45.夫婦はスーパードライ!
昨日は夏に戻った感じがしました。暑かった
「スイアーフ達の暮らしは、急に変わったのかしら?」
「俺自身が念阻を使うようになったのもあるかな」
前までの俺は使おうとも思わなかったようだし、何もやる気も無かったダメな奴だ
そんな俺だから、コマツさんにかまってもらえたのかもしれない
ダメな男ほど可愛いと思う人もいたはずだ!
「スイ君達はいつも、あのような美味しい物を食べているの?」
「最近ですよ、本音はもう魚は飽きてきています」
「あら、もったいないわね」
「ご主人様の所に来るまでは、魚を食べられることは無かったです」
「そうか、これからは簡単だな、家の池に魚もフリャーもコーラもいるからな」
「はい」
「本当にスイ君は変わりましたね・・・・話せる所まででいいので色々聞いてもいいかしら?」
大体予想はしていたので、焦ることもなく自然に対応できるな。
俺が逆の立場でも知りたいと思うだろう、そのくらい大きな変化でもある。
「ええ~話せることはいいですよ」
「スイ君達は、魚を簡単に取ることができるよだね?」
「そうですね・・一応うちの収入になるものなので詳しくは教えられません・・」
「教えてもらおうなどとは思ってないから安心してね・・・服もすごく立派なものを皆さん着ているし、
奴隷もミホさんを含めいい方たちばかりで、お詫びの奉仕も迷惑になりましたね・・」
「そのことに関しては大きいかもしれません」
この流れをうまく使えば!!もしかしたら!
「コマツさん、驚かないでください・・・良ければ俺を触ってみていいですよ?」
「え!!そんなことしたら気分が悪くなるなるじゃないですか!!」
「こう言ったら変ですけど、俺は男に触られるほうが気持ち悪いですよ」
俺はゲイじゃないぞ!!絶対に!!
「ご主人様は普通の男性と違います、私なんかあんなことまで・・・・ポッ・・」
「俺はそういうのが大好きなんだ!!」
前世では考えられない事を、恥ずかしくもなく言ってしまった。
「スイ君は色々本当に変わったのですね」
ここまで言ったのに、コマツさんからは何もアクションをおこしてこない・・・
仕方ないので、コマツさんの後ろに行き俺から触れてみた。
いつものパターンだとおっぱいに行くが!!ここは肩を揉んでみた。
それだけでも・・・コマツさんは・・気分が高揚したみたいだ。
「どうです?女性に触れても何ともないでしょう?人とは肌と肌のふれあいが大事だと思うのです」
俺の都合のいい考えだよな・・でも肩の下には!!目標がある!!
男がいきなり触っても、アールネイヤでは問題になる処か逆に喜ばれるみたいだが
日本の常識がある俺は、行動に移すときには結構な抵抗がある・・・
「私から触れたとしても、スイ君は怒ったりしないのかな?」
「もちろん大丈夫ですよ」
「スイ君が子供の頃にはよく触れ合っていたものね・・・私が一方的にだったかしら?」
「ミライに連れられて、よくコマツさんの所に行っていた時は、遊んでもらいました」
その時の事を考えてみると簡単だった。ミライが水をもらいに行くのに連れていかれただけ
水の対価に誰かに奉仕をしているときに、コマツさんが俺の相手をしていてくれただけ?
でもミライの奉仕相手はコマツさんじゃないって事だ・・そんな事はどうでもいいか。
「スイ君は奴隷を5人も持って何かするの?子供をたくさん作るのかな?」
「う~ん、あの時は単純に労働力が欲しかっただけなんです」
「女性の奴隷は女性用の奉仕と、男主人との子供を作るのに買う人が多いと聞いたから・・」
ミホたちを買うときには、奉仕の技術?も見せられたから、間違いではないのだろう。
「どうなんですかね?俺はそこまで考えていませんでした」
「私はご主人様に買っていただいたのですが、卵は産めるのですけど、卵が蒸発してしまいます・・」
「ミホとキョウチがその関係で、価格が安くなっていたみたいなんだ」
「そうだったのですか、余計な事を聞いてしまいましたね。ごめんなさい」
ミホもキョウチもまだ可能性はあるはず、あまり気にしない方がいい。
もしかしたら、単純に卵のきっかけと、子供のきっかけが別人だったのかもしれない可能性もある。
「コマツさんは、そろそろ帰らなくても大丈夫ですか?」
「奉仕をしてくる事を言ってあるので、帰りづらいのよ・・カースゲものびのびしてると思うし
討伐隊もまだ家にいるし」
アールネイヤでは、男の嫉妬や独占欲などは皆無だから泊めても問題になることはないな。
「討伐隊はまだいたのですか・・・いつ王都に戻るんですか」
「さ~?わからないわね・・でも早く戻ってもらわないとこまるのよ」
「食事などですか?」
「ある程度は、村人から集めているからいいけど、今回の滞在は長いのよ、これ以上長いと
臨時で集めないと厳しいと思うし、次回村民から集めるときに負担が大きくなると思うの」
これは村民税みたいなものだ、年2回プノか食料などを代表に収める
今までうちは、お金などで納める事は不可能だ!食料も家の前にあるだけなので不可能に近い
ミライが奉仕でやりくりしていたに違いないな。カースゲさんがその分補填していたのだろう。
今ならプノで払えるな
「迷惑な奴らだ!!虎野も倒していないのに、居座りその上剣を献上しろとか!!」
「スイ君にはお詫びに来たのに、夕食をご馳走になり奉仕すらしていないのに・・」
「コマツさんは気にしないでください・・そうだ!コマツさんその奉仕を俺にしてください」
奉仕をしてもらったことがないけど興味があった、いい機会だし経験してみたい!
