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知恵の神から恩恵を賜りし者

初投稿です。 

よろしくお願いします。

知恵熱を起こし、生死の境を二週間(両親に教えてもらった)彷徨って、今の俺がある。戦闘民族である(心無い奴は殺戮部族と言うが)我等が鬼族の信仰する神は戦の神である。しかし、俺はどうやらおかしいらしい。




**************************

 加護というものがある。

 それは、神に愛されたり、ある一定の条件を満たしたりすれば神からもらえるものらしいのだが、俺は前者であるらしい。

 本来なら喜ばれるものだが、俺は戦の神からではなく、知恵の神から加護を賜った。最初は悲しかった、が、

 「知恵の神?ほーん、戦の神じゃないんかい?」

 「でもあなた、頭を使えば殺せない獲物も殺せるよになるかもしれませんよ?」

 「そうだのう、わしらが頭使うっつったら頭突きぐらいじゃもんなぁ」

 だぁはっはっはっは、うふふふふふふふふと笑う両親は何で俺だけ、という憂鬱を軽く吹き飛ばしてくれた。というか俺も細かいこと考えてるのが馬鹿らしくなった。

 父親の名前はハルク・フォン・オーガ。身の丈1.7メートルくらいと一族の中では標準的な背の高さである。

 性格は鬼族には珍しく思い遣りの持ち主。この里の鬼族は殺戮衝動を抑えられるものが5人しかいないのだが、その数少ないうちの1人。使う武器は剣と名がつくものならなんでも使う。髪型は見事なまでにつるつる。鬼族はたいてい毛深いために疑問に思い、それについて聞いて見ると顔色が真っ青になったため聞くのは止めた。

 母親の名前はイザヤ・フォン・オーガ。身の丈は1.5メートルくらいと鬼族の女性でも小さめ。時折見せる笑顔が怖い淑女然としたいつも笑顔の優しい母さんだ。使う武器は短弓で射たれると魔物がお見せできない状況になる。暴走しかけたときに止めてくれた父さんに惚れて、一緒になったらしい。そのときのことを聞くとまだロキちゃんにはまだ早いわよ~と誤魔化されてしまった。髪は肩の辺りまで伸ばしている。

 俺の名前はロキア・フォン・オーガ。身の丈は1.2メートルくらいで同年代のなかでは一番小さい。まぁ同年代と言っても三人しかいないのだが。知恵の神から加護を賜っている。


 普段は深い森の中にある里の中で2人の友達と一緒に遊んでいる。

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