6.∞時間∞
よろしくお願いします
さて残る最後の質問だ。これは全裸ちゃんにとっても他人ごとではないだろう。
早く終わらせたいので早速質問だ
「最後に俺達の今後はどうなる?全裸ちゃんも気になるだろう?」
全裸ちゃんは『うんうん』うなずくだけだが、気になるはずだ。
「すでに念阻の結果も出ているのよね。もう三択しかないのよ!」
「それでその三択とは何?」
「マツタケ様は、
一、アールネイヤのある家庭に生まれる男の子に転生してもらうのよ
二、アールネイヤのある家庭の十歳ぐらいの男の子から初めてもらうのよ
三、アールネイヤのある家庭の十五歳ぐらいの男の子から初めてもらうのよ
さあ~どれがいいのよ?」
「!!!おい!!!年齢が違うだけで全部同じ所のようにきこえるが!!」
「正解!!全部同じところなのよ」
「一は、いいとしても 二と三は問題あるだろう?その前にほぼ一択だろ!!」
「すでに賽は投げられたのよ 考えておくのよ あと少し席をはずすのよ」
大ぶっちゃんは部屋から出ていった。トイレかな?
ほんの数秒で戻ってきたのでトイレではなさそうだ。
急いでいたのか、動くたびにビキニ胸が上下運動している。
何回でも言いたい!『大ぶちゃんは美形で美人だスタイルも最高だ 見ていて飽きない』
それよりも自分の事だ、どれか選ばなくてはならなくなった。アールネイヤは魔物やら危ない所らしいが
俺大丈夫なのか?行ったらすぐ死にましたじゃ洒落にもならないぞ。
全裸ちゃんはどうなるのだろうか?人の心配よりまずは自分からか。
「仮にどれも選ばなかったらどうなる?」
「もうすでに決定してることなのよ。選ばないことも選ぶものも決まっているのよ」
「なんだよそれ!!」
「では3に決定なのよ」
「まだきめていないぞ!」
「1か2を選んだとしても、私が勝手に3にするからすでに決まっているのよ」
「おい!!なら3択とか言うな!」
すでに決まっているらしい!3だと15歳の男に乗り移るみたいだが、
男性のそれまでの記憶とかどうするのだろうか?よくよく考えると全然知らない人といきなり
家族はできないぞ!それまでの出来事もわからないというのに。
「その乗り移る男性の人格と記憶はどうなるんだ?」
「何も問題はないのよ!その人物はマツタケ様本人なのよ!」
「え!どういうことだ?」
「さっき1回前のマツタケ様が死んでここに来た時に転生させておいたのよ」
「よくわからないぞ!」
「15年間先に転生をしただけなのよ。簡単に説明するのよ
ここにいるマツタケ様が一マツだとするのよ
今のマツタケ様が転生して二マツ15歳になるのよ
15歳までの二マツがここにきて
本来なるはずの一マツになるのよ 死ぬ前のマツタケ様になるのよ。
記憶はそのまま受けつげるから問題もないのよ」
どうやら難しいことになっている・・・・
俺になるはずだった二マツがそもままでもいいのではと思った。
「そのことはもう何を言っても決定なんだろ?それはもう諦めた
気になることがある さっき一回前の俺にあったとか言ってたよな?」
「さっき部屋を出たときに転生させてきたのよ」
「「え!」」
これには今まで黙って聞いていた全裸ちゃんも反応した。
訳が分からないことが多すぎでしょ?
さっき転生させてきた?俺もここにいるのに?前世の俺を転生させてきたとか?
そもそもさっきの説明自体ありえないのだが
「なぜそんなことができる?」
「ここは時間があってないような物なのよ ちょっとついてくるのよ」
大分っちゃんについていき、部屋の外にでた。
無気力の死者がいるところだ。そこで今にも転生されそうな人に
先ほど全裸ちゃんに渡してビキニになったのと同じようなものを飛ばした
「これを目印に使うのよ、転生先では目立たないホクロになるのよ」
「何のためにそんなことをしたのでしょうか?」
「どうせまたとんでもない事なんだろ」
「二人とも一番後ろを見るのよ、今のその女性なのよ」
白装束を着たおばあちゃんであった!大往生と言ってもいいくらいの年齢のはずだ。
大ぶっちゃんはそこからさっき目印と言って投げたものを回収していた。
「どういうことだ?」
「私もよくわかりません」
「見た通りなのよ。さっき転生された人が大往生で戻ってきたのよ」
「何となくだけどわかった・・・」
「ここは時間の流れが違うのでしょうか?」
「そうなのよ ここは時間はあってないようなものなのよ
ちなみに二人の感覚だと私の年齢は5歳ぐらいなのよ」
「もうなんでもいいや・・・」
「私もそう思います・・・・」
三人は先ほどの部屋に戻っていく。一人は平然と二人はつかれたような感じで
時間が流れがほとんどないからここでの数十秒は地球やアールネイヤの100年なんだな
もういろいろと納得ですよ
そのため地球時間だと何億年も前の事を、さっき恐竜を殲滅してきたとか言っていたんだな。
時空移動もあるからそれだけが原因ってわけでもないのだろうが
過去にも行けて時間の経過もほぼ無いと、ん?未来にも行けるのか?
過去に行って過去から戻るときは未来になるのだからいけるのか?
制限のようなものがあるのかもしれないが、俺には関係ないだろう。
転生まで長くなってきました・・・
登場人物がまだ三人ですね
もう少しで増えていくと思います。




