35.未兎ちゃん!~調味料~
気分転換に昔住んでいた場所に行ってみた・・・・
そこはもう別物でした
「全裸ちゃん聞こえるか??」
「ん?マツタケ様?」
「そうだ、どう日本はいいだろ?」
「いいね!食事がウマウマ過ぎだよ!!」
「だろ!でも俺は今・・・・最悪ですが・・・」
全裸ちゃんと俺の立場が完全に入れ替わったな・・
「そうだ、俺はアールネイヤでの名がスイアーフて言うんだ」
「そう?スイアーフって呼べばいいのね?」
「頼む、全裸ちゃんの日本での名は?」
「古河 未兎ていいます。未兎って呼んでね」
「未兎ちゃんは何歳に転生した?」
「13歳・・・おかげでぺったんこ・・・」
「そうか・・13歳なら中学生だな・・日本では触ってもらうのはやめろよ・・問題が起きるぞ」
「わかってますよ、今までの記憶があるからね」
全裸ちゃん改め未兎ちゃん日本はいいな~平和だし食べ物は美味い!
でもおっぱいは簡単に触れない!!男の夢はアールネイヤ一択だな。
「でもスイアーフになら問題ないはずだよね?あ!でも無理なのか」
「何がだ?」
「触ってもらうのだよ」
「できるぞ朱倫ちゃんからポケットの話は聞いてるか?」
「聞いているわ」
「なら話は早い、念阻でポケットを開けてそこに胸を近づけてみろ」
「やってみるよ」
日本の13歳、中学生の胸を触ってもいいのか!!
いいんだ!調味料のためだ!俺はヒュラス達に背を向け、わからないようにポケットの中に
手を入れて未兎のおっぱいを揉んでみた・・うん!アミと同じくらいだ・・
だが未兎の胸はまだ固い!何かで見たが硬いとまだ大きくなる要素があるとかないとか?
「どうだ?」
「うん、朱倫ちゃんの所で触ってもらった時ほどではないけどいいよ」
「未兎ちゃんの胸はまだ固いからこれから成長する胸だな」
「え!本当?母さんの胸見てたから少し諦めてたの」
「Cカップぐらいにはなるんじゃないか?朱倫ちゃんの所に来た時にそのくらいだったんだ」
「そうよね、あきらめない!」
「触ってもらいたくなったら、今の方法で出来るからいつでもいいぞ」
「ありがとう。・・・・で本題は?」
見透かされた!!!未兎ちゃん凄い!!ま~何かあると思うわな・・・・
「調味料をポケットに入れてもらいたかったんだけど・・・中学生の小遣いじゃきついよな・・」
「そんなこと?いいわ、家に帰ったら母さんに1万円ぐらい貰って入れてあげるわよ」
「まじですか!!」
「私こっちの世界ではサッカー選手になったの」
「ほ~ジュニアのチームに入ったのか」
「違うよJ2の聖なる鍵の、女性初で中学生プロよ、しかも10番です」
「え!マジかよ!そのチーム知ってるぞ!!」
何この衝撃事実!!
「念阻も使えるし、身体能力がアールネイヤと同じだからスローモーションと同じなの、
そんな人に体もボールも触らせるわけないよね」
「未兎がいれば日本初のワールドカップ制覇も簡単だろ・・」
「簡単に取って見せるわよ」
そんなとんでもない人物の胸を今触ったのかよ!!
前世で知り合って紐になりたかったな
「ごめん、授業が始まるから切るね、調味料は任せておいてね」
「あ~たのんだ、またな」
「は~いまたね~」
大きな衝撃事実もあったが、目的のトレーネと調味料は何とかなった。
村に着くころには届くだろう。
トレーネは一足早く届いていた。
これだけ多いんだ数えても仕方ないだろう。
新しく建てる家の装飾品にも使えるだろう、タンスや机などいろいろなものに。
トーネが居たがそれほど遅れも無く村近くまで来ていた。
鎧を着た兵が何人か見受けられる、討伐隊か?
今日が討伐隊が出撃する日か!!ストーコウでの用が早く済んで帰ってきたからな
二泊三日で帰ってきたな!!初日で売却済で二日目にカシナ達を買い。
で今日だ、ミライ達もびっくりするだろうな
「おい!お前たちどこにいくのだ?」
「すぐ先の村に帰る所です」
「今はやめておけ!」
「なぜですか?」
「猪野だと思っていた魔獣は虎野だったんだ」
「虎野とはどんな魔獣なんですか?」
「人を襲い捕食する獰猛な魔獣だ」
「なぜそんな魔獣が?」
「猪野を追いかけていた可能性がある猪野が見当たらなくなった
狩りを終えたのかもしれない、近くに人がいる気配やニオイでも感じたのか居座っている」
「倒せないのですか?」
ミライとミアートが心配だ!!早く戻らなければ!!
