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23.街にGO~兄弟がいた~

最近緑の狸ばかり食べています

 次の日もまだ暗いうちに目が覚めてた、隣にはミライが寝ているが、夜は大変だったため 

何もしません!夜,飽きたと思っても時間がたつと性欲も戻ってくる、正常なことだ!

ミライとミアート、ユーキには七日ぐらい会えないな・・・仕方ないか・・・


 ミライを起こさないようにして、裏庭に出てフリャー用のおがくずを作り出す。

コーラはそのまま運ぶしかないだろう。燻製の心配はない

そのあとは水槽の中の状態を見たがどちらも弱っている様子はなかった。


 あたりが明るくなるころに、荷台を引きながらヒュラスがやってきた。



「おはよう」

「ああ~おはよう」

「ミライは?」

「まだ寝てるはずだ」

「山鳥を丸々一羽持ってきたから、これで朝ごはん作ってもらおうと思ってね」



 山鳥はキジのように結構カラフルな鳥だ。

昨日の燻製一匹とこの鳥五羽を交換したらしい

鳥も五羽なんかすぐに用意ができないらしく、分割で貰うことになっているようだ。

肉も貴重なのに五羽と交換できるとは!魚の価値は本当にすごいな



「そろそろ起きるんじゃないか?」

「ミライと朝ご飯準備してくるわね」

「頼む」



 ヒュラスは家の中に入っていった。


 出発の準備を再開する。

コーラが入っている生け簀もどきはそのまま固定する。

フリャ用は、トレーネで大きめの木桶をだし荷台に固定。

その中にさっき作っておいたおがくずを入れておく、これで一旦終わりにして

朝飯にしようと思い、家に入っていく。


 ミライとヒュラスで朝飯の準備をしていた。

調味料の類いがほぼ無いので匂いもそんなにない。

芋も火の中に入れるだけだ・・

そろそろ出来そうだしミアートを呼びに行くか。

ドアがないため中は丸見え、ユーキに授乳をしていた。



「朝飯がもうできそうだけどどうする?」

「ユーキももう終わりそうだから、すぐ行きますけど先に食べていてください」

「わかった。それより目に見えてミアートのおっぱい大きくなっていないか?」

「私も思っていました。兄さんに触ってもらってから急にです」



 前世で異性に揉んでもらうと成長すると聞いたことがあったが、

都市伝説だと思っていたが、本当に大きくなるみたいだな!

ユーキの授乳も終わった事だし・・・・



「ミアートちょっとおっぱい揉んでみてもいいか?」

「・・昨日・・・・でもお願いします・・・」



 夜は大きさ確認どころじゃないほど大変だったからな!

今は少し触ってみるだけだし問題ないだろう。

見た目ももう女性の体形になってきているし、胸も一日二日で大きくなっているな!

もう少しで掌から溢れるくらいか?ミライ達にもう少しで追いつきそうだ。

張りのあるいい胸になったな!!



