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200文字

「100分の1」になりたい

作者: 冷凍野菜

僕は100分の1になりたい。


10分の1だと目立ち過ぎで、1000分の1だと居ても居なくてもわからない。


直接は関係ないかもしれないけれど、そこにいてもいいと許される。


そんな関係がいい。



それは僕のわがままが通せる距離。



寂しいときにはみんなと一緒に騒いで、ゆっくりしたいときは隅でみんなを見ながら自分の事をする。



ほんとは1分の1になってみたいけれど、そんなに近づかれるのは怖いから。


僕は100分の1でいい。

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― 新着の感想 ―
[一言] 拝読させていただきました。 ストレートでわかりやすかったです。 ほっと一息つけるこの物語は、私の心にふんわりと着地してきました。とても心地よいです。 ありがとうございました。
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