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第三十四話 「щит(盾)」

挿絵(By みてみん)


"ゴォォオオオオオオオ-----------


「Хм?

(っ・・・?)」


「Он, я очень хорошо


 знаю что он делает,

(彼.... "彼"のしてる事は


 とてもよく分かる....!)」


「Он Цвефов?

(・・・彼って、ツベフォフの事?)」


「аванпорту,

(・・・・аванпорт


 アヴァンポルトゥ)」


"シュウウウウウウウ.....ッ


「---------、」


ガスバーナーの火によって


溶け出したバイクの一部が形を変え、


徐々に黒ずんだ色へと変色して行く....


「Этот велосипед югослав


 Вигослав, Я плавал


 в этом полярном


 слое, досуха,

(この、バイクは.... 


 югослав ィゥゴスラフ....


 この、極層の中で浮かんでた....


 досуха ラッスッォッハッ.....)」


"ゴォォォオオオオオオ---------!"


「・・・・・」


特に惜しい、と言う程でも無いが


先程まで均質な流線型をしていた


バイクが崩れて行く様子を見て、


何故か充足された、満ち足りた印象を感じる....


「В настоящее время


 транспортные средства


 которые плавают по


 земле коммерчески


 недоступны, мысленно

(....今の所、地上を浮く"乗り物"は


 一般に市販されている物では無い....


 мысленно.... ムッスィェナ.....)」


「то есть?

(・・・それが?)」


"ジュゥゥゥウウウウウウ....ッ"


自分が塔の中まで運んで来たバイクを


ガスバーナーで炙られている事に、


ジュチの顔色がより冷たい表情へと変わる.....


「・・・・」


"スッ"


「・・・・?」


「Эта вещь


 плавает в башне,

(この、塔の中に浮いてる物--------)」


「・・・・!」


中央にある巨大な柱の周りに目を向けると、


そこに、様々な通常では考えられない様な


瓦礫、板、破片---------


多くの物がこの塔の内部に浮かび上がって


いるのが見える-------


「Эта башня создает


 магнитную силу,


 И плавающее вещество,

(....磁力が発生している、この塔....


 そして浮かんでいる物質.....)」


「ゴォォォオオオオオオオオオッッ」


「Есть только один ответ

(答えは、一つだけ.....)」


「отвечать?

(答え....?)」


シュゥゥウウウウウ----------ッ.......


「!!」


「Эта машина на которой


 ездил Цвефов,


 отличается от


 обычного металла,


 Он сделан из


 сверхпроводника ,


 фольклор,

(このツベフォフが乗っていた乗り物は


 通常の金属とは違う..... 


 "超伝導体"でできてる..... 


 фольклор.....)」

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