16.End? Close? Escape? Voide? いや、起動条件Falseで無効にして永久ループだ!
『アレだよね』
『アレだな』
我とゆうは天井を見ながら確認し合った。
退屈だったんだよ。
いろんな意味で隔離されたドワー腐とエル腐にはやはり同類の指導員が当てられた。
おかげで、婦女子会は回って踊る。ついてけないよ。
ただし雑談に情報も多くその点では、退屈はしない。
雑談の中に、こことは別にあるジ・アース人の集落から母子の旅人が訪れ、召喚システムを『見つけた。完全に止めることは出来るけど、せっかく手に入れたギフトもその自我とともに存在も消えちゃうから、意地の悪いのと不要なのは無効にしとくけど、あとは当事者に任せるね』と言い残して去ったという。
おそらく天井に見つけた魔方陣の事だろう。
魔道具についての講義のときにサンプルで見せられた魔術式の延長線に見える規模の大きさだ。
『なんかコードがバラバラなのを見てる感じだな』
『ベースはASCIIだけど、行によってEUC、UTF-7とかってだけでなく書体っかフォントも違っててないか』
『あー、2×3、2×4のドットって点字とか16進かもな』
『それと昔じいちゃんがスマホがない時代に使ってたって言うPDAに書き込むグラなんとかってのにもよく似てるし』
こっそり魔力操作とか、魔術・魔法を練習して得たスキルポイントで魔道具制作に便利なスキル“プログラミング”をとったからなのか天井に魔法陣が見えるようになった。
『外周の帯が、初期段階の宣言とかIncludeする何かかな』
『言語は、記号の雰囲気から“c”かも』
『図形のちいさな空間が、イベントドリブンのトリガーぽい?』
『じゃあ“c++”が可能性高いか』
『でもなんか違和感あるな』
『んーだからって“Python”は、ないか』
情報収集はともかく、腐女子会に参加したくない我とゆうは、とりま分かる範囲で解読を始めた。
陣は現在進行形で稼働中で、どうも召喚者のスキル取得ルール、いくつものパラメータ、メソッドが記述されていて、とってすぐのスキルレベルが低いのもあり力量不足で一筋縄には行かない。
解読した一部に、ジ・アースからの自我を複製してギフトを付けこちらで顕現させる記述されてた。
『ここをイジったら、鬼チートも夢じゃないね』
『性別変えたい』
『それは置いといて、個人的じゃないもっと大事な部分があるでしょ』
『納得できない!』
ゆうと激論となったが、確かに個人的問題なので、自分への宿題にした。
諦めてないぞ、ロリ好きだからってなぜ、イエスロリータノータッチな自分がロリになる必要がどこにあるというのだァーーー!
それはさておき。
そして、召喚起動らしい条件の一つに“Earth.Day.Uruu”を見つけた。
ゆうと話し合い、ここをピンポイントで改変することにした。
この条件式が永遠に“True”にさえならなければいいのだからな。
後は、我のスキルがアップしてからだな。
ガハハハハハ、我は魔王ぽく笑った。
おしまいです。
ここまでのお付き合い、ありがとうございました。
“試食版”なので、中途半端な内容だったかと思います。
じゃあ“本気版”はと言えば、同様の方向で・・・




