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幼馴染と行く異世界転生~亜人を保護しましょう~  作者: 春風
第一章 精霊編 最強への一歩
24/121

5.オッケーなるほどな、理解した。

今回も少し短いです。


それと今週一週間出張と積みゲーの消化をしたいので、更新が少なくなります。

ま〇恋A、1~5とか多い………。

 朝!




「よしっ」


 朝露が滴る森。

 木漏れ日が乱反射して綺麗だ。


 朝になった事を確認した俺は気から飛び降りる。


「さて、俺は精霊王の下に行かないといけない」


「ケ、ケロォ!?」


 精霊王の所に行くと聞いて驚くラーナ。


「お前確か女だったよな?」


「ケロン!」


 胸を張り、拳で叩くラーナ。

 やっぱ、あの美少女はラーナか………。


「なら、お前はいつかあいつに襲われちまうだろ?その前に倒してしまいたいんだよ」


「ケロォ………!」


 目をキラキラさせるラーナ。

 気のせいか、頬が赤くなっている気が。


「それに、俺個人にも精霊王になりたい理由があるんだ」


 そういってラーナの目を見る。


「そんな俺に付いて来てくれるか?」


 そう言うとラーナは、


「ケロォンッ!」


 ここ一番の大きい声で返事をした。





「さて、行先は決まった。それがどこかわかるか?」


「ケロロ………」


 上を見上げるラーナ。

 太陽の位置を見ているようだ。


「ケロ!」


 俺から見て、右側を指す。


「………まじか」


 こいつは昨夜、昨日生まれたばかりといった。

 それなのに、精霊王がいる場所を知っている。



 つまり、精霊王の記憶があるという事だ。


 そしてそれは、一度死んでいる事を意味する。



「ケロ?」


 突然黙った俺を不思議そうに見るラーナ。


「………いや、何でもない。行くか」


「ケロ!」


 ならば、俺が守る。

 こいつは俺が守ると決めたのだ。


 次の転生なんか絶対させねぇ。





 移動中気になっていたことを聞く。


「そういや、ラーナは眷属化してスキル増えたんだよな?」


「ケロ」


「元々スキル持っていたんだよな?」


「ケロケロ」


「ラーナって何精霊なんだ?」


 地味に聞く機会が無くて聞いていなかったが、聞いてみたかった事ではある。


「ケロロ?」


 見ててね?っと言わんばかりに自分を指さしながら鳴く。


「おうよ」


 さて、どういう精霊なのか………。


「ケロ~ケ~ロ~ォ~」


 突然歌うように鳴きだした。


「へっ?」


「ケロケ~ロロ~ケロケロケ~」


 しかもカエルの鳴き声なのにうまい。


「歌?」


「ケロ~」


 腕で×表示をするラーナ。可愛い。


「なら音か?」


「ケロ!」


 手をこちらに指し、正解!と言わんばかりに鳴く。



 音………。


 鳴る音………。


 響く音………。


 まさか………………。


「まさか、音響精霊的な奴か………?」


「ケロッ!」


 その通り!というジェスチャーをするカエル。





 世の中の現象は精霊が関係している。


 そういう説がある。



 火を起こしたり、水を生み出したり、精霊(微精霊含む)は様々な現象を生み出す。


 だが、精霊によって火の大きさが違ったり、水を生み出す量が違う。

 それは、精霊にも得手不得手な現象があるという事。


 つまり精霊には各個体ごとに、得意とする現象がある。


 それは、身の回りに溢れる、例えば風が吹く、音が聞こえる、時間が進む、といった現象。

 それらは、疾風精霊、音響精霊、時空精霊、といった、それぞれの現象を得意とする精霊の仕業ではないか?



 という、暴論である。



 だが、この説は精霊信仰の強い人々に好まれ、信じている人も多い。





 そして、この説通りならばこのカエルは、周りに音を生み出した精霊となる。


 日常でも必須な現象である『音』に関する精霊である。

 前は相当上の方の精霊だったんだろう事が想像できる。



「はぁ~、お前すごかったんだなぁ」


「ケロケロッ!」


 そうだ!と胸を張るラーナ。


 あの空間で見た美少女はこんなアクレッシブだったか………?


「それじゃ、元々できる事を教えてくれよ」


「ケロ」


 頷くラーナ。


「なら見せてくれ」


 俺がそう言うと


『なら見せてくれ』


 と、ラーナが俺の声で喋る。って………!


「は、はぁ!?」


『は、はぁ!?』


「なんで俺の声がするんだよ!?」


『なんで俺の声がするんだよ!?』


 ラーナは俺の言葉を繰り返す。

 俺と全く同じ声で。



 説明中………。

 now loding………。



「オッケーなるほどな、理解した。」


『オッケー』


 俺に返事するラーナ。



 こいつのスキルは【録音レコード】と【再生ロード】。


 【録音レコード】は、自分が聞いた話を一区切り丸々保存できる。保存数は5個。


 【再生ロード】は、【録音レコード】で保存した『声』を再生できる。切り取って再生する事も可能。


 まさしく、音を操るスキルだった。



「つまり、【録音レコード】を工夫すれば会話が可能なんだな?」


『可能、可能』


 俺の声で同意するラーナ。


「でも、俺お前のケロケロボイス好きだからなぁ」


「ケロっ!?」


 飛び上がって驚くラーナ。そこまで驚くか?


「そうだな。普段はそのままでいてくれ」


「ケ、ケロロン………!」


 しょ、しょうがないな………!って感じを出すラーナ。



 やっぱり、自分の声って違和感すごいよな。

いつも読んでいただきありがとうございます!

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