✒ 御忍びデート?
──*──*──*── 南口乗車場
《 南口料金所 》で片道分の料金を支払って乗車券を買う。
《 南口乗車場 》の入り口で乗車券を見せたら、《 南口乗車停 》まで歩いて、列に並ぶ。
乗り合い馬車を運転する馭者に乗車券を手渡して、半分に切ってもらう。
半券を受け取って乗り合い馬車へ乗車する。
この半券を《 南エリア 》に在る《 料金所 》で渡さないと、片道分の料金を再度支払わないといけなくなるから、無くさないように気を付けないといけない。
直ぐに定員数に達して乗り合い馬車が出発した。
《 南エリア 》へは早歩きの馬車に揺られて15分くらいみたい。
──*──*──*── 南エリア・馬車ターミナル
乗り合い馬車は《 南エリア 》の門前に設置されているバスターミナルみたいな作りをしている《 馬車ターミナル 》の中に入って行く。
本当の名前が有るんだろうけど、分からないからアタシは勝手に “ 馬車ターミナル ” って呼んでる。
《 南口降車停 》の前に乗り合い馬車が停車する。
乗客が順番に乗り合い馬車を降りて行く。
先ずは高齢者,年配者,未成年の子供,成人女性,最後に成人男性ってな感じで馬車を降りる順番が決まっている。
この順番を守らないで馬車から降りると、見張りをしている警備兵に連行されて罰金を支払う事になるらしい。
罰金を支払いたくないから、アタシはきちんと順番を守って乗り合い馬車から降車した。
運転してくれた馭者さんに「 有り難う御座いました 」って御礼を言って感謝の気持ちを伝えると喜んでもらえる。
馭者さんの中には涙ぐんで泣き出す人も居たりするから、日頃から乗客に御礼を言われる事は無いみたい。
今日の馭者さんは吃驚した顔をしたけど、笑顔で会釈をしてれた。
《 南口降車停 》から歩いて、《 南口降車場 》へ向かう。
《 南口降車場 》て半券を見せて、《 南口料金所 》で半券を渡したら、《 南エリア 》の門へ向かって歩く。
大きな正門前で門番からの検問を受ける。
門番から英語と番号が書かれた木券を受け取る。
これも無くしたら警備兵に連行されて罰金を支払う事になるから、注意しないといけない。
《 南エリア 》から出る時に門番へ渡さないと《 南エリア 》から出られなくなって、再発行してもらう為の手続き料に金貨1枚を支払う事になる。
手続き料を支払った後、再発行代として金貨1枚を支払う事になるから、とっても大事な木券なんだよね。
紐が付いてるから、無くさないように首に掛けて身に付けるのが一般的。
アタシも木券を無くさないように首に掛けたら、天井の高い正門の下を通って≪ 南エリア ≫に入った。
──*──*──*── 南エリア
≪ 南エリア ≫は別名 “ 芸術エリア ” とも呼ばれているらしい。
芸術に触れたいなら、≪ 南エリア ≫と言われているぐらい有名で様々な芸術作品を楽しめる場所らしい。
見るも良し、買うも良し、体験するも良しの3拍子が揃っているから、カップルで訪れる人や家族連れで訪れる人も多いみたい。
人気スポットも多いし、芸術家を目指している未来の芸術家のタマゴを支援する活動も盛んらしい。
芸術エリアってだけ有って、芸術家になれるのは30人居たら1人の割合らしいけど──。
芸術家を目指すタマゴ達には厳しい世界だよね。
アタシは芸術に興味が有る訳じゃない。
何せアニメと漫画とゲームが好きな極々普通の11歳の女の子だし。
でも折角≪ 南エリア ≫迄来たんだから、偶には芸術を見て楽しむのも良いよね!
部屋に飾れる “ 何か ” も欲しいし!
梳屶惠美
「( そろそろ、お腹が空いたな……。
《 飲食街 》は何処かな? )」
セフィ
〔 主人様、天気も良いので《 屋台広場 》はどうでしょう 〕
梳屶惠美
「( 屋台広場?
其処って何処に在るの?
