第五十三話 「Вне(その先)」
----------シュウウウウウウ
ウゥゥォォオオオオオオ.....ンッ
「Этот парень опускается
вниз О, эй, разве это
не слишком быстро!?
(-------こいつ、でっ....
下まで降りて--------
お、おい、は、速すぎじゃないかっ!?)」
"ガキッ!!
"ガキッ!
「Кобу! Вау вау!
(------コブ....! う、うわぁ....っ!!)」
「!!」
"ギィイイイイイイイイイイッ----------
途切れた階段、両脇を壁に覆われた
暗闇の中へと繋がる"磁気の道"を見つけた
ザファー、ジュチ、レベデワの3人は
ザファーの作った金属の盾に乗り、
暗闇の中をスライダーの様に
下まで滑り落ちて行く.....
--------------ギィィイイイイイイイッ!
「Хм! Зафер,
(っ!
ざ、ザファー....っ)」
ギィィイイイイッ ギィッ ギィィイイイイッ!!
「・・・・!」
三人を乗せた盾が両脇の壁とこすれ合い、
激しく軋んだ音を上げる!
「Но это нормально?
(だ、大丈夫-------- っ!?
ガキィイッ!!
「---------!、!」
「Вау, ах ах Графический
интерфейс хороший
хороший хороший
хороший хороший
(う、うぉぉォォオオオオ----------
ギィィイイイイイイイイイイイイ
「(Кобу,
(こ、コブ.....っ
"盾"が、
「О, падает!
(お、落ち--------!)」
ギィィイインッ
ギィンッ!
「банк,
(う、-----------
巨大なすべり台の様な横壁に支えられた
"磁気の道"を通り、暗闇の中を底へと向かい
下って行く--------!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
"シャャャャャャャャャャャャャャヤ"
「О, эй, дорога!
(--------お、おい、道がっ!)」
「(・・・・・!)」
"ガタァアンッ!!
「о̀го́,
(о̀го́ アヴォッ!)」
"ズササササササササササササッ----------!
「Привет!
(ッ・・・・!)」
「Ау́
(------Ау́ アーゥォ....!
"ドサッ!"
「И ниже,
(し、下--------)」
、ガタンッ
「-----------」
「---------」
「・・・・-----------」
"ヒュゥゥウウウウウォォォオオオオオ.....
「Вы приехали ,
(つ、着いたのか....)」
「Вот и все,
(-------そうみたい....)」
磁気の道を凄まじい速さで
盾が滑降して行くと、
レベデワ、ジュチ、ザファーの三人は
地面の上に投げ出される!
"ズサササササササッ_____
「・・・・」
「О, о, земля
(お、おい..... じ、地面が....っ)」
「Ц,!
(・・・・っ)」
"ズサッ!"
「(----------)」
ジュチの言葉を無視して、レベデワは
辺りの様子を覗いながら立ち上がると
周りの様子を注視する--------
「(этап,)
(・・・・階段....)」
"カシャッ!"
「Что ты идешь!
(ど、どう言う降り方をしてるんだ....!)」
「Кобу !
(こ、コブ.....!)」
「(--------...)」
"滑降"に取り乱したのか、二人は
かなり慌てた様子を見せるが
無言でスコープを掛けると、レベデワは
辺りの様子を覗う---------
「(Дело в том,)
(物が....)」
周りには階段を降りる前と変わらず、
暗い景色が広がり
「(специально?)
(--------わざと....?)」
そして、光りを放ち続ける発光体や
何の材質かも分からない金属片の様な物が
浮かび上がり
「О, эй, или Лестница!?
(お、おい、か、"階段"か!?)」
「Кобу,
(コブ.....)」
「・・・・・」
そして、自分達が今立っている庭程の広さの
石の地面の先に、暗闇を下へと向かい伸びる
別の"階段"が見える--------
「・・・・・」
"スッ"
「Синий,
(あ、おい-------)」
「・・・・・」
まだ地面に倒れ込んだままの二人から離れ
「(---------)」
"コッ コッ コッ コッ コッ コッ---------"
「(Цубефо,)
(ツベフォフ.....)」
「О, ты выйди!
(お、降りるのか!)」
「・・・・・」
暗闇の中、目の前に現れた奇妙な階段を
下へと向かってレベデワは進んで行く.....
「・・・・」