「ヒュラスみんなを頼めるか?俺はミライ達が心配だ急いで戻ってみる」
「ご主人様についていきます、魔獣討伐には一度ついていったことがあります。
私カシナは足手まといには決してなりません、連れて行ってください」
「みんなスイアーフから離れない方がいいと思いますよ」
「ヒュラスなんでだ?」
「皆さんは知らないと思いますけど、スイアーフはこの国で一番強い攻撃念阻を使うからです
魔獣どころか闇人間にも勝てると思いますよ」
「そうなのか?ここにいるより俺といた方が安全ならついて来い」
討伐兵でも倒せそうもない魔獣を俺なら倒せるのか??
ヒュラスがこんな嘘をついてもしょうがないんだ信じてみるぞ!
討伐隊の忠告も無視して街に戻る、いざというときの装備くらいはしておいた方がいいだろう。
「カシナ、魔獣討伐の経験からどんな武器や防具が有効だ?」
「武器はもちろん魔獣を斬れるものではないとダメです」
「それがわからない、具体的に頼む」
「最低でも鋼鉄製の武器になります」
「その上位は何だ?」
「念鉱素材です、硬貨にもなっているのでわかるかと思います」
よし!分かったその素材を使った武器と防具を出す、みんな急いで装備してくれ」
強く思い浮かべて今できる最高なものを出した。トレーネは幸いにも補充出来たばかりだ。
全身漆黒の奇妙な集団になったが、気にしている場合ではない
「カシナ、どんな感じだ行けそうか?」
「びっくりしています・・これなら私にでも倒せると思います」
「そうか、では急いで戻るぞ、トーネはみんなで守れよ!」
「「「「「はい」」」」」
急いで走り抜けた。そのかいもあってそんなに時間もかからず
家の前まで来た。
「ミライ、ミアートいるか!!」
「スイアーフ??」
「ああ~無事か?」
「ええ~ミアートも奥にいるわよ」
「よかった・・・」
ミライもミアートもいざというときのために置いていったカタナと鎧を着ていた。
どんな状態なのか詳しく聞きたい。うちは狭いが何とか全員家の中に入った。
「どうなっているんだ?ミライ?」
「今朝討伐隊が出発したんだけどね、猪野の姿はどこにも確認されなくて
代わりに虎野と出くわしたらしいのよ、討伐隊も応戦したらしいのだけど
4人犠牲になって一人が重傷を負い戻ってきたらしいのよ、そのあとすぐに町はずれの
一家が襲われたのよ・・・・討伐隊の話では全員やられたみたいなの・・・
それで村人全員外には出るなと言われたのよ・・・
「そうか、早く帰ってきてよかった」
俺は安心した・・・村はずれの一家は残念だがどんな人かもよくわかっていない。
コマツさんやブンキョウさんなら悲しい思いはしただろうな。
これからどうするか?
魔獣なので夜に行動するのが多いはずだ!まだ猶予はあると思う。
だが一家が襲われたのは昼間か・・・
「ヒュラスはどうする?ブンキョウさんも心配だろう?俺の弟もいる事だし」
「そうね、心配だね・・・」
「うちがもっと広ければここに呼んでもいいのだけど、今でも限界だ」
「様子だけでもみてくるわ」
「カシナとミホもついていってくれ、頼んだぞ!」
「はい、お任せください」
「異変があった場合は大声で怒鳴れ聞こえるはずだ」
「わかりました。カシナ、ミホ行きましょう」
「「はい」」
ヒュラス達が出て行って少したっても何もない
無事だったようだな、少し安堵した。
討伐されるまでこんな緊張感が続くのか・・・気が重いな・・・
「スイアーフこちらの皆さんはどういった人なの?」
「そうだな紹介もまだしていなかったな、今回燻製を売った金で買った奴隷たちだ」
「ま!こんなに買ったの!!」
「キョウチ、この人がミライの専属奴隷になる予定だ」
「ご主人様このお方は?」
「ミライは俺の母さんだ」
「お母様ですか、キョウチといいます、いかようにもお申し付けください」
「ま~!!」
ミライは奴隷なんか夢のまた夢の生活をしていたんだと惑うだろうな
どちらかと言えばミライが奴隷もどきをしていたわけだが・・・
「ミアート、こっちにユーキもつれて来てくれないか?」
「わかりました、今行きます」
ミアートにはアミの方がいいだろうな。
「アミいいか、ミアートだ俺の妹兼妻だ、ユーキが俺たちの娘、
アミにはミアート専属になってもらいたい」
「ご主人様の大事なお方です。頑張ります」
「カスミはトーネとユーキを頼む」
「はい、お任せください」
本当ならアミもカスミもこんな事させるのは気が引けるな・・・
「トーネは俺の妹として連れてきた、急な事だがミライは母親でミアートは姉だ
俺の我がままだけど受け入れてほしい」
「私はいいわよ?トーネちゃん可愛いし」
「私の妹ですか!!全然問題ないですよ」
「そうかありがとう」
二人とも受け入れてくれたので良かった。
「それでヒュラスについていった一人がミホといいヒュラス専属で
もう一人がカシナと言い奴隷長兼俺専属となる、戻ってきたら紹介しよう」
「なんか一気に家族が増えた気がするわ」
「ま~奴隷と言っても家族なようなものだ、気楽にいけばいいさ」
少ししてカシナだけが戻ってきた。




