第百三話 「Воссоединение(再会)」
「ひ、ヒワワワワワワワッ!」
"ゴンッ!!"
「・・・・?」
「キシャッ! キシャァァアアアッ!!?」
「(・・・・)」
「ひ、ヒワッ ---------ヒワワワワワワワっッ!!?」
"ゴンッ! ゴンッ!!"
「(・・・・た、タカ....カズ....?)」
既に意識が途切れかかっているのか、
虚ろな目でただ真っすぐ
動かなくなったスサケフスキを
死体の様に蹂躙している
N/Sの男を横たわりながら見ていると
「------ヒ、ヒワッ....! ヒワワワワワワッ....!」
"ゴンッ! ゴンッ! ゴンッ!!"
「Га, Гахо,!
(ガ、ガホッ....!)」
「・・・・た、隆和...っ!?」
「ヒワッ! ヒワワッ!!
--------ヒワワッ! ヒワワワワワワッ!!」
"ゴンッ! ゴンッ! ゴンッ! ゴンッ!!"
「・・・・!」
そこに、煉瓦を持って大男の頭を後ろから
必死の形相で叩き続けている
"後輩"の姿が見える--------、!
「ヒワッ! ヒワワワワワワワワッ!」
"ドサッ!!"
「Россияяяяяя,
(.....ロシアアアァァ.....!)」
「!」
「Киша!?
(--------キシャッ!?)」
意識を失いかけていた河野は
"後輩"の姿を見ると同時に我を取り戻し
自分の腕に食いついている鳥の頭目掛けて
思い切り瓦礫を叩きつける!
"ブシャッ!"
「ギ....ギイッ....!」
「・・・た、隆和...」
「ひ、ヒワ...ッ こ、ココッ
こ、河野せ、せせん輩....ッ」
「・・・・!」