表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/61

16.ご褒美はモミモミ

よろしくお願いします

 大木の前に来て気合十分!作ってみる。

一度に全部伐っておくことにする、長さ70センチぐらいにして計6個

上の方は細くなってくるからこのくらいしか使えそうもない、六個のうち上部二個を使い

上部側を船を作るように削る。下位の方は臼のように上から削る。

簡単だ!かまいたち様様です。最後の仕上げにかまいたちでカンナのイメージ、

うまくできたよ


 出来上がったものを家の中に運んで来た

ミライ達も作業が終わったようで、こちらに来て驚いていた。



「これはどうしたの!!」

「俺が今作ったんだけど?それよりフリャーが死んでしまう後にしてくれ」



 水道水じゃまずいな、金魚を飼うときに一日置いてカルキ抜きをしていたのを覚えている

簡単だった、取ってきた川のでいいな。イメージ!!

・・・やってしまった・・・・家の中が水浸しだよ・・・幸いにもこの場所だけで済んだ・・

家の構造?も手伝って水はけはすごくいい・・隙間だらけでね・・・


 

「失敗しました・・」

「母さんもびっくりしたけど、水で汚れを落とす掃除ができたね」

「ミライ慰めありがとう」

「本心なんだけどね?」

「・・・・」

「水の中に入れるの手伝ってくれ、長い方にコーラ、船の方にフリャーを入れて」

「「ハイ」」



 フリャーの方は少し弱っていたけど大丈夫だろう

コーラの方は何ともないな、生け簀実験もできる

気になる様子の二人を裏庭に連れ出した

先ほどミアートの様子を見た、まだユーキと寝ているのだろう。


 話しかけられるよりも早く、実際に見せた。

中を全部切り抜く作業単純だ、同時に四個一緒にくり抜いた。



「スイアーフって何でもできちゃうんだね」

「母さんびっくりだよ、なぜ今まで使わなかったの?」

「今までは念阻に興味がなくて、今日試してみたらたまたまできた」

「そんなことあるのかな?」



 苦しい言い訳な気もしたが思い浮かばなかった・・



「もうすぐ日も落ちそうだし一旦帰って、食事の用意してきていいかな?

あとスイアーフたちの分も作ってくるからね、期待はしないようにね」

「そんな時間になるのか?今日取った魚を持っていくといい。

沢山あるからと言って明日の分も持っていくと腐るぞ!」

「うん、一人2匹でスイアーフたちの分もあわせて、14匹持っていくね」

「フリャーとコーラは今日早めておいてくれ、まだ生きているから一気に食べなくてもいいだろ?」

「わかったわ、魚だけ持っていくよ」

「大事なことがあった!ブンキョウさん達にも、今日の事はまだ内緒にしておいてくれ」

「了解です」



 夕飯の心配はこれでなくなったな、今度は石で釜土を作るか

四個間隔をあけて作る。

ミライには大変だがまだ手伝ってもらわないとな。



「ミライ、夕飯の心配がなくなったな?」

「そうね、いつもなら奉仕を目的の善意を疑うけど、今回は無いはずだよね?」

「連続で悪いんだけどまたいいか?今度はここに四個釜土を作りたい」

「いいわよ、母さん楽しいからね」

「簡単なものでいいんだ、ただ崩れないようにしてくれれば」

「わかったわ、始めましょう」



 周りにある大きめの石で簡単な釜土を作った。

暗くなるころぐらいに完成した。

あとは鉄板だがそんなものはなさそうだな、また平の石を使うか

でもそんな都合よく平らな石なんか見つかるはずもない、河原でもないのだから。


 念阻かまいたちだ!硬そうな石を見つけて、かまいたち!かまいたち!

うまく切れた!これを四つと一回り以上小さいものも四つだ。

ミライに壊れにくくする泡泡も忘れずにかけてもらう 忘れずに切り抜いた大木もお願いした。

泡泡をかけ終わると、気分が悪そうだった。



「体調が悪いように見えるけど?大丈夫か?」

「念阻をこんなに使ったことがなかったから、気分が少し悪くなって・・」

「そうか、一人でもここは大丈夫だ、ヒュラスが来るまで家で休んでいて」

「ごめんね、すこし休んで来るね・・」



 ミライが家に入っていくのを見て、再開だ。

釜土の上に大きい方の石を置き、四か所に四方にそれほど置きくない石を置く、

その上に小さい方の平らな石を置いて完成だ。


 大木を切り抜いた時にでた物、木の破片を集めた、

これを手の爪ぐらいまで細かく砕いた。

二枚目の石の上に置けば準備は終わったも同然だ。


 家に戻って縛ってある魚を持ってくるか。

中に入るとミアートもいた、運ぶのとセットだけでも手伝ってもらおう。



「ミアート手伝ってもらえるか?ミライが気分悪くなってしまった」

「母さんがここにいるならユーキの心配もないからいいよ」

「じゃ~縛ってある魚を持ってきてもらいたい」



 二人だから一回で全部運べた。

木のチップを適当に置き、上から木をかぶせ一枚目の平らな石の上に乗せた。

四か所とも同じくセットした。

・・残りは・・縛った魚を吊るすだけだな・・・

木の折れそうもない棒、端と端に結び吊って固定した。

ミアートも同じく作業をしてくれた。


 あ!!ここまで来て気が付いた!!蓋が必要だ!

