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建国物語〜アースバル〜



 アースバル王国は、もともと大きな大きな国の一部でした。



 大きな大きな国の王様は、心優しい方で、民はいつも笑顔でした。



 ですが、王子様だけは違いました。



 悪い心を持った王子様は、優しい王様のことが大嫌いだったのです。



 あるとき、王子様は王様に毒を飲ませ、殺してしまいました。



 王様になった王子様は、傲慢で、贅沢ばかりをし、民たちは高い税に苦しめられました。



 そんなとき、偉大なる魔力を持った黒髪の乙女が空から舞い降りその魔力をもって元王子様を倒しました。



 そして、大きな国を三つの国に分け、自ら王を選び、夫であるパスカル・リィ・アースバルとともに平和な国を治めていきました。



 面白くなかったのはパスカルの弟、レイドです。



 レイドは黒髪の乙女のことを愛していたので、手に入れた兄が妬ましかったのです。



 レイドの治めるエリボワ王国は、アースバル王国と黒髪の乙女を我が物にしようと戦争を仕掛けてきました。



 その度に、パスカルと黒髪の乙女は力を合わせ、国を救い、レイドは自国の民に嘘を吐き、アースバルとエリボワはいがみ合うようになりました。



 その後、黒髪の乙女は1000年後に自分の故郷から魔力を持つ乙女を召喚する魔法陣を残し、亡くなってしまったのでした。




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