第百話 「Несчастный(不遇)」
「-------ぐっ、!」
-------バサッ! バサササッ、!
「Этот ублюдок!
(この野郎-------ッッ!!)」
"ビュンッ!"
「・・・・!」
バサッ!
バササササッ....!!
「(・・・・な、何なんだ....
こいつら....っ!)」
「А Ауро ооо!
(ア、アウロォォオッ....!)」
「Россия ах!
(-------ロシアァァアアア....ッ!!)」
上空から飛んで来る"鳥"に
部屋の中に転がっている物を投げつけながら
河野は何とか身をかわし続けるが
「(N/S....!)」
「Кишааааааааааа
(キシャァァアアアアア.....ッ)」
「Джу Ючо!?
(ジュ、ジュチッ!?)」
「Рука о это не
поднимается!
(・・・・う、腕が....
あ、上がらない....っ!)」
「(・・・・)」
"バサッ! バササササッ!!"
「Эээээээ!
(ギィィイイイイイッ)」
あまりの上空を飛び回る"鳥"の数の多さに
徐々に行き場を無くし、河野は
部屋の隅へと追い込まれる.....
「Но это нормально я
сейчас прекращу
кровоточи,
(だ、大丈夫.... いま、止血するから....っ)」
「Ну а не это!?
Э э позади
(そ、そんな事より....、ッ !?
う、後ろ....っ!?)」
「・ ・ ・ !?」
"パンッ!!
「Привет!
(おい.....っ!)」
「Коно!
(コウノ....ッ!)」
"バサッ! バササササッ!"
「Шашаа ах ааааааааа
(シャッ シャアアアアアアアァァァ.....)」
「У тебя есть пистолет!
("銃"を持ってるのか・・・!)」
「Не подходите,
(・・・・それ以上、近付かないで)」
"バサッ! バササササッ!"
レベデワそして河野の二人が
距離が近くなり、お互いに向き合う-------
「Кишааааааааааааааааа!
(キシャァァアアアアアア.....!)」
「・・・・!」
「Привет!
(ッ・・・・!)」
天井があるのかどうかも分からない、
離れた上空を飛び回る
"鳥"に二人が目を向ける--------
「Вы ранены?
(・・・・怪我してるのか)」
「каковы отношения,
(....ッ、 何の関係があるの....っ)」
「Лебедева,
(れ、レベデワ....ッ)」