9.楽園に舞い降りた俺!
よろしくお願いします。
朝の挨拶は大切です。
「おはよう」
「おはよう。今日は早いのね 魘されてなかった?」
「ああ~少し変な夢を見た」
予想通り母親は全裸だった。それは見事なものです
マツタケがあったら大変なことになっていたに違いない・・・せつない・・・
動き回りながら観察開始だ。母親は朝食を作っている。
料理と呼べるものではない、釜土の火の中に芋を投げ入れてるだけだった。
家もあばら小屋だ、部屋なのだろう場所にはドアもない
俺が寝ていた場所も狭かったな、ベットが長さ2メートル幅1メートル弱
寝起きスペースが少しあるだけ、他の部屋も同じようなものだった。
外の様子も見ておきたかった。
外はだんだん明るくなってきていたので、問題なく見えている
家の周りには畑がある。他の家も何軒も見えるのでここは小さな村落のようだ。
記憶をたどればいいのだが、異世界なんだし自分の目で見たい。
近くの家から男性らしき人が出てきて、畑の方に行き掘り起こしていた。
初めての物は見てみたい、近くにすり寄っていった。
念阻だろう?30センチ四方ぐらいを何回か掘り起す、上に出てきた芋を拾い始めた。
朱倫ちゃんが使っていた念阻とは比べようもないが便利だな
そこで見てる俺に声をかけられとまどった
「スイアーフ、これもっていくか?」
「・・・あ!ありがとうございます」
俺はスイアーフだった、わかっているのだが反応が遅れる
名前に慣れていかないとだめだな、脳内記憶呼び出し!!
ブンキョウさんで家族、嫁ヒュラス 娘ヒュメ、息子ヒュラト
4人家族だ。当たり障りのない会話を
「いつもブンキョウさんは早起きですね」
「いつもの習慣だな、スイアーフも家族を助けてよく働けよ」
「はい!頑張ります」
ただのあいさつ程度の会話をしていると、ブンキョウさんの家から二人出てきた。
ヒュラスさんとヒュラト君だな、こっちに来る
とりあえず挨拶挨拶
「ヒュラスさん、ヒュラト君、おはよう」
「おはよう」
ヒュラト君はブンキョウさんから芋を受け取り家に走っていった
挨拶はスルーされた・・・・別に気にしないけど
それよりもヒュラスさんも全裸ですよ!!年齢もスタイルも母親と同じくらいだろう
ヒュラスさんもストライクだ、やはりこちらの女性は男性の目は気にならないみたいだ。
俺だったら嫁、彼女の裸をほかの男に見られるのはさけたい
母親と妹には他人の前で裸にならないように教育しなければ!!優先第一位だ
気にはしなかったがブンキョウさんにも目がいった。
やはりマツタケ様はない!
「昨日、村近くで魔獣が目撃されたみたいなの。二日後あたり話し合いがるはずよ?
スイアーフの家は誰が出るの?ミライさんが来るのかな?」
記憶にないということは初耳だな。母親も知らないかも、
帰って相談する事になるな。
ブンキョウさんは我関せずを貫き黙々と畑の雑草取りをしている。
「今初めて聞いたので何も決めていません」
「あら?そうなの?昨日村の代表が王都に知らせに行ったから、討伐は早くても三日後になるかな?」
「討伐するまで怖くはないんですか?」
「見かけられた魔獣はそんなに脅威ではないからよ、村人だけでも追い払うことはできるって」
「討伐はできないんですか?」
「スイアーフも知ってるでしょ 村には討伐できるほど念阻が強い人がいないでしょ」
「武器で倒せばいいかと?」
「今日のスイアーフは何かおかしい気がするね?そんな武器がこの村にあるはずがないわね」
「それもそうですね」
やばいやばい!変な人に思われる!!
とにかく話は質問系はやめておいた方がいい、相手に合わせよう。
「代表の事は帰ってから相談します」
「ミライさんが出るなら私も出るから教えてね。約束」
「わかりました」
会話を切り上げて家に帰ることにした。
こちらアールネイヤは男より女の方が主導権がありそうだった。
今までの記憶を何とかしないと気軽に話もできない。
「ただいま、外でブンキョウさんに芋をもらった」
「あら・・・スイアーフ簡単にもらってこないで・・・お返し物が大変なんだよ・・・」
しまった~!!お返し物とか全然考えていなかった
うちは他も家と比べてもひど過ぎる、記憶が正しければ村一番の貧乏だ
良かれと思ったことが完全に裏目に出た。そこで考えた
「ブンキョウさんには俺が労働で返しておくから、『ミライちゃん』は気にしないで」
「・・・・・・」
しまった~!!!母親を名前でしかもミライちゃんとか言ったし!!
初めて会ってまだ30分もたっていない人を、母親だなんて簡単に思えない
動揺してしまったと同じく動揺さてもいる どうしよう?!
「スイアーフ・・母さんを愛称で呼ぶの??」
思っていた反応と違うぞ!!
もう開き直ってみるしかないじゃないか
「ミライちゃんは若いし綺麗だし母親ではもったいないよ!」
「愛称で呼ばれるなんてうれしい・・・」
そのまま全裸の女性に(母親に)抱きつかれた。
俺も腰巻以外はつけていない、肌と肌がくっつき何とも言えない心地よさだ。
マツタケ様が無いのが本当に残念で仕方ない、せめてもの抵抗
おっぱいを!揉む揉む揉む!弾力があって柔らかい。
そこにはもう母親ではなく、ミライちゃんは一人の女性としての存在だ。
この世界の男で自ら触りたいと思う男は俺だけだろう。
日本とは違うのだ。母親と息子で子供を作っても何の問題も無い場所だ。
さすがに小さいころから慕っていた母親や妹なら日本人としての理性で無理だろう
対象には見られない。
しかし、この状況なら女としか見られない。
大事な頃を考えてみる、子供がいてもアールネイヤの女性は全員生娘だ!!
日本で子供を作る行為は女性の体内に異物が入る
アールネイヤは女性本人で卵を産めるようにできる
男性の髪の毛をもらい異性を感じ取ればいいそれだけだ
卵を産んだあとはもう男次第で子供が生まれる。
卵を産む事は、地球で女性が月一に来る排卵の日と同じだろう
結果、生娘としか言いようがないと思った。
アールネイヤの女性は男の何十倍何百倍と性欲がある。
男性に体を触れられることを嫌う女性は皆無だ!
痴漢行為だったとしても感謝されるにちがい無いだろう。
マツタケが復活したらここは俺の楽園になるだろう。
近いうちにヒュラスさんのおっぱいも揉む!誓いを立てたのだった!!
妹のミアートには手を出さないことも誓う。気持ちが大きくなっていた。
『マツタケの復活を強く望むのであった』
主人公がやばい方向に向いてしまった・・・
現在2話ですが全裸ちゃんルートも不定期ですが投稿していきます。
(鬼畜モードに入るかもしれません・・)
よろしくお願いします。




