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プロローグ

※以前に投稿している「魔法で式神召喚したら魔法少女がやってきた」を手直しした物です。


作者としても最初の作品なので愛着ありまして読みやすいように再構成したら改めて投稿したほうが良い感じになったので再投稿します。


よろしくお願いします

  ネット小説サイトの「新作」を読み終わったのは真夜中をすこし過ぎた辺りだった。


「そろそろ寝るかな……」


 スクロールさせた画面をホームに戻そうとマウスをクリックしようとして、うっかりバナーを押してしまった。すかさず別の「窓」が開く、そしてその窓は白く光りだして……周りが真っ白になった、しまった、孔明の罠か……と思っていたが、光は収まり体に異常はないようだ。

 

 ホッとした俺の目の前のモニターにはこんな煽り文句のあるウインドウが開いていた。


「簡単になれる魔法使い講座 入門編」


 マジかよ……この世界にそんなものあるのかね?きっとたちの悪い釣りか、ブラクラだろうなと思いつつボタンをクリックする。まあセキュリティソフトは最新だから大丈夫だろう。


 開いた先には意外とまともそうな「メニュー」があった。


タイトルは上から順に

魔法とは?

魔力を体感しよう

魔法発動には?

イメージを作成しよう!

という感じだ。


 一番上から見ていこう……最初に書いてあるのは良くある魔法物小説にあるような魔法の解説だった。


 いちいち振り返るのは面倒なのでスルーする。魔力を体感?とりあえずやってみると、カラダの中が熱くなったり冷えたりしたそんな感じがした。これが「魔力」というやつなのか?意外と簡単にできてしまうものだなと感じた。


 次は「魔法発動には?」か…最初の段階は手のひらを上に向けてそこに魔力を集める。集まったと感じたらそこに「イメージ」をしろと書いてある。室内の場合火事や水びたしにならないようにイメージは光などが望ましいとある。風も危ないそうだ……竜巻ができたらいや過ぎるからな。


 では実際にやってみると、手のひらから「ポワンッ!」という感じで光る塊が出てきた。


 うぉ!すげぇ!


 光の塊はふわりと手の上に浮かんでいたがしばらくしたら小さくなって消えてしまった。それが、俺にとっての「ターニングポイント」だったのだと気づいたのはずいぶん後のことだった。




ここまで読んでいただいて有難うございます。


誤字・脱字などありましたらお知らせください。



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