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37.刺身!!~~ブンキョウ~~

気温も下がりラーメンが食べたくなり

外に出たらマクドナルドに入ってしまった。

「6匹を頭と内臓を単純に捌くから、カシナも手伝ってくれ」



 包丁とまな板をここでも出し、頭と内臓を取り出した。

カシナも一回見ただけで覚えたので、6歩気分の頭と内臓は確保できた。

罠を一応10個だし、説明ややり方は全部ミアートに丸投げ。

そんなに時間もかからず罠を仕掛け終わり戻ってくる。



「トーネは魚を食べたことある?」

「ないです・・」

「そうか今日は腹いっぱいたべような」

「あい」



 トーネは可愛いな・・・癒される。



「カシナ達はどうだ?」

「私は食べたことなどあるはずありません」

「私もありません」

「父の猟師のツテで一度だけです」

「今日は飽きるまで食べられるぞ」

「6匹もあれば贅沢すぎますね」

「え!6匹!でいいのか??さっきのやり方で何回かやればすぐ捕れるんだぞ?

1人3匹ぐらいは食べたいだろう?」

「そんなに食べてもいいのですか!?」

「4人の頑張り次第で好きなだけ食べられるぞ」



 魚を好きなだけ食べられると聞いて、4人ともポカ~ンとしていた。

こんなに簡単に魚は捕れるんだぞ!!



「カシナ早く石を投げて、アミとトーネは私とここで待機よ」

「カシナ同じ場所の岩に投げても、魚が居ないことがあるから

投げていない所を順番に回れよ、期待しているぞ」

「かしこまりました」



 カスミは猟師の血が騒いだのだろうか?ただ単に食欲のせいなのか?

仕切りだした!!カシナもいる事だし、4人に任せてもいいだろう


 

「ミアート罠の方は頼むぞ、4人の合間を見て教えてやってくれ」

「了解まかせてよ」



 火を起こしているヒュラスの元に行き

ブンキョウさん達も誘ってみてはどうかと聞いてみた。

嬉しそうにニコニコしながら家に戻って連れてくるようだ。

一応弟なんだ、少しくらいは気にかけてやらないとな


 今頃声をかけたのは、一応秘密にしておきたい事が多い

来る頃には魚も捕り終わり、トレーネの用意も終わるはず。

テーブルを2つ、前世のレジャー用のイスを15個、

鉄板と鉄アミ、トングにウォーターサーバー、取り皿

後なんだ??もうなが足りないのかわからない・・・


 色々な物を出すたびにミホとキョーチはもちろん・・ミライまで

不思議顔で何に使うんだろうとか考えていそうだ。

忘れていた鉄の串だ、魚やフリャーコーラを焼くのに使う!

箸にしたいが使える人はいないだろう?フォークでいいか

トレーネ様様です。


 カシナ達の様子を見に行くついでに、用がある

魚取り組はいつの間にか全員裸になっていた!!

注意しないとだめだ!裸になっていいときは俺の前だけだと・・・・

ミアートがユーキを抱いて河原に座っていたので話しかけた。



「どうだ?みんな順調か?」

「もう魚は食べきれないほど捕ったんじゃないかな?」

「それでもまだ取っているのか?」

「もういいわね。罠をあげて終わりにします」

「お~い!もういいだろ??罠を回収して戻るぞ」



 4人とも急いでこっちに向かってくる、俺の目は・・・カシナ一択釘付けだ

Cカップは上下運動がわかる大きさだ!ブンキョウさんが来るんだ

慎みを持ちたまえ!恥ずかしさを知れ!


 四人とも服が濡れている。体操服&ブルマを着させた!!



「魚は捕れたんだろ?」

「いっ~ぱ~いとれた~」

「そうか、トーネは楽しかったのか?」

「うん、また捕りに来るの」



 アミもカスミも満面の笑みだ。

フリャーもコーラも結構捕れていた、食材は問題ないな。



「罠を全部回収して、ミライ達の所に戻るぞ、俺は先に魚をもっていく後はミアート頼む」

「了解」



 テーブルの上で取った魚を捌いく、3枚におろし,皮を削ぐ

一口大に削ぐように切っていく!!刺身の完成だ!!

生で食べられるかはわからない、見えないほど小さな寄生虫がいるかもしれない。

思いついたのがこれだ!一度ポケットにしまう事だ!生きているものは弾かれる

これを利用すれば寄生虫は居なくなる。


 ポケットに入れてみたが、何もはじき出されたものは見えなかった。

初めからそんなのは居なかったのかもしれないが安全のためだ!

中に入れたものを取り出して食べてみた!まさしくサーモンだ!

醤油もわさびも無いがサーモンだ!うまい!!


