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朝起きたら、中学生

初投稿です(^_^)ゞどうか生暖かい目で…

この俺、小宮山一樹はイケメンである。

180cmの身長に筋肉質な肉体、切れ長の目と通った鼻筋、今時のイケてる髪型、しかしモテないのだ。

何故なのか…それは明確であった。俺は重度のオタクであり変態でありひょうきん者でありナルシストであるのだ。

そんな自分に酔いつつもどこか後悔している自分もいて…自分がわからない複雑な思春期の思いに悩まされていた…



ジリリリリリ!!!

高校3年最初の登校日、入学時に祖母が買ってくれた目覚まし時計がけたたましく鳴る。

眠い目をこすりアラームを止める

「今日から三年か…」

思えば今まであっという間だった、入学式の緊張感、新しいクラスメイトとやっていけるか不安な気持ち、そのうち作ってしまったキャラ。

たくさんの人に迷惑をかけた事。彼女との最悪の別れ。

「そんな気持ちじゃいけないな、切り替えよう」

陰気な気持ちを振り払い、洗顔するために洗面台に向かう。


鏡を見ると…なにかがおかしい、手入れしてあった眉毛がボサボサに、あとなんか幼い…のか?

「いや、まさかそんなことがあるわけがないぞ、落ち着いて考えろ小宮山一樹…落ち着け…」

いや、落ち着けるほうがおかしい、だってどう考えても若返っているのだから、

そんな風に困惑していると二階から誰か階段を降りてくる音がした。

「おはよ、兄さん…ってどうしたのそんな青い顔して…」

「あ…ああ、いやなんでもないぞ!それより雫、今何年の何月かわかるか?」

「2014年の8月だけど…なんで?」

心配そうな表情を浮かべるこの女の子は俺の妹の(とはいっても双子)小宮山雫だ。身長は平均くらいで色白で華奢な体、透き通るような綺麗な黒髪、モデルに負けず劣らずのルックス、俺と違うのはオタクではないしナルシストでもなく落ち着いていて優しい性格だ。

「いや、そのなんだ、寝ぼけてただけだ!とりあえず母さんが朝ご飯作ってくれてると思うからリビングいこうぜ!」

「まったく、兄さんは。。。」

呆れつつも安心した表情をしてくれるあたり雫ちゃんマジ天使。

それにしても2014年となると中学生か、あまり記憶にないのだが…なるようになるか。

「おはよう!二人とも!今日は母さん遅くまで仕事があるから夕飯は自分で食べてね!」

朝から元気な俺の母親、小宮山美希。若い頃はモデルをやっていたというその意識は今も変わらず女性では珍しい170cmの長身にナイススタイルをキープしている。

「じゃあ、母さんいってくるわね!」

忙しそうに仕事に向かう母親、いつもご苦労様。


「兄さん、今日は学校で進路について話すそうですよ」

「もうそんな時期か…雫は何か高校決めているのか?」

「近くの桜ヶ丘学園受ける予定だよ、兄さんは緑ヶ丘学園じゃなかったっけ?」

そうだった、俺と雫は違う高校に通っていたんだ。あの頃の俺は妹と同じ所に通うなんて恥ずかしいと思ってわざわざ一時間もかかる高校を選んだが今となって近いほうが良いに決まっている。

「いや、俺も雫と同じ桜ヶ丘受けるかな」


「兄さん…なんか変わった?前まではツンケンしてたけど今はなんか…」


「えっ…俺も成長したんだよ、もう高校生になる準備期間だしな!ははは!」

「ふふ!確かにそうだね!私は今の兄さんのほうが好きだよ!」

俺も愛してるぜ、雫たん!


なにはともあれ、これで俺で高校生活がまた始まる訳だ!とりあえず受験をがんばらなければ!!

ふと思いついたので書いてみました、

自己満足の作品ですが時間がある時にでもがんばります

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