「え!!私がスイ君に奉仕をするの?!」
「そうです、どうですか?」
「スイ君は知らないでしょうけど、街には奴隷男性を奉仕するように触れるお店があるんだけど・・・
お金を出して触らせてもらうのよ、私にお金をってことなのかしら・・・」
そんな店もあったのか!!あっちから来た俺は絶対に金には困らない世界だ!
「違いますよ、奉仕がすごく気になっただけです。お金をとか全然考えていませんから」
「私からしたらそれはお詫びにもならない事ですよ」
「問題ないです、寝るときにお願いします・・・ミホも一緒に寝るけどいいですか?」
「かまわないわ」
「ミホもそれでいい?」
「畏まりました」
よし!!今日はミホとコマツさんと俺で寝るぞ!!!大きいおっぱいが4つだ!!
日本では考えられない事の連続だ!!
「コマツさんはミライよりも年上ですよね?」
「そうね、少しだけ年上ね、でもまだまだ子供は作れるわよ」
「え!なぜ今それ??」
「夕食の時、ヒュラスが言っていたじゃない、あれ結構本気なんだけど」
「妻になるってことですか!!」
「そうよ~スイ君の妻になって子供が欲しいな、もうカースゲの家の子供は大人になっているし
妻にしてくれるなら私もここに住みたいな」
簡単に妻にしていいのか!!それに妻にしたらここに住むとか・・・
こんなことしていたら、嫁や子供がすごい人数になるぞ!!
子供が大きくなったからと言って、簡単に家を出てもいいのか?家事とかは?
日本のような婚姻届けとかはここにはない、事実婚のようなものか。
男の方には多分、好きとか愛のような概念はないかもしれない、同情や少し気に掛ける程度、
もちろん束縛なども無い、ブンキョウさんを見ればわかる。
女性はどうなんだろう?男性に対して愛とかはあるのだろうか?性欲のため?
でもこれは男性が、重度な拒絶反応を起こす・・・何のために一緒にいるんだ?よくわからない。
「コマツさん、家を出るとかいいますけど、家事とか今までの環境は?簡単に捨てられるものなんですか?」
「え?何を言ってるかよくわからないわ?もう子供は大人になったから、
あの家にいる理由はもうないじゃない、一番下の子も11歳でもう私を拒絶しているもの」
「コマツさんが出て行ったら、カースゲさんが困るでしょう?」
「う~ん、何で困るのかしら?帰って喜ぶと思うのですが・・・」
なぜか俺の常識が通じないぞ!?初めからそんなものはなかった気がするけど・・・
夫婦とはなんだ?こんな簡単にお互いを切り離せることではないはずだろ
この先俺はミライ達に捨てられる未来しかないぞ。捨てられたら絶対に立ち直れないな。
カシナ達は離れたりしないだろうが・・・
「カースゲさんと、なぜ今まで一緒に暮らしていた??」
「スイ君はよくわからない事を聞くのね、そんなの子供が大人になって無かったからじゃない
もう子供はいないのよ、一緒にいる意味も無いの」
「一緒にいるのは、子供のためって事ですか?」
「誰もそうじゃない?ヒュラスもヒュラトに拒絶されて自由になったんじゃないの?」
「そうなのか?俺はそこまで聞いてないからわからないけど」
子供が大人になったら、夫婦ではなくなり個人の自由とか、なんだこれ!
老後は?孤独死?この世界はそれが当たり前?
最近までの俺!!知識がないぞ!!何していたんだ!!
お、奴隷とは老後も一緒にいられる、ストーコウでは奴隷が多かった、こういう理由もあるのかもしれないぞ。
「スイ君、そういう事でこれからはお願いしますね。40歳ぐらいまでは卵が産めるはずなので、
後これからはコマツと呼び捨てでお願いね」
「はい・・え!!確定なんですか??」
「私ではダメなのかしら・・・」
「そんなわけないですが・・・」
そう、大事な事があるんだ。おっぱいが俺の好みじゃないとダメだ!
ミホやキョウチを選んだ時もおっぱいが決め手だったんだ。
こうなったらテストだ、テスト!
「コマツさん、テストをしてもいいですか?」
「何のテストでしょう?」
「妻にしてもいいかのテストです、奴隷たちもテストで合格した人だけ買いました」
「テストですか・・私の年齢が気になるのかな・・34歳になります・・」
「いやそれは気にしていません」
俺の見立てはほぼ当たっていた。30代半ばだと思っていたから、
でもそんな事はどうでもいい、おっぱいだよ、おっぱい!!
「ではテストとは何ですか?」
「簡単です・・・いいですか?そこで裸になってください」
「はい、かまいませんよ」
え!簡単に了承した・・そうだった・・こっちの女性は裸を見られても恥ずかしいと思う人はいなかった。
コマツさんはその場で着ている服を脱いでしまった、着ているといってもワンピース一枚だった。
おお~正面に立つと体からほんの少しはみ出て、二の腕に掛かるぐらいだ。
ミライやヒュラス、カシナ、キョウチだと二の腕までは届かない
「ミホもコマツさんの隣に、裸で並んでみてくれないか?」
「畏まりました」
ミホもやはり、二の腕に少しかぶさるぐらい、わかる人にはわかるこだわり!!
二人とも形も見た目は文句なしだ、あとは触り心地!!大事な事だ。
テストなんだ、テストだ!!