 少し多めに作っておこう、調子に乗り10匹ほど刺身にしてしまった

一応ポケットに全部入れた。

気が付いた!!未兎ちゃんありがとう!!いろいろな調味料が入っていたよ・・

丁度いい、焼肉のたれもある、醤油にソース、これ業務用スーパーで買ったな

一つの量が多い、でもちょうどいい!未兎ちゃん次回も存分にサービスしますぜ。


 ミアート達も戻ってきたし、その少し後にはヒュラス達も合流をした。

始めよう。



「みんな好きなものを自分で焼いて食べる事、いいな?」

「「「「「「「「「は~い」」」」」」」」」



 歓声のように返事が返ってきた。

タレも好きなのを使って食べるように言ったから、ほっといてもいい。

俺も久しぶりに味のある食べ物を堪能しよう。


 魚やフリャー初体験の奴隷組は、食べる食べる初めてのミライ達を思い出す。

無言で食べる事に集中だ、バーベキューで無言はなんか寂しい。

今回タレがあるので魚などを食べてたミライやヒュラス、ミアートも無言で食べる事に集中・・・



「トーネおいしいか?」

「あい、初めて食べるけど美味しいです」

「そうかこれを食べてみないか?」



 刺身を取り出し、進めてみた。



「これはなんですか?」

「刺身と言って、魚を焼かないでそのまま食べるんだ、これにつけて食べるとうまいぞ!」

「食べてみます・・・・美味しいです!!」

「そうだろ?俺はこれが大好きなんだ、トーネにも食べてもらいたかった、

まだまだあるからな幾らでも食べていい」



 ヒュラスとミホが気になったのかこちらに来た。



「スイアーフそれは?」

「これも魚だ、でも生だけどうまいぞ!食ってみろ」

「ご主人様私もいただいていいでしょうか?」

「ああ~どんどん食ってくれ、これをつけて食べるんだ」

「うま~!!」

「美味しいです」

「まだ沢山あるぞ」



 珍しい、魚のこれまた珍しい食べ方にみんな興味津々

話を聞いていた人のか、全員テーブルの刺身を食べだした!

あれよあれよという間に完食だ!!まだ食べたり無いみたいだぞ!!



「兄さん・・まだこの刺身を食べたいんですけど?」

「母さんも食べたい!!」

「わかった!まだ魚はあるんだ、作れるから落ち着けよ」

「ミライとヒュラス、カシナ見ててくれ」



 魚を捌いていくのを見せれば一回で覚えてくれる

次からは勝手にさばいてくれるだろう。



「こんな感じで終わりだ、簡単だろ?それぞれ作ってきてくれ」

「ご主人様私もやってみてもよろしいですか?」

「ミホなら出来そうだしかまわないぞ」

「できたものは一度俺に渡すこと!これは絶対だぞ!渡さず食べたら

この食べ方は禁止にする」



 注意も話したし、勝手に作って食べたりはしないだろうと思う。

4人で刺身を作りまくってたけど全部食べられるのかよ!!


 ブンキョウさん達も楽しんでくれてるか見た・・・・・・



「ヒュラス!!」

「ん?何いきなり?きり方間違えてる?」

「そうじゃない!今まで気が付かなかった俺も俺だが・・ヒュメだ!ヒュメ!

なんで全裸でいるんだよ!!」

「え!いつもの事じゃない?」

「俺言ったよな?女性はいつも裸でいるとって!」

「うん、知ってるわよ」

「だったらなんでヒュメは全裸なんだよ!!」

「私はちゃんと着るようにしてるから魅力へらないでしょ?ヒュメは関係ないからいいじゃない?」

「おい~!ヒュラスだけじゃない!ヒュメの魅力は減ってもいいのか?」

「その魅力を気にするのはスイアーフだけじゃないの?」

「そうかもしれないが・・・俺がいるときはやめてくれよ」

「わかった気をつけるね」

「軽いな・・・ヒュラスとヒュメ交換しようかな???」

「わかった!!!すぐ服を着せるよ!何か服を貸してよ!?」



 一般的なワンピースタイプを出してやった・・・・

ヒュメは俺と同じくらいの年なんだぞ。おっぱいだってヒュラスと変わらないし

これ以上俺を誘惑しないでくれよ・・・前世の友人が代わりに来ていたら

四六時中部屋に連れ込んで・・・してるぞ!!って?あれ?誰の事だ??・・



「スイアーフすまないな、食事の世話になってしまって」

「いえ、ヒュラスに手伝ってもらっているんですこのくらいは何でもないですよ」

「迷惑をかけているのかと、思って心配していたんだ」

「それに今まで知らなかったとはいえ、ヒュラトが弟だったみたいで、

少しでも兄らしい事をしておきたいですから」

「ああ~ヒュラスに聞いたのか」

「ええ、余計なことも聞いてしまったようです・・・」

「カースゲさん宅の事やそのお隣の事かな?」



 え!隣の話は知らないぞ!・・・・ブンキョウさんは他にも子供がいるのか!

何人いるんだ??考えようによってはブンキョウさんは優しいのかもしれない。

悪く言うと流されやすい?

卵の授精も男にとっては苦痛だ、それを数度しているからだ。


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