遠くない? )」
セフィ
〔 《 飲食街 》より近いです。
我が案内します。
此方です、主人様 〕
梳屶惠美
「( 有り難う、セフィ )」
セフィの薦めで《 屋台広場 》へ行く事にした。
──*──*──*── 屋台広場
《 屋台広場 》には沢山の《 屋台 》が出
“ 芸術エリア ” って呼ばれるだけあって、何
1品
量が少ないのは、色んな《 屋台 》の料理を味
アタシは複
設置されているテーブルに買った料理を並べる。
梳屶惠美
「 一寸
セフィ
〔 食べ切れない分
梳屶惠美
「 うん!
何
セフィ
〔 それも良
魔法
梳屶惠美
「 部屋で《 屋台 》の料理が食べれるのって良
昼食
セフィ
アタシは料理を魔法
梳屶惠美
「 これで良
午後も芸術を満喫しよ~~! 」
《 屋台広場 》を出
男の声
アタシに声
あれぇ~~~~なんか、知ってる顔なんだけど──。
梳屶惠美
「 もしかして──騎士さん?? 」
???
「 もしかしなくても騎士団団員長のクレイスです。
今日
梳屶惠美
「 御免なさい!
沢山居
騎士団団員長:クレイス
「 ははは、構いませんよ、救世主さま。
確
梳屶惠美
「 気分転換も兼
芸術と言えば≪ 南
騎士団団員長:クレイス
「 1人で≪ 南
梳屶惠美
「 そうですよ。
下位ランクの無属性ですから、隔
ボッチのアタシに一緒に出掛ける友達が居
隔
騎士団団員長:クレイス
「 それも……そうですね。
然
驚きました 」
梳屶惠美
「 大人
なんてたって異世界なんだよ。
好奇心旺盛な女の子を甘く見ちゃ駄目★ 」
騎士団団員長:クレイス
「 はははっ(////)
救世主さまは、やんちゃっ子なのですね。
帰りはどうされるのですか? 」
梳屶惠美
「 乗り合い馬車に乗るよ。
行きもそうだったし 」
騎士団団員長:クレイス
「 でしたら《 王
今
梳屶惠美
「 え……其
騎士団団員長:クレイス
「 救世主さまは運が良
デートの為に予約をしていた《 高級レストラン 》で夕食
梳屶惠美
「 デートの為に予約してるなら、デートの相手と行くものじゃないの? 」
騎士団団員長:クレイス
「 相手の女性から別れを告げられたのです。
《 高級レストラン 》で1人夕食
梳屶惠美
「 未成年の少女と《 高級レストラン 》で夕食
騎士団団員長:クレイス
「 傷
梳屶惠美
「 “ 断られない ” と思う自信は何
──良
≪ 南
下位ランクの救世主にも親切で優しい騎士団団員長さんのお誘いですからね、今回は有
騎士団団員長:クレイス
「 有
では夕食
梳屶惠美
「 え?
そんな…………良
騎士団団員長:クレイス
「 勿論です。
デートする予定の相手が居
≪ 南
私の庭みたいなモノですから、何
梳屶惠美
「 有
≪ 南
騎士団団員長のクレイスさんは嬉しそうに笑顔で笑い返してくれる。
アタシを追って来
信用しても良
騎士団団員長:クレイス
「 救世主さま、何
梳屶惠美
「 えぇと──、今だけは “ テイナ ” って呼んでください。
“ 救世主さま ” は目
騎士団団員長:クレイス
「 あぁ……これは気が利きませんでしたね。
分かりました、テイナさま 」
梳屶惠美:テイナ
「 呼び捨てで良
アタシも “ クレイスさん ” って呼ぶから。
良
騎士団団員長:クレイス
「 勿論です、テイナ 」
梳屶惠美:テイナ
「 えと……殺風景な部屋を飾る為の置物や壁掛けが欲しいんですけど──。
良
騎士団団員長:クレイス
「 《 骨董品
確
案内しましょう 」
梳屶惠美:テイナ
「 有
そんな訳で、騎士団団員長のクレイスさんに≪ 南
これって “ デート ” って言えるかも知れない?
女性に人




