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2.不明な全裸女性

よろしくお願いいたします。

 突然淡い薄明かりなような物が目の前に現れた。

時間が過ぎ行くごとに、淡い薄明かりは消えていき姿形がはっきりとしていった。

女性だとすぐにわる、初めに見る場所は男なので大体みんな同じはずだ

顔か胸だろう?目を見るとか足と言うやつは偽善者だ。


 しかし顔を見ると異常だ、いや胸の方も異常なのだが

顔は厚みのある白い風船を膨らませて目鼻口を描いたような物



「ちょっとちょっとそこの大ぶっちゃん!この人なにも着ていませんよ!

まさに全裸ですよ!」



全体的に凹凸がはっきりした女性らしい体系、胸も小さくもなく大きくもない うん!Cカップだな

それだけに顔が残念過ぎる!見た感じは20歳前後のようだ。



「あなたはなぜうれしそうなのよ?この人は送り出された時そのままなのよ」



 なるほど納得納得、顔はどうなのだろうか?風船を被らされていただけなのだろうか?

今まで自分の服装を見る余裕もなかった、確認してみたら白装束を着ていた。

白装束の下は何も着てないので、動くたびにマツタケ様が顔を見せていたらしい。



「ギャー!なんですかそれは!!」



 全裸女性から悲鳴にも似た声で話しかけられた。

しかもガン見ですよ!親兄弟のを見たことないのだろうか?

もしかして見たものはウナギ様だったとか?これはショックが大きい

露出の趣味も無いし比べられるのも嫌だ、恥ずかしいので帯を締めなおし

顔を出さないように注意しよう。



「え?マツタケ様です・・・しめじとか言わないでね・・」


(大ぶっちゃんは豪快に笑っている)

  

 初めての会話がこれとは、自己紹介も何もしていないうちにこれですよ・・・・

でも自己紹介なんかできないんですけどね、俺が何者なのかも不明

それ以外は多分覚えているはず。



「マツタケ?しめじ?なんですかそれは?」

「それはこの人がいた所の食べ物なのよ、それを知らないならアールネイヤの人なのよ」

「アールネイヤです。マツタケ様はアールネイヤではないのですか?」

「俺のことか?俺は地球人だアールネイヤなんて初めて聞くぞ?あとやめてマツタケ様とか・・」



 大ぶっちゃんが豪快に笑い終わると同時に真剣な声色で話してきた。

大ぶっちゃんの顔は大仏なので顔色は判断できない。



「疑問も多いだろうけど少し落ち着いた場所に移動するのよ。そこで詳しく聞きたいのよ

来るはずもない人が二人もここに来た時点で問題なのよ 着いてくるのよ」



 全裸女性は死んだ事、この場所の事、全裸でいる事、本人に何が起きてるか?

他色々とどう思っているのか?不安などないのだろうか?結構心配だ。


 寒くも熱くもないので温度を感じない、だが全裸女性に白装束を貸してやるのは嫌だ

貸してマツタケ様をガン見されると恥ずかしい。

俺に不安はまだあるものの大分落ち着いている。

顔を除けばスタイル抜群!さっきのお返しとばかりにガン見しているからだ。触りたい衝動も出てきている。

全裸女性は見られていることには全然気にしていない様子だ。


 落ち着いて見える!俺とは違うアールネイヤという場所から来たからだろうか?

俺がヘタレなだけなのだろうか?ヘタレだとは思いたくない環境の差だと思うことにした。



「後ろから着いていけばいいんだな?」

「はい。行きます」



 大ぶっちゃんは歩いていない!10センチぐらい浮いて移動している

その後ろを二人で歩いて着いていった。

誤字脱字 表現の使い方など多々あると思います




更新は早めにしたいと思いますが不定期です・・・

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