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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約1年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が高いです。予めご了承下さい。

問一、何故彼女は解物を信仰するのか?

作者:らいら
 この場では解物を虚飾者と呼んでおこう。

 内は解物外は天使。
 表裏伴い、あまりにもかけ離れすぎた存在。純白の権化、天使の様だと評価され続けた自分という存在に矛盾を孕み徐々に壊れていく。それが虚飾者だった。
 それ故にだろうか。
 献身なき救いをし続け、いくら善行を為しても報われない痛みを味わい続けている。感謝は苦しみに耳を詰まらせ、謝罪は喉に支えて、心を蝕んでゆく。死にながらも生きている。そんな無垢でありながらも無垢では無い。
 そんな虚飾者の腐れ縁でありながらの産まれながらの【探偵】であるこの僕、推晶綴はある依頼よりロンドンに飛んだ。
 ロンドンで最近多発している、連続通り魔事件の解決を目的としてだ。虚飾者の元給仕係兼、依頼人兼、未来の助手リーレ=シャルラタンと共に、いざ!
 ーーーーとその前にリーレは牡丹学園に転入、変人奇人との遭遇を果たして変化を遂げさせた。
 実は裏でもう一人の腐れ縁も動いているとか……。ともかく、この事件は始まる前から終わっている。それだけは断言しておこう。

 そのことを前提で始まる奇劇舞台ロンドンでは僕も予想外の展開も待ち受けていたんだ。
 さあ、君は最後まで見届けられるかな?

 願わくは。
 僕のなかったらしい持論に重なった、自戒と慈雨を浴びてくれると嬉しいな。
Hint.0 溺れた少女の話
Hint.1 セカイ束縛は不変の一片
Hint.2 ひとりじゃない
Hint.α 僕らは不変を望み、導を臨む
Hint.3 混乱とは唯一の激情である
Hint.4 高鳴る鼓動は二つ、爾後は歪いる
Hint.β 無垢が無垢である理由に議論の余地はない。
Hint.5 一人を望むものこそ、幸あれ
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