プロローグ
初めまして!
その場の勢いで書き始めました。
いろいろ言いたいことがあることになると思いますが、助けてくれると嬉しいです!
周りの蝉の大合唱も聞き慣れて数日の八月上旬の頃。
俺は幼馴染との待ち合わせのために公園のベンチに座っていた。
この公園は互いの家に近いので小学校に入る前から二人で遊ぶ時はここに集まっていた勝手知ったる場所である。
暇なので自己紹介をしようと思う。
俺の名前は六星怜司。高校二年生。身長175cm、硬式テニス部所属。家族は妹が一人。
趣味は読書。休日は一日中本を読んでたりする。深く読むよりは手当たり次第に面白そうな本に手を付けて読む乱読タイプだと自分では思ってる。鬱や胸糞は大がつくほど嫌い。忘れられなくて夜うなされる。
最近は、異世界とか主人公最強とかのシリーズにはまっている。
やっぱ趣味でストレス貯めたくないし、スカッとできるこの二つのジャンルはすごく好きだ。
こんなもんかな?足りなかったら質問募集しよう。
腕時計を見ると今の時刻は10時15分を指していた。待ち合わせ時間は10時なので幼馴染は遅刻だが、いつもの事だ。それにいつも通りだったらそろそろ来るはず。
「なぁ、こんな公園なんかじゃなくて俺と一緒にカラオケにでも行こうぜ、おごるよ?」
「行かないわよ。私はここに用があるし待ち合わせだと何度も言ってるでしょ」
「そんなやつより俺と遊んだほうが楽しいって」
「ホントにしつこい」
そんなことを考えていたら、公園の入り口から男女の声が聞こえてきた。あいつはまたナンパされてるのか。顔を向けると金髪のいかにも遊んでそうな男が茶髪ロングの女子に絡んでいるのが見えた。
「夕莉、遅いぞ」
「ん?なんだ怜司か。いつものことでしょ」
「いい加減直してくれると俺は嬉しいかな」
女子の方は幼馴染だったので話に割り込む。幼馴染の方も俺が来たのを見てホッとした顔をしてチャラ男を切り捨てた。
「という訳だから。アンタと遊ぶ気は無いの。帰って」
「けっ、わかったよ。良さそうな女だったのによ」
そういうのはもっと離れてから言おうな?こいつの機嫌悪くなっちゃうから。
チャラ男はそう吐き捨てた後、公園のトイレの方に向かって消えた。
「あー、助かったわ。ああいう輩はしつこいから嫌なの」
この気だるそうに髪をいじるのが待ち合わせ相手で名前は柴咲夕莉。茶髪ロングの身長165cm、Dカップの十六歳(すべて本人確認済)。色々デカいと思う。
「そういえば今日は美咲来るってよ」
「そなの?美咲ちゃんとクレープ食べに行く約束してたからそれも予定追加でお願いね?」
美咲とは俺らが通う高校の硬式テニス部の後輩で、夕莉とはとても仲が良く妹のように懐いている。そのため最近はこの三人で遊ぶことが増えてきた。
「美咲は駅前に来るらしいから行きますか」
「りょーかい」
二人で公園の出口目指し歩き始めた時。
右の方、公園の真ん中あたりがドバッと光った。
爆発でも起きたかと思うような光だった。
「怜司ッ!」
光ったほうを見ると夕莉が光に吸い込まれていた。
「夕莉ッ、手を!」
とっさに伸ばした手は
サッ
とすれ違い
夕莉は光に飲み込まれた。
そしてその事を嘆く間もなく
俺も吸い込まれて
目の前が真っ白になった。
どうだったでしょうか?
できる限り続けていきたいと思っているので指摘、意見などがあればお願いします!
優しくしてくれると(ry