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第八十九話 「Затянувшись(余韻)」

挿絵(By みてみん)


「かレの兄、そしてすデに


 存在しテいナい--------」


「・・・そして、今、ツベフォフはその....


 お前が言う所の"零転移"だとか....


 "構造論"に従って、この地下空間の底--------


 最下層の場所で"何か"を


 しようとしている--------


 ・・・・そう言う事か?」


「--------ガガッ 


 兄、アキム.... そして、弟ツベフォフ....


 二人の兄弟ハ"ゼろテんイ".....


 量シ学ヲ発展、更に独ジにシュウ斂さセタ


 りロンに基ヅキ"イ志"を果たソうと


 しテいル-------」


「オイオイ、"サカナ"ハキレタ....テノカイ?」


"ガタッ!"


「スサケフスキ・・・・」


「チョイト、ニョウボウモココントコ


 スコシバカリハタラキガヨクネエカラア


 チョイトバカリ"コウザガエシ"ヲ


 モグロンデルウエ.... テトコロクワイ....?」


「(・・・・)」


元々、ニュアンスで喋る男だが


何となく今この男が何を考えているかは分かる


「"零転移"だとか.... 量子学だとか.....


 あまりよく分かる話じゃないが....


 とりあえずこの下-------


 一番下の層にそのツベフォフの-------


 "目的"みたいな物があるって事なのか?」


「ガガッ---------  


 かレ、つベフォフそシてキョう弟は幼イ頃かラ


 そノ量シの動キに注もクシ、


 その研究のセいかを発表すルトコロで


 トツゼン、そノコイビトとトモニ


 スガタをケシタ--------」


「子供の頃から....


 そして、その研究を発表する途中で


 ツベフォフの兄は姿を消した....」


「スガタを消シしタ、とオオヤケニいワれテ


 いルが、ツベフォフのあニは、すデに


 このヨにソンざイしテ


 いナイ______ガガッ!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「Ну я мало что знаю о


 структурной теории


 или иллюстрации


 домашней страницы,


 Легко понять Что


 ты сейчас делаешь?

(そ、その構造論だとか....


 "ホームページの例え"は


 よ、よく私には分からないが....っ


 わ、分かりやすい、今


 "何をしているか"


 そ、それを教えてくれないか・・・っ)」


「・・・・」


「Есть слишком много


 мест которые я не


 знаю о действиях


 Антацу Бефффа так как


 я пришел на эту


 крайность, Вау у меня


 тоже есть компания!


 И моя семья,

(この極層に来てから....っ!


 あ、アンタ.... ツベフォフ氏の行動には


 分からない所が多すぎる....っ


 わ、私にも会社がある....!


 それに家族も.....っ!)」


「Саудаде.

("サウダージ"だ。)」


「С,саудаж?

(さ、サウダージ?)」


何か()えて分かりづらい様に説明しているのか


それとも単純に自分の理解力が足りていないのか


隆和はツベフォフに対して再び


その行為の意味を問い質す


"カチッ カチッ!"


「Саудадето тоска, Это


 чувство что у


 вас есть желание,

("サウダージ"とは、憧憬(しょうけい).....


 (うれ)いや憧れを


 持つような感情の事だ....)」


「カチッ カチッ!」


「(な、何だ、あれは.....?)」


ツベフォフの手元を見ると、そこに


手りゅう弾の様な形をした


歯車の様に回す事ができる


数字がいくつも刻印されたおそらく、


"手回し計算機"の様な物が見える-------


「Тогда вы мистер Цубефф


 этот сумасшедший,


 Этот инцидент вызван


 эмоцией под


 названием саудаж?

(じゃ、じゃあ.... アンタ....


 つ、ツベフォフ氏は、その


 "サウダージ"....


 そのサウダージとか呼ばれる感情で


 こ、今回の事件を


 起こしたって事なのか....?)」


「Это еще не все,

(それだけではない....)」


「・・・・??」


「Что важно дляACTтак


 это высокое


 самосознание


 самочувствие и


 вернуть гнездо, У


 него должна быть


 благородная и


 возвышенная концепция


 такая как искусство,

("行為"の意味として重要なのは-------


 "高い自己意識"、"自走感"そして


 "帰巣感".... それはまるで芸術の様に


 気高く崇高な概念を持つ事が


 必要になってくる....)」


「・ ・ ・ ・」


意識が思わず停まる


「Это маленькое


 восстание, Аймой

(これは、小さな、"反乱"なのだよ--------


 エイモイ-------....!)」


「Это восстание!

(は、反乱....!)」

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