表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
90/118

第九十話 「Появление(僭越)」

挿絵(By みてみん)


"ガタッ! ガタタッ....!"


「я чувствую что это


 движется если я


 что то сделаю,

(・・・どうにかすれば.... 


 動きそうな気はするんだが....っ!)」


"ダンッッ!


目の前の巨大なコンピュータの


操作部分となっている机の様な台の上の


金属部分をジュチが叩く!


「・・・・」


「(Кажется это


  не работает,)

(動かないみたいね....)」


「как ты там переезжаешь

(・・・向こうはどうやって


 動かしてるんだ....?)」


"パッ パッ!"


「(----------、)」


壁の向こう側、今自分達が操作している


ガラスの壁越しに繋がった


巨大なコンピュータを見ると、


何故かは分からないが今自分達が追っている


コウノ、スサケフスキの二人が


まるでこちらの様子を気にする素振りも見せず


向こう側の部屋のコンピューターを


操作している姿が見える.....


「возможно,

(多分.....)」


「Зафер,

(ザファー....)」


"カタッ!"


ザファーが自分の懐から取り出した


小型のノートブックパソコンを手にする


「Вы понимаете?

(・・・・分かるの?)」


「・・・・」


"ピッ ピッ!"


「думать,

(考えて・・・・)」


「・・・・」


そのままザファーは巨大なコンピュータの前の


テーブルの様な場所の椅子に腰を下ろす


「Компьютеры которые


 были помещены в


 здание собранное


 магнитами которые


 мы видели до сих пор,


 Кроме того Цвефов,


 Устройство магнитной


 силы которое он


 использовал в этом 104,


 А теперь серебряная


 бутылка в руке


 У с другой стороны,

(今まで僕たちが見て来た.....


 磁石の集まった建物に置かれてた


 コンピュータ....


 それに、ツベフォフ..... 


 彼がこの104の中で使っていた磁力装置.....


 そして今向こう側にいる.... 


 У(ウー=河野)の手の中に入ってる


 銀の瓶....)」


"カタッ! カタタッ!"


「Квантовый компьютер,

(量子コンピュータ....)」


「Серебряная бутылка,

(銀の瓶....)」


"カタタタタタタタタッ!"


「・・・・!」


おそらくこの目の前の巨大なコンピュータを


作動させようと考えているのか、


ノートブックのキーボードが


規則的な音を上げると、


そのノートブックのコマンド入力欄に


大量の記号や数字、そしてロシア語が


羅列して行く.....


「Хм серебряная бутылка


 это устройство


 активации с рисунком


 Сибирский


 снежный кристалл,

(あの"銀の瓶"は"シベリアの雪の結晶"の


 パターンが登録されている起動装置-------)」


「カタッ カタタタタッ!」


「есть ли что нибудь


 связанное с


 магнитной силой?

(・・・磁力とも何か関りがあるのか?)」


「и магнитная сила


 используется в этом


 пространстве для


 объединения и


 разделения


 различных веществ,

(....そして、"磁力"はこの空間に置いて


 様々な物質の量子を結合、分離させるために


 使われている-------)」


「Тогда что такое


 квантовый компьютер?

(じゃあ、量子コンピュータは・・・・?)」


「Ответ прост,

(・・・答えは単純-------)」


"タンッ!"


「О, ой!

(о́й オイ...ッ....!)」


"ガガッ.... ガガガガガガガガガッ......


「Это компьютер!

(こ、コンピューターが....!)」


"パッ! パッ!"


ノートブックのプログラムの


実行ボタンが押されると、壁の前の


コンピュータが音を上げながら揺れ


パネルの様に疎らに点滅し始める--------


「Правда одинока?

(真実は単------ ・・・え?)」


"シュォォォオオオオオオオ----------ッ!!


「А, Чо,

(え・・・ ちょ・・)」


"ブワァァァアアアアアアアアッ!


「Зафа!?

(ザファーッ!?)」


目の前のパソコンが起動したと思った瞬間


「Кобу.....,!」


異常な程の光がザファーの前のテーブルから溢れ


「(・・・・・)」


"シュォォオオオオオオオオオオ----------


「гм, Хорошо это,

(гм ヴィエィァム....!


 そ、そ  んな・ ・ ・ ---------


"シュゥゥウゥウゥウウオオオーーーー.....ッン


「(--------、!)」


シュゥゥウウウウゥウゥウウォォオオンッ.....


「гм

(---------ッ!)」


「Запер!?

(ざ、ザファーッ!?)」


------------------------


------------------------


------------------------


「・・・・!)」


「бо́же мо́й

(бо́же мо́й ワァジュムォイ....!)」


"ザファーがいない"


「Ху

(・・・・え、....)


「Что это такое!

(な、何だ・・・・!)」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