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第七十五話 「Темный текущий(暗く、流れる)」

挿絵(By みてみん)


ヒュンッ


-----------ヒュンッ!


「(Капсула,)

("カプセル".....")」


"ガタッ!


「НичегоЯ думал что есть


 место куда я мог


 бы пойти, В


 этом месте это,

(・・・・何も無い。 


 先へと進めそうな場所があると思ったが....


 この場所には、あの------)」


「что такое капсула


 с женщиной?

(・・・・女が入った"カプセル"って事?)」


"---------ヒュンッ


「Не будь таким,

(そうなるな・・・・)」


「(・・・・・)」


レベデワ、ジュチは巨大なガラス壁の向こうで


激しくそのガラス壁に何度もぶつかっている


生きているか、死んでいるかも分からない


"人"の入ったカプセルを見る.....


"----------ヒュンッ


「Хм я в капсуле,

(あの、カプセルの中に入ってる....)」


「Ах,

(ああ・・・)」


"ヒュンッ


-----------ヒュンッッ


「(Комната которую я


  просто должен


  был сделать,

(さっきの部屋-------)」


激しい音を立てながら壁にぶつかってくる


カプセルの透明な部分に目を向けると、そこに


造り物かどうかは分からないが、


目を閉じている"女"の姿が見える.....


「・・・・」


女の顔を見ると、閉じた目の顔は先程自分達が


アントンと偶発的に出会った部屋の中に


置かれていたマネキンと酷く似た様な


顔つきをしている.....


「(・・・・・)」


----------ヒュンッ!


「лестница которую мы


 шли в прошлое,


 Интересно было ли


 место чтобы пойти


 в другое место,

(....私達が今まで通って来た階段の------


 どこか、別の場所に進める場所が


 あったのかしら....)」


「Говоря об этом мы были


 в этом озере, Слева Я


 пошел налево на


 лестнице, С правой


 стороны то же самое


 Пространство?

(そう言えば、さっき俺達はあの湖の場所で....


 左側..... 二又の階段を左に進んだが、


 その右側にも同じ様な....


  "空間"があったろう?)」


「Затем,

(じゃあ・・・・)」


"ゴォォオオオオオオオオオ---------!?"


「??」


「Зафер,

(ザファー.....)」


「Кобб, футбольный,

(コブ..... футбольный....


 サッカーの....)」


「Что ты делаешь?

(・・・・何をしてるんだ?)」


"ガシャアアアンッ!"


「РаспределеноX


 отклонение*от


 метастазов KT из за


 отклонения Y на


 супер твердое,

(共分散/xの偏差*yの偏差による


 KT転移から超固体.....)」


"ヴァチィッ!"


「Кроме того этот щит,


 Конечносверхпроводник

(また、その盾.... 


 確か、"超伝導体"だとか....)」


「Ультра слид вызывает


 ультра потопную и


 стеклянную стену,

(超固体は超流動を因起し


 ガラスの壁を.....)」


"ガシャンッ!"


「・・・・?」


バーナーで炙っていた盾を


ガラスの壁の前に翳すと、


そのままガラスに向かってその盾を


ザファーが密着させる


「ёмкий,

(....ёмкий イヨォムキィ....)」


「Чем ты планируешь


 заняться?

(・・・・何をするつもりだ?)」


「Гелий-4, который


 становится


 сверхпроводником при


 температуре 4,15 К,


 далее подвергается


 бозе-конденсации до


 2,17 К, чтобы стать


 сверхтекучим.

(-------超流動状態になるには、


 4.15kで超伝導体状態になるヘリウム4を


 更に2.17kまでボース....っ


 凝縮を.... させる....っ)」


"ガンッ! ガンッ! ガンッ!!"


「Чточто,

(な、何を....っ)」


「Перенос фазы,


 Состояние вещества,

(相転移....っ コブ....っ


 物質の状態を....っ!)」


"ガキィッ!


「y,

(-------オイ....ッ)」


「собака!

(собака サヴァーカ....!)」


"カランッ!"


「--------....?」


「Я подумал, что если я


 ударю по этому стеклу


 сверхпроводящим


 экраном, оно может


 претерпеть фазовый


 переход и пройти


 сквозь эту


 стеклянную стенку.

(・・・・"超伝導体"の盾で


 このガラスを叩けば相転移して


 壁を通り抜けられるかも


 知れないと思ったけど....)」


"ガランッ....!"


「Что вы говорите?

(・・・・何を言ってるんだ?)」


「Пройти стену,?

(壁を.... 通り抜ける....?)」


あまり普段は耳にしない様な言葉を呟きながら


盾を何度もガラスの壁に叩きつけると、


意味が無いと思ったのか、ザファーは


手にしていた盾を床に向かって放り投げる


「Стеклянная стена с


 щитом, Прорваться вы


 пытались пройти?

(・・・・その盾でガラスの壁を....


 突き破る.... 通り抜けようとしてたのか?)」


"---------ヒュンッ!


「Это как осли!

(まるでロバね・・・!)」


"ガランッ!"


何か役に立つとも思えない


無意味な行動を取るザファーに、


二人は冷ややかな視線を向ける


「но!

(でも・・・!)」


"ヒュンッ---------!!


「Ало!

(アロ....!)」


「Благодаря бокалу с


 этим щитом, Смотреть,

(この盾でガラスを叩いたおかげで


 ほら-------)」


「магнитная сила,

(・・・・あれは....)」


「За стеной,

("磁気"か?)」


レベデワ、ジュチがゴーグルを掛けると、


そこに先程ツベフォフがいた部屋の


下の階段の場所に広がっていた


"磁気の道"が広がっているのが見える....


「Это связано с столпом,

(・・・・柱まで繋がってるぞ)」


「Хм кончик столба!

(あの、柱の先....!)」


「Кобу ааа!

(コブ.... ага)」

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