閑話.幼馴染サイド
話を変更しました。
どうも、もうすぐで1285歳になる夕莉よ。
話始めはこうするって怜司に聞いたからやってみたわ。
私と怜司がこの世界に来てそろそろ8年たつ。
本当に最初は大変だったのよ?
怜司とは会えなくなるし、いきなり水掛けられるし、何もわからないまま族長にされるし、そこから五年くらいずっと勉強させられたり。
文字通り五年ずっと勉強させられた時は、怜司の言う通りエルフの時間間隔はおかしいと思ったわ。
まぁそれでも、この世界で身を守るための力はしっかりと身に着けるのは怜司が大切って言ってたから、後悔はしてないわ。
最近はしっかりとエルフのみんなと仲良くできていると思うの。
最初は「お前なんか認めない!」だとか「貴様はエルフではない!」だの「無駄乳が!」いろいろ言われたわ。
でも怜司が「お前らしくいけば大丈夫だ!」とか自信満々に言うから信じてみたの。
それから、魔法の練習で魔物を一人で狩りあさったり、「無駄乳」発言したエルフを吹き飛ばしたり、「貴様を村から追い出す!」とか言って挑んできた連中を返り討ちにしたりだとか、色々していたら周りから畏怖の目で見られて、いつの間にか『族長様』って呼ばれるようになったのよね。
やっぱり怜司の言うとおりだったわ。
自分らしくしていて正解ね。
みんな元の世界のクラスメイトと同じ目をしていたわね。
あ、無駄乳とか抜かしていた奴は吹き飛ばして当然だと思っているわよ。
そして最近村では悩みがある。
「族長様!またダークエルフの連中が森を荒らし始めました!」
エルフの中でも年若いエルフ(250歳)が私の所に駆け込んでくる。
「またなの?」
そうなの、最近山に住んでるはずらしいダークエルフが森に降りてきて、森の中で暴れまわっているのよね。
何人かうちのエルフ止めようとして反撃され、けがをしているのよ。
それで村のエルフたちは
「奴らは私たちを殺しに来たのです!」
「ここを滅ぼす気なのだ!」
「族長様!」
「族長様!」
「族長様!」
「族長様!」
って、うるさいのよ。
だから私はやっぱり怜司に相談したの。どうすればいいのか。
そしたら「なんかダークエルフにも理由があるかもしれないな」って言ってたのよ。
怜司がそう言うのならダークエルフにも理由があるのでしょうね。
だから聞いてみようと思ってダークエルフの所に行こうとしたのだけれど、エルフのみんなが止めるのよ。
あ、みんな怜司の言うことを信じてないのね?
そんな悪い子の言う事なんか聞かないわよ。
どきなさい。
あら、ダークエルフがいるわ、話を聞いてみましょ。
え、攻撃されたし、襲われたわ?
怜司の言う事は違ったの………?
いえ、そんな事は一度も無かったわ。
じゃあちゃんと理由があるのよね。聞いてあげるから止まりなさい。
あら、言う事を聞かないの?
怜司の事を嘘つきにする人なんて嫌いよ?
理由を教えなさいよ。
ほらほらほら………………。
あら、みんな正座してやっと聞く気になったのかしら。
山で住めなくなった?だからご飯を取りに来ていた?
ほら、やっぱり怜司の言う事に間違いはないのよ。
ちゃんと理由があったわ。
怜司の事を証明してくれたいい子達だから一緒に村に来ましょう?
あら?エルフのみんなが文句を言うわ?
怜司の言う事を信じなかったエルフの言う事なんか聞かないわよ。
そうよね怜司?
ん?そういえば、エルフたちを守るのが怜司からの『お願い』だったわね。
ならしょうがないわ。
怜司が言うなら許してあげるから、みんな仲良くしましょう?
その日の事を怜司に話したら、仲良くさせた事を褒められたわ。
やったわ。レイが褒めてくれたわ。
怜司が褒めてくれるからこれからもこの村を頑張って守っていくわ。
だから早く私の所に来て私をいい子いい子って言って撫でてね?
高校生になってからはやってくれなくなったけど、世界を超えて高校生じゃなくなったのならやってくれるわよね?
私はそれが目的でこの世界へ来たのよ。
それに怜司と常に喋れるなんてもう最高じゃない。
だから怜司、私の所に早く来てね?
ね?




