Ep9著作権事情
「確かに昔はね、同盟貴族が結ばれまして、大丈夫でした。現在は同名の用語や、タイトル付けちゃダメなんですって著作権法違反で決まってしまいます。是非、気をつける事をお勧めします・・・では、、、」
そんな事言ってたら、業務上で世代交代どころか、折角の人材がクリエイター業から消えちゃうよ?それに版権って皆で分け与えるモノでしょう?独り占めはダメ!と言いたくなった。焦ってるんですよね、この業界だって資金勘定でモノ言ってしまったから。
「あのお~もう、いいですか?」
「ええ、問題も課題だからその名でいきませんか?」
アダルト業界での業績はますます上昇中。定価45万円のところ、32万円に削減、各業界から海外までその「コムスビちゃん」がワールドメディカル賞を授与されたことを、目に留める。その売上総額905億円になったのは10年先で、改良も幾つかしましたっけ。手数料3割頂けまして、、、
「ほんとうに沖見さんとの契約の件が成就していなければ、僕らは今頃潰れてましたね!競争率厳しいんですよ、この業界ってぇ」
「ははは、わたし達も契約以来10年経つとビルが欲しくなる訳ですか?」
社名が変わりました。「沖見電子開発事業会社」って名前です。
わたしはこの頃、ネットを使い宣伝しなくても、他社様方並びにユーザー様方が我が社について、たくさんの応援やイベント等まで展開して下さいまして、大変恐縮にございます。心短ながらも、粗品をプレゼント致します。300名様限定で!
「・・・しゃちょおお~~う、粗品は“チリ神”という置物よりも、噛み髪スタンプでよくありませんんん~~?」
「わたしは定年になるんですよ、薪さん、河見君、それに青木さん、君達もそろそろ弟子を取ってはいかが?もう子供なんて成人しちゃってて、もう孫まで生まれるかも?」
社説によれば、ハラスメントという言葉は業界用語の一端としてあまり快くない事だと新聞に載ってた。時代は交流会ではなく、結束チームという名の交流が始まっている時代なんです。業務報告すれば言葉のバランスが必要なんでしょうよ、違う?
「滝美社長宛に粗品が届いておりますが、瓶が入っており、如何なさいますか?」
「それって酒造メーカーなんじゃない?たぶん美少女のポップと貼り絵があって」
地元酒造メーカーであるPCM‘sさんから地元の若手を雇いたいらしく、もはや端子だけを製造しなくて済んだ我が社へ、せめてものお礼を述べたいそうでした。
「アニメ化決定しました!営業部長の大北さんへ是非、お礼を伝えたい・・・」
「大北ですか!なるほど、分かりました。直ぐそちらへ伺わせますね?」
「ゲーム書籍化にアニメ化・・・我が社はますます盛況ですね社長、後戻りできます?」
―開発プログラム設定 滝美 誠也―
提供:ラク・ダ法人企画部事業所 沖見電子“開発事業”会社
民田イラスト制作部高野 メカニック制作部門事業所
Uert節夫
「大きく出たものだ」
「ね?後戻りできなくなっちゃったでしょう?」
045年ともなると、本に触れるだけでゲーム画面が構成されるという、ノート型のイーパット・エンドってものが発売されていきまして、200億人の購入者というデーターが!・・・驚きです。「“世界進出の確実な大企業会社”」と掲載されちゃいました?
“この本はデーターです。触れるだけでその物語が構成され、歴史学者や革命から教育ほか、絵画も小説もすべて体験できるのです。登場人物はすべて、美少女らしい容姿となりますが、コスメチックも出来るので、プレイヤーがその場に記録されるというシステムも導入しております。全年齢性別推奨、3年契約版で定価6,900円。乞うご期待!”
キャッチフレーズを置けるとも。これって生涯遊ぶと給料が発生するという各社、事業主共同のイベントゲームなんだって。わたし、前社長の威光を感じるんですが怖い時代になりましたね、沖見 常次元・会長殿・・・。
『誠也君、大湯君、わたしが常に留めて置きたい教訓を伝えておくよ』
テレビもそうだし、電子レンジも同じ端子。頼まれたことが在って、人事を尽くすその意味は、世界をも凌駕する大イベント!困った人を助けるには各個のチームワークを大事に大切にしましょう!如何なる形を以っても纏めていくんですよ?
滝美・上川『社長・・・』
契約期間にも関わらず、類似商品が横行するなか、我が社にもその被害が在りそうなんで、いつも通りに著作権にて商品登録を致しました。だって明らかなバグ対策のできない会社なんて、必ず信頼損なうもん。お金より「プレイ時間返せ」と言われません?
「版権無視して改造データー作るソフトを導入するユーザーも多発、我が社が急成長をしたにも関わらず、第三者が製作するってある意味有能なんじゃないでしょうかね?」
「だから類似データーと売上関係ないんで、無視しちゃいません?」
本誌では「勿論、プレイヤーさんの受け取り方次第で、決して学生さんの教材なんかにしてませんって!お言葉ですが当時の値段から半額なんですよ~?」と1万3,800円で売り出しちゃった大手メーカーの意見、これって我が社にも使えませんか?
