第百十七話 「последнее время(最後の時間)」
"0:59"
「(・・・・わ、私は....っ!)」
何がどうなったのかは分からないが、
弾倉の中に
河野
「・・・・!?」
"ドンッ! ドンッ!・ ?
そして、このモスクワで
共に仕事をしていたスサケフスキ。
「・・・・、っ??」
更に、アリマと呼ばれるツベフォフの恋人
そしてツベフォフの兄であるアキム。
N/Sの捜査員であるアントン-------
「(ど、どうすりゃ...!)」
"0:52"
「Такаказу! Сначала!?
с этим мечом!?
(タカカズッ! 早くっ!?
-------その剣でッ!?)」
「(・・・・!)」
ツベフォフが作動させた起動装置の残り時間に
レベデワが声を張り上げるが
「(・・・・っ)」
ツベフォフの話は信用できない....
「あ、! アワ-------、ッ!?」
"ボンッ!
------------ボンッ!!
そして、目の前でがなり立てているロシア人の女。
(・・・・・!)
「О, всего 30 секунд!
(・・・・あ、あと30秒しかないッ)」
"00:28"
「(・・・・!)」
縁もゆかりも無ければ、繋がりも殆ど無い
この7人のロシア人、そして日本人。
「(お、俺は....、っ)」
「быстро!?Этот эмуозод!?
(-------早く!? その
"エモイソード"、をっ!?)」
なぜか、その7人の運命は
日本の新聞社の中堅社員である
江母井 隆和の
手に委ねられた
「(....お、おれは....、っ!)」
"00:19"
「・・・・(お、おれが....っ....!)」
「Такаказу!
(タカカズッ!)」
"00:03"
「お、おれはぁぁあああああああっ!!」
"ガシッ!"
"00:01"
「ち、ちくしょぉぉぉおおおおおおおオっ!!!」
"ピッ"