表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/10

0話 ごきげんよう

 皆様初めまして。(わたし)はメイディと申します。

 とあるご令嬢の従者を務めている者です。以後、お見知りおきを。


 さて、突然ですが、皆様は「スローライフ」というものをご存じでしょうか?


 これはあくまで俗説的な定義ですが、スローライフとは「時間や効率に囚われることなく、自分のペースで日々の生活を過ごすライフスタイル」のことです。


 ん? 「それがどうかしたのか?」ですって?

 いやぁ羨ましいんですよね、私。一度でいいから仕事に追われることなく、のびのびと生活がしてみたいんです。


 お茶を片手に読書をしてみたり、

 興味のある分野の研究に没頭してみたり、

 草むらに寝転んで夜空の星を観察してみたり……、

 あぁ、夢が止まりません!


 ……でも、現実ってそう甘くないんですよね。

 他にも従者が沢山いればいいんですが、生憎私しか従者がいないので毎日が大忙しなんですよ。お嬢様ワガママですし……。


 ……っと、失礼。

 お見苦しいところをお見せしてしまいましたね。

 

 ごほん。


 さて、前置きはこのくらいにしまして、ここからは私とお嬢様の日常をご紹介していきたいと思います。ぜひ最後までご覧いただけると、私もお嬢様も幸いにございます。


 それでは皆様、ごきげんよう――。


?「メイディ、一体誰に話してるの?」

メ「独り言ですよ」

?「スカートの裾広げてまで?」

メ「独り言ですよ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