表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/118

第十五話 「в снегу(雪の中)」

挿絵(By みてみん)


"ザアアアアアアアアァァァァ...."


「(な、何をする....つもりなんだ....)」


"ヒュォォォオオオオオオオ....."


「・・・・」


「・・・・」


先程立ち寄った施設を後にした


ツベフォフ、隆和の二人はツベフォフの操作する


この極層内の入り口で乗っていた乗り物とは


また少し変わった形をした


バイクの様な乗り物に乗り、


雪の中を奥へ、奥へと向かって


進んで行くく---------


「г-н Цувефов,

(ツベフォフ氏・・・・っ)」


「что такое Сямэнь,

(・・・なんだっ エイモイ-------)」


"ビュォォオオオオオオオオ--------"


あまり雪は降っていないが


走るバイクの上に乗っているせいか、


冷たい風が体に吹き付けて来る


「Ну, только что,

(さ、さっきの....)」


「О чем ты говоришь?

(・・・何を言ってるんだっ)」


"ゴォオオオオオオオオ--------"


風で声があまり聞こえていないのか


ツベフォフは背中越しに隆和の様子を感じながら


大声で返事する


「Нет нет, Ах, этот N/S,

(い、いや・・・っ


 あ、あのN/S....っ)」


「О, ни за что Целится в


 меня из ружья,


 Они возмутительны

(ああ・・・っ まさか


 "銃"でこっちを狙って来るとは....っ


 非道い奴らだ・・・・っ)」


「(・・・・)」


気安い態度を見せている目の前のロシア人に、


驚きより不信感の様な物が先に来る....


「(あ、あんな事があって....


  そ、それで、まるで銃弾どころか


  小石がぶつかったみたいな


  態度をしてやがる....っ、)」


「слишком много мыслей о


 бесполезных вещах,


 Аймой Ты тоже! У меня


 может закончиться


 дырка во лбу,

(・・・あんまりっ 無駄な事を考えてると....っ


 エイモイ-------っ アナタも....っ!


 額に穴が開く事になるかも知れない....っ)」


「Это верно,

(そ、そんな・・・っ)」


「я не люблю


 русские шутки!

(・・・・ロシアン・ジョークは嫌いかっ)」


「картина?

(え?)」


「Ха-ха!

(-------ハハッ....!)」


「(・・・・)」


"フォォォオオオオオオオオオ--------....


二人を乗せたバイクは


「(浮いてるよな・・・・)」


雪の上を浮かびながら、極層内を


更に奥へと向かって進んで行く---------


「(・・・・・)」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