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夏の散歩

作者: しおん

当時、こちらと、「短編」様にて発表させていただきました。東京新聞300文字小説にも応募させていただきましたけど、撃沈しました(汗)(笑)。

東京から愛媛の宇和島まで飛行機と電車を使って来た。



松山のように何かあるわけではなく、早く用事を済ませて東京に帰るつもりだ。



夏本番を迎える宇和島に着くと、駅から徒歩20分位のところに「天赦園」という伊達家ゆかりの庭園があると知った。



私は一応行ってみた。



園内は清掃された砂利道を進むと、池泉廻遊式庭園の景色が開け、茶室や書屋もあった。



土曜日なのに誰もいない。



池のせせらぎ、夏虫の鳴き声、すべてが今私一人のものになっている。



観光客で賑わないが、何もないわけではない。



穏やかな優しさに包まれたくなった時は、こういうところのほうがいい。



私はもう少し宇和島に留まることにした。

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― 新着の感想 ―
[一言] 作品の雰囲気が好きです。 風情を感じる文章でしたので、もう少し長く読んでいたいな。と、思いました。
[一言] こんにちは!玉三郎ですよ!(σ´∀`)σ しおんさんの作品をちょいちょいと拝見させて頂いてまっす。こう、詩的で女性らしいリズムですね。宇和島どころか愛媛は上空を通り過ぎた事しかありませんが…
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