

 実感はかなり籠っている。


 そんな中、俺にとって男は初手から敵であるし、俺の思考はこの世界の常識とは違うのだろう。


 だからこそ、俺にとっての味方は貴重だ。

 ましてはみんな良い人なのだ。


 死んでほしくない。


 だからこそ強くなる。

 絶対に死なせはしない。



「よし、行くぞラーナ!」


「ケロ!」


 だからこそ、早く精霊王を倒して人間界に帰ろう。


 シロと母さんが待ってるから。





 夜になった。


 今日は寝ないで走っている。

 あ、ラーナは服の中で寝ています。



 MPが切れかかっていたので睡眠をとりたかったが、急ぎたくもあった。


 実際、道を突っ走るだけなので、朝みたいに【噴火バーナー】で開拓しながらの移動はしなくていいので、寝ないで時間回復を頼ることにした。


 今は200くらいまで回復している。

 明らかに回復量も上がっている気がする。



 薄暗い暗い森を、月明かりを頼りに走る。

 すげー転びそうだ。


 スキルで【夜目】とかありそうなんだよなぁ………。

 

 どうにかできないものか。

 こう、サーモグラフィー的なフィーリングで。

 かの【魔力武装オーラファイト】の原型()的なイメージで無いものか。


 目に魔力を集めてみるとか?


 MPには少し余裕が出来てきたので試してみる。


「ッ!?」


 目が、目がぁ!

 ってやりたくなるくらい、目がチカチカする!


 少し堪えれてみると、目が慣れてきたのかチカチカしなくなる。


 その状態で見渡す。


「何も変わんねぇな………」


 さっきとまるで変わらない。


 だが………。

 

「んっ?」


 少し先の方が光って見えた。

 確認すると【魔力探知サーチ】も反応している。


 少しスピードを上げ、何が起きていたかを視界にとらえる。


「あれ、は………?」


 普通に戻した目でも、紫の光が見える。


 よく見るとそれは、紫の電気みたいなバリバリを纏った、ツンツンヘアーの金髪の少女が立って構えていた。


 その周りを囲っているのは、3人の男と5匹の狼。



 まさか、異世界定番のあのシチュか!?

スキルを連続で取得していますが、この章は主人公を最強に近づける章にする予定です。

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