残りの大木を輪切りにして蓋を作る。

何とかなりそう??ま!いいや!はじめてだからな



「・・・兄さん!!今の何??」

「ん?今の?」

「木を『スパッ』て」

「ああ!ミアートはまだ見てなかった?俺も念阻に目覚めたんだ」

「念阻は誰でも使える!!でも威力が全然違う!!なに?」

「使ってみたらこうだったから、俺もよくわからないから見たまま納得してくれ」

「・・・・・」

「最後の仕上げだ、釜土に火をつけてくれ」



 ミアートは無言のまま火をつけていた。

俺って規格外なのか?いちいちびっくりされるのも面倒だ。

みんな揃ったときに、俺はそういうものだから

いちいち驚くなと言おう。


 一時間ぐらいこのままにしておけば完成なはず?

家の中に戻り、ヒュラスが夕飯を持ってくるのを待つ

フリャーも元気になっているし、コーラは登ろうとしてるが『カンナ』パワーデすぐ落ちている。


 ある程度時間がたったので様子を見に行った。

・・・失敗か!!・・・チップにする木の破片を乾燥させてから使うんだった・・・

煙が不燃時に出る煙のように濃い白だった・・・本来ならそこまで濃くはないはずだ・・

そのうち乾いて正常に戻ることを期待するしかないな・・・適当な考えだ・・


 ガッカリしながら家の中に戻る、ヒュラスがすでに来ていてテーブルに夕飯が並べてあった。

なぜか4人分用意してあり、芋のほかに何かの肉も並べられていた。



「芋と魚だけじゃないのか?あとなぜ四人分?」

「私もここで食べようと思って、食べてきてないんだ。

ブンキョウが服の事や。持って帰った魚の代わりにはならないだろうけどって

あった肉を全部持って行けと」

「悪いな、余計な気を遣わせたみたいで」

「ミライに奉仕してくるんだぞっても言われたよ・・・」

「ヒュラスお気遣いなく、スイアーフが夜にって言ってもらってるからね」

「ああ~言ったな、約束だからな。それよりヒュラスが作ってきてくれたんだ、

冷めないうちに食べよう」



 魚にみんな夢中。カニを食べるときは無言になるが、

こっちでは、魚を食べるときに無言になるのか??

みんな食べ終わるのを待ち、さっき考えてた事を話した。



「みんな聞いてくれ、俺は昨日までの俺ではない!!

でもやった事がすごいとか何それって思っても、俺にもよくわからないんだ。

その時は今まで何もしていないが、もともとできたものと思ってほしい」

「なんかよくわからないけど、兄さんが今まで隠していた事ってこと?」

「そう、そんな感じでたのむ。あと他の人には内緒で頼む」

「母さんはいいわ」

「私もいいですよ」

「兄さんがそう言うなら」

「みんなにお礼をするから」



 よし!これでいちいち説明やら言い訳はしなくてもよくなりそうだ。

お礼はもちろん!アレだ。

また様子を見に行くころあいだろう?



「ミライとヒュラスはまだ見てなかったな?二人で様子を見てきてくれないか?」

「行きましょうヒュラス」



 二人が出て行ってから声をかけた。



「ミアート、先にお礼をするぞ!朝みたいに膝の上に載って」

「はい!!」



 ビキニもどきを取り、おっぱいを『モミモミ』

これは俺がしたかったって事でもある!



「二人が戻ってくるまでだからな」

「うん」



 ミアートはうっとり気持ちよさそうにしている。

時間にして5分ぐらいだろう?二人は戻ってきておねだりだ・・・



「ミアートはすぐビキニをつけるように!」

「・・あい・・」

「次はミライか?」

「まって!!ミライは夜もなんでしょ?なら私の方が先でもいいでしょ?ミライいいでしょ?」

「ヒュラス先でいいわ」

「ミアートは座っていたように膝に座ってくれ」

「はい!はい!」



 時間にして同じく5分ぐらい『モミモミ』

おっぱいの大きさが違う、そろそろいいか

手を止め立たせた。



「最後にミライだなこっちに来て同じように座ってくれ」

「は~い」



 改めて『モミモミ』すると一番ミライのおっぱいが好きだと思った。

今回は短めにしておこう。ミライは不満だろうが『モミモミ』を15分とか結構きつい!!



「ミライ、夜もあるからこの辺で終わりだ」

「母さんの時間短過ぎよ!」

「寝るときにまたするんだから今はこのくらいでな」

「夜も絶対だよ」



 ミライに念を押されたが、終わらせることができた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