「ミライ達と比べても、もう遜色ないほどだな」

「そうですか?まだ少し足りない気がします」

「13歳でその体形なら十分過ぎだ」

「兄さん ありがとう」



 照れているミアートは十分にかわいい。

テーブルに戻るとすでに用意されていた。

鳥はただ切り分けて焼いただけだ

今燻製は乗ってないようだ さすがに毎食ではきつい。



「ミアートはすぐ来るけど先に食べてくれって」

「ヒュラスが持って来てくれた鳥もすごい久ぶよだね」

「それで燻製はないのか?」

「魚も貴重だけど、うちは鳥も貴重だからね」

「ミライも村の人と交換すれば簡単に手に入るじゃない」

「作りながらヒュラスに聞いたから、今度交換してみるね」

「やってみるといいと思う。冷めないうちに食べないか?」



 ミアートもそんなに間を置かないで、テーブルに着き四人は食事を取る。

鳥の感想はただの鶏肉それだけだ、素材そのものの味しかしない

芋もそんな感じだから調味料が欲しいな・・・



「食べ終わったようだし、出発するか」

「そうね、そろそろ出ないと街につくのが遅くなるわね」



 裏庭に出て最後の準備だ、フリャーを濡れたおがくずの中に入れる

ミライもミアートも手伝ってくれたのですぐに終わった。


 ミライとミアートの服をトレーネに一度戻す。

これは俺がいない時 街の人に見られてはまずい事になるかもしれないから

普通村人が着ていそうなワンピースタイプを出して渡すことにする。

元に戻すのだから当然!!全裸になりますね。

ミライはそんなに変わっていないが、ミアートはやっぱり大きくなっているのがよくわかる。

二人が並んでいてもそんなに変わらない大きさになっているから・・・


 村の出口までミライはついてきた、見送りのためだろう

ミアートはユーキがいるためついてこられなかったのは仕方ないことだ。



「ミライ行ってくるからな」

「はい、気をつけてね ヒュラスもね」



 荷台を引き街え向かう、ミライは見えなくなるまでこっちを見ていたみたいだった。

街までの道は全くわからないのでヒュラス頼みになる。

道のようにはなっているが、舗装されていないので凸凹が目立つ

これは結構時間がかかるかもしれない。



「このペースだといつ頃に着く予定になる?」

「そうだね~いつもよりは早く着きそう、明るいうちには着くはずよ」

「いつもより早いペースなのか?」

「うん、街に行くときはいつも手荷物が多くなるからペースは今より遅いかな」

「そうか、俺はもう少しペース上げられるけど、ヒュラスはどうだ?」

「私も問題ないけど?早めに移動して太陽が真上のころに着くようにしようか」



 今のペースは少し遅いと感じているし、早めについても問題などあるはずがないな。

フリャーも早ければ弱らないはずだ。



「少しペースを上げよう。お互いにきつくなったら必ず知らせる事、いいな?」

「了解」

「街に行く道で危険はないのか?」

「年に何回かは魔獣が出ることがあるみたいでけど、出るのは村の近くに出た猪野アゲルスース

ぐらいだから危険はないはずよ」

「結構安全なんだ、では急ぐぞ」



 平地で凸凹がない所は走って進めた。

一度休憩も取り順調に進んでいき、たまに人とすれ違ったり、追い越したりなど

俺たちが住んでいる名前も無いような村もほかにもあるのだろう?

途中来た道のようなものが 合流していたのが何か所かあった。


 さらに街が近くなるほどに行商人や個人などが多くみられるようになってきた。

もう町は近いようだ。見かける人はほとんど女性だ、男性は数える程度しか見かけていない。

ま~さほど問題ではないから別にいいか。


 このまま何事もなく街の入り口が見えてきた。

早かった!太陽が本当に真上だ!

疲れもほとんどない!ヒュラスはどうだろうか?



「走ったりもしたしヒュラス疲れたか?」

「いえ全然疲れていませんよ、ここ2日は栄養も取れてたからね」



 ニコニコしながら話しているな、何かうれしい事でもあったのか?



「何かうれしそうだな?」

「街に来られたこともそうだし、こんなに早い時間で来られたのもすごいよ」

「それがうれしいのか?」

「それもあるけど、街に早く着いたらスイアーフが何かご褒美くれるって言ったじゃない」

「ああ~言ったな・・ヒュラスは何が欲しい?」

「ミライに聞いたんだけど・・・宿は一緒の部屋で一緒に寝ようね!」



 ・・ミライ・・・・・うれしい情報提供です!!



「それいいのか??ブンキョウさんに知られたらどうなる?」

「どうもならないよ?たとえ子供ができても私が育てるし問題ないよ?」

「おい!!極端だろ!!」

「私この前から思っていたんだけど、スイアーフの考えって何か変よね?」

「何がだ?」

「子供の事よ、ブンキョウがブンキョウがっていつも気にしているじゃない?」



 え~と・・・俺の考えはおかしいのか??

前世ではすでに慰謝料を取られそうなことはしているが・・・



「当たり前だろブンキョウさんの奥さんなんだぞ!ヒュラスは!」

「当然じゃない。でも子供が増えることはいい事だよ」

「でもブンキョウさんの子供ではないだろ」

「当たり前でしょ?スイアーフとの子供になるんだから」

「それでいいのか???」



 子供を作る事前提に話が進んでいるけどいいのか・・・



「いいのよ。それに代表の所の三女はブンキョウの子よ」

「え!!!マジですか!!」

「スイアーフもわかっているんじゃないの?村ではそう言うの多いじゃない

ヒュラトもブンキョウの子ではない、3年前に闇人間に連れ去られたスイアーフの父ガウラの子よ」

「え!ええええ!え~~マジですか!!俺達の弟なのかよ!!」

「そうよ。ミライから聞いていなかったの?」

「初耳だ・・・・・」



 何この状態は前世では考えられないことだ。

ミライからすればヒュラスは旦那の浮気相手になる。

ブンキョウの浮気相手がコマツさんになる・・・カオスだ・・・

だが二人はその事でいがみ合っている様子はない、奉仕の事は別な話だ。



「スイアーフも子供だったから、ミライも話すタイミングがなかったのかもね?」

「今迄の俺は何でも無関心だったからな」

「そうね~ここ2日で一番魅力的な男にはなったよね」

「そうですか・・・ありがとう・・・」

「だから一緒の部屋でお願いね」

「わかった・・・でもミライより先に子供は作ったりしないぞ」

「やった~!!子供作る事が出来るようになった~~」



 しまった!!乗せられたぞ・・・・

悪い気分ではないからいいか・・・いいのか!!


 街の入り口に着く前に、ヒュラスの服も普通のワンピースタイプにしておいた。

体操服とブルマでは人目を引いてしまうから。


 荷台を引きながら街に入るために並んでいた。

兵士らしき人が行ったり来たり荷物などの検査や、街に入る目的などを聞いているらしいな


 待ってる時間ヒュラスに色々なことを聞いた。

街に入るために一人1000プノ収めるが、街の中で問題などを起こさなければ

出るときに半分戻ってくるらしいがこれは期待しない方がいいと

色々な難癖をつけて戻すことを渋るのだ、あまり食って掛かると牢行になることがある。


 前世風に言うと入国審査かな?だが受けたことがないのでわかりません・・・

ストックが切れて更新が遅れると思います‥‥orz




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ロラリム@rorarimu

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