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第百七話 「Выйти(踏み出す)」

挿絵(By みてみん)


「(な、なワっ・・・! な、"縄"じゃねぇ...っ)」


(-----------------------------------------)


  (-------------------------)


(--------------------------------------------)


「・・・・」


先程まで音、そして声に包まれていた部屋の中が


途端に静まり返る--------


「(あ、アワ....っ、?)」


まるで状況が理解できず考えがまとまらない隆和


「し、"下".....?」


そして、レベデワ


「・・・あ、 ァ-----.... アフッ....、!」


二人を残し部屋の中に水槽から零れる


水の音だけが響く---------


「ァ~ア、! アッ、 アイッ! 


 ---------アワワワワワワワッ!?」


「・・・・」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「И вниз!?

(し、下っ!?)」


「Он сказал так!

(・・・・"彼"はそう言ってたわ....!)」


奇怪な生物に食いちぎられた衣服を直すと、


レベデワは呆けた表情で


地面に尻をついている隆和を見下ろす


「возможно,

(多分.....)」


「・・・・」


"ジャアアアアアアアアァァァァ....."


「Это место,

(あの先-------)」


「картина?

(え....?)」


"ゴォォゥゥウウウウウンッ ゴォォォオオオゥゥゥウウンッ.....


「(あ、あれ....)」


部屋の中に置かれた円柱状の水槽の


割れた部分から緑色の液体が勢いよく


床へと撒かれ、その割れた水槽の先を見ると


不自然に周りの壁とは違う


黒く切り取られた様な場所が見える....


「Может это лифт?

(たぶん、あれは.... 


 "エレベータ".... そうでしょう?)」


「Dлифт??

(エ、エレベー.... タ??)」


「・・・・」


"ザシャッ!"


「Ой ой,

(あ、 お、おい....)」


何も言わずエレベータの方へと向かい、レベデワが


足を踏み出したのを隆和が後ろから呼び止める


「Н, Ну ты идешь?

(・・・・い、行くのか?)」


「Он бы сказал: Я жду ниже

(言ってたでしょう。 彼は


 "下で待ってる"


 と・・・・)」


「(・・・・)」

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