転生-1
「ようこそ死と生のはざまへ」
と目の前の長髪で髪は白く少し幼い感じで胸は小さ…
「今胸が小さいとお考えになられましたか?」
おっとこの神様的な存在の人は心が読めるようだ
「あなたは車にはねられて死にました。ですがあなたは死んだ世界で特に悪い行いをしていないことからあなたに選択を与えるとします。」
「選択?それはどんな選択だ?」
「一つは天国に行く。もう一つは記憶をそのままで異世界に転生するかどうかです」
「異世界はどんな環境なんだ?」
「神に向かって失礼なことやタメ口やら…まぁいいでしょうそっちの方が私もやりやすいです。異世界は少し悪い人もいるかもしれませんが、平和だと思います。どうされますか?」
「異世界に行くのも捨てがたいが何個かチート能力をくれるとかあるのか?」
「あなたがお望みなら、あなたが望む能力を何個か授けましょう」
そう言って神様は微笑み、俺はこう言った
「そうなら俺は異世界に転生する。」
そして今度こそ悲しまずにすむような生活をしてみせる。
と心の中に誓った。
「それじゃこの中から好きなのを何個か選んでください」
そう言って神様は俺にマニュアル本みたいなのを差し出すのであった。そのマニュアル本の最初のページを俺は開くと文字が浮かび上がり、選択肢が3つ出た。その内容は
選択肢1 何も不自由なくお金持ちの家庭に生まれ過ごす
選択肢2 ごく普通な性格を送る
選択肢3 凄く厳しいが退屈しない生活
と書いてあった俺は神様に
「選択肢3ってどのような内容なんだ?」
と問うと神様は
「この選択肢はこの世界には国の秩序を守るエージェント的な存在があるため、あなたはそれになり国をあなたの得た能力を使い国を守るというものです、いわばヒーローみたいなものです」
俺はそれを聞いて選択肢は決まってしまった。
「じゃあ3で」
「本当にいいのですか?この選択肢は本当に厳しく過酷なものとなっておりますが…」
「3で」
「もう分かりましたよ3ですね3。それでは好きな能力を選んでください」
そう言うと本のページがめくれ適正能力を選ぶページになった。このページによると2個までなら選べるらしい。俺は迷わず魔法剣士と召喚術師を選んだ。すると神様は
「なぜその2つを選んだのですか?せっかくなら魔法剣士じゃなく魔法使いと剣士にすれば魔法も剣士能力も使えるのに、魔法剣士なら下級の魔法と属性追加の剣強化魔法ぐらいしか使えませんし、召喚術師ならそれこそ魔法使いを選んだ方が魔力の消費が激しいから魔力を多い魔法使いとやった方が…」
俺はその説明をちゃんと読んでいたがあえてこちらを選んだなぜならこちらの方が戦闘で有利になれそうだからである、この神はさっきは心が読めたのに今度は考えが読めてないのだろう
「あぁ構わない」
「それじゃあ次はスキルですね」
スキル欄は何個でも選べるらしいが俺は何個も選ばず最低限のスキルにした。まぁ向こうの世界でも学ばれるらしいからな必要となれば向こうで学べばいい。
「これでよろしいですか?」
「あぁ」
「それでは異世界に贈ります。あなたに次こそはいい暮らしになるよう心から願います。それでは」
神様がそういうと俺は光に包まれた。そして俺の異世界での生活が始まったのである。
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