“事業契約年間の版権”を得る為にはその指標となる、スキルと就労経験が必要とされていた時代が懐かしい。学生さんだけじゃなくて子育て世代も勉強に取り組んで、高齢者も知識を得る一環だって言うんだから、大儲けしちゃったんです。
それと、特別支援の得られる国のシステムも充分に活かせているのも、大きかったんです。他国と競争している内に何だか、平和な日々が続くんですけどねぇ~、版権様サマ我が社の特権嬉しゅうございます。
過去作の「悠久のデコロイド」も中止になったのに、版権無いからってそりゃないでしょう?復興版作っちゃおうかなぁ~。しかも「アダプター・コンセント―マルクの冒険―」は前作「マルクの奇跡」よりもシミュレーション型の対戦型RPGに手直ししたんだっけ。あれからもう5年も経つんですか~、他にもいっぱい開発に携わってきたものがアプリケーション・ソフトに移植導入されるそうなんだけど、全部中古品扱いなんですよ。理由として、すべてが製造工程で中止になったんで、販売業者が汚れててもいいから“高値で取引させちゃおうっかなぁ~”なんて言わないで?
――AGAPP中古市場――
あのう、わたし特権で許可しないって何?どういう事なんですよ、世界の滝美誠也ですよ?もう映画化したし中古だから問題ないんです?「部活杯ラブコン全開放」これってパソコン用のゲームでしょう。市場では絶版扱いされちゃって、かなりの反響があった1テラバイト機種対応USBソフトなんだけど、主人公の梨凜が眞知小神学園の小学生でアルバイトの帰り道にマンホールに落ちて、天空世界で冒険する企画で立ち上がったんだよね。これって、言葉を選ぶシステムが導入されるプログラムを打ち込んだので、1王国辺り“180の多種多様なキャラクター”と交渉・物品交換のできるクエスト方式も採用したバトルアクションも楽しめる仕様にしたんだっけ。時計コマンドも採用し、たとえば1時の秒針で止めると攻撃魔砲が発動されるパニックゲームになったんだ。攻撃される度に装備が徐々に破壊されるって、冬風が隙間を通るような感覚。
「アーチャー・プラント・・・2万3,650円。河見君、覚えています?」
これは太陽と月の方向へカーソルクリックすると、矢が飛んで突き刺さると少女が生まれるって仕組みだった。定価5,800円で地層球から産まれる魔王なんかも仲間にできて、「将来結婚しましょう」なんてセリフをプレイヤー目線で伝える演出は聞き入ったよ。井伊上 守さんの声を収録した時にも、熱海 セリカさんの声を収録させた時だって、拓野君が相当力を入れていた作品の一つだったよね。アニモ―ションも92分間ものボリュームで挑んだのですからね「劇場版アルクス・ファミリア」よりも10分上ですよ?4Dで。清須アニメーション学院の監修により総製作費30億円、興行収入が1,098億円と超巨大ビジネスへ発展したのを憶えています。税金19%引かれちゃったので手数料40%支払いました。
「社内旅行ってどうです?社長も定年迎えるんですよ?」
また、青木さん。あなたわたしの通帳握っていませんでした?奥さんとっても怒ってて「通帳泥棒を紐づけて浮気したのね」って離婚寸前に追い込まれたんです。勘弁してください、社長伊達に何十年やってきたと思ってるんですか?どこかの秘書ではないんでしょ、お子さん大事にしてくださいね。
「社長ぅ、青木監督から聞きました~是非、この富可にお任せあれ~」
「凄い!2ヵ月旅行なんて、沖見も成長しましたねぇ、神谷さぁん?」
チーム沖見メンバー「社長、今後ともよろしくお願いします――っ!」
社長特権を利用しないで下さい。わたしは家族旅行をしたいんですよ。もう、権力競争してるみたいじゃないですか?もう、仕方ないなァ~・・・「えええ、流石、大社長!」えええーー変なネーミング付けるのやめてください、わたしは美少女ゲームを開発させて頂いた中井さんのお陰で今、こうして居られるんで「滝美社長、定職就きたいです」と言われても困るんですよね。
「あのね、もう、会長になればよろしいのでは?」
「いえ、社長がいいです。このフィギュア、天使マーキュリー・アダムス神々しいでしょう?さぁ、あなたは、我が社の社員でしょう、是非とも手に取って見てみません?」
「シッシッ、デレデレしないでください」
「すみません、人気者ではありません。今考えていた所なんだ。だから、初心に戻ってね社員旅行2カ月コース・・・」
「・・・あの、製作リーダー、完全にキレそうなんですが、、、」
連れて行きましょうか。
アプリケーション・ソフトとして捨てられそうになった我が社共同のゲーム達。
あなたも美少女に興味ありませんかね?
Ep1,のオチです。
もしこんなにゲーム業界が儲かるなら、作者沢山起用してほしいって考えました。
絵は大分昔に辞めたんですけど、クリエイターって賞を貰わないと引き受けちゃダメなんですかね。
時代と共に技術開発が成される度にその専門知識を得て頑張る学生さん達、すごく尊敬してますよ。
※「サンシャイン」は少し間を置きますのでご了承ください